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2005/01/16

『夢野久作 方法としての異界』

夢野久作(岩波セミナーブックス S4)
百川敬仁著
岩波書店 2,300円(税別) ISBN4-00-028054-6 04.12刊

+内容+
第1章 『ドグラ・マグラ』の世界
第2章 父・杉山茂丸―“もののあわれ”の伝統
第3章 『白髪小僧』を読む―空間的異界をめぐって
第4章 もののあわれ・異界・ナショナリズム

夢野久作の代表作にして日本幻想小説史上の傑作として名高い『ドグラ・マグラ』。時間的錯綜と奇怪な矛盾とをはらんだ入れ子構造ゆえに、難解きわまりないとされるその作品世界を、現実に対峙するための異界の構築という観点から精緻に読み解くことで、“幻想”や“土着性”といった従来の枠組みに還元されない、斬新な作家像を呈示する。

+関連・リンク+
岩波書店
ドグラ・マグラによっていかんね!

著者の百川敬仁氏は明治大学法学部教授。
それにしても夢野久作関係の本は、かなり珍しい気がします。
クセのアリマクリの作家なので、ダメな人は本当にダメでしょう。
代表作の『ドグラ・マグラ』は奇書といえるスゴイ作品です。
大学時代、本屋でバイトをしていた知り合いが
客からお薦めのミステリを聞かれて『ドグラ・マグラ』を薦めたところ、
後日買って読んだその客からムチャクチャ怒られたとか(笑)
確かにそりゃ怒られますよ。
自分も最初に読んだ時には犯人どころか殺人自体起こったのかどうか分からなくなり、
読後はひたすら不気味なイメージしか残ってなかったような…
他に夢野久作の作品はあまり読んでいないけれど、『瓶詰の地獄』は面白かった!
読んでみたいのは『犬神博士』、『少女地獄』といった作品かな。
それから、今は亡き桂枝雀主演の映画『ドグラ・マグラ』も観てみたい!
読みたい度40%

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