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2004/10/03

『マリー・アントワネットと悲運の王子』

川島 ルミ子著

講談社 648円(税別) ISBN4-06-256878-0 04.9刊

+内容+
まえがき フランス歴史上最大のミステリー
第1章 革命の予兆
第2章 不幸の始まり
第3章 タンプル塔の少年
第4章 少年の死と埋葬の謎
第5章 囁かれつづける生存説
第6章 真相究明の鍵
エピローグ ついに解けたルイ十七世の謎

フランス革命で処刑されたルイ16世と王妃マリー・アントワネット、
諸説入り乱れた王子の死をめぐる謎をパリ在住のノンフィクション作家が解き明かす。

+関連・リンク+
講談社
フランス革命大解剖

フランス革命に興味を持ったのは、
高校時代に遠藤周作の小説『王妃マリー・アントワネット』を読んでから。
その後シュテファン・ツワイクの評伝など色々読むうちに、
王妃よりもルイ16世の生き方のほうが面白そうだと思うようになりましたが…。
今年6月、2000年にDNA鑑定で本物だと確認された
ルイ17世の心臓が公開されたニュースはまだ記憶に新しいところ。
最近読んで面白かったフランス革命関連本といえば、
革命時に国王の首を刎ねた処刑人の生涯を描いた
集英社新書の『死刑執行人サンソン』(安達正勝著)。
読みたかったけれど、絶版になっていた辻邦生の『フーシェ革命暦』も
6月からの辻邦生全集(新潮社)の刊行で近々読むことが出来そうです。
ホントにフランス革命関係のネタは尽きない…
読みたい度95%

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コメント

*『マリー・アントワネットと悲運の王子』読了!
フランス革命関連の本は過去に結構読んでいることもあり、
国王一家がタンプル塔に幽閉されるまでの前半部分は
それほど目新しい内容ではなく、ずいぶん駆け足の印象。
ルイ17世の短い生涯と、その後半生の死にまつわる謎を紐解いた記述が目玉。
タンプル塔で亡くなったとされる王子が実は替え玉だったとか、
後に実際に何人もの偽王子が現れて世間を騒がせた話だとか、興味は尽きません。
死亡時に持ち去られた心臓がDNA鑑定により本物だと判断され、
今年6月にはきちんと埋葬されたというのはタイムリーな話題。
偽者話の羅列は、結果がわかってしまっているだけに盛りあがりに欠ける…。
DNA鑑定の話も期待していたら、ページ数が少なくて残念。
この手の内容の本、やっぱ売上のことを考えると
マリー・アントワネットのエピソードは外せないんだろうしね…。
自分としては王子の話だけで良かったんだが。
まあフランス革命史前後を手軽に楽しむには最適かも。
★★☆☆☆

投稿: 黎@管理人 | 2004/11/03 04:08

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