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2004/10/10

『サド侯爵・あるいは城と牢獄』

澁澤龍彦著

河出書房新社 780円(税別) ISBN4-309-40725-0 04.10刊

+内容+
Ⅰ 城と牢獄
  サドの論理
  サド侯爵とジャンヌ・テスタル事件
  サドとマゾッホ―種村季弘『ザッヘル・マゾッホの世界』を読む
  精子派としてのサド
  フランス版『サド侯爵夫人』について
  惑星の運行のように―ルノー/バロー劇団『サド侯爵夫人』を見て
  ラコスト訪問記
  ラウラの幻影
Ⅱ ポルノグラフィーをめぐる断章
  近親相姦、鏡のなかの千年王国
  エレアのゼノン、あるいはボルヘスの原理
  『イタリア紀行』について
  アリアドネの日記
  〈他〉
Ⅲ 金魚鉢のなかの金魚―埴谷雄高について
  稲垣足穂さんを悼む
  美しい笑顔―瀧口修造さんを悼む
  呉茂一さんの翻訳について
  堀口大学氏の翻訳
  〈他〉

『城と牢獄』の改題書。
第一章ではサド侯爵の思想と関連する事柄について、第二章ではボルヘスやコクトーを、第三章では稲垣足穂、瀧口修造など東西の芸術に関する論考を取り上げている。

+関連・リンク+
河出書房新社
Dracomania
サドマニア

過去に河出文庫から出ていて、絶版になっていた澁澤龍彦のエッセイが
最近文春文庫から改めて出版されています。
そんな中、待ってました!久々に河出文庫から出た~!
しかもサド関連を中心とした文学あれこれ。
三島由紀夫の戯曲『サド侯爵夫人』について触れたものから、
稲垣足穂、ジャン・コクトーまで、自分にとって興味津々のコンテンツです。
丁度今、マゾッホの『毛皮を着たヴィーナス』を読んでいるところだし…
これは絶対に買いです!
読みたい度100%

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コメント

*『サド侯爵・あるいは城と牢獄』読了!
久しぶりに読んだ澁澤龍彦。
独特の世界を堪能。
印象に残った内容は三島由紀夫の戯曲『サド侯爵夫人』公演について
別役実の評論を引用するなど、広がりが見えて面白い。
あと、サドとザッヘル・マゾッホを並列して取り上げた部分も!
★★★★☆

投稿: 黎@管理人 | 2004/11/13 02:56

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