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2005/01/29

『野田秀樹論』

野田秀樹論
長谷部浩著
河出書房新社 2,200円(税別) ISBN4-309-26819-6 05.1刊

+内容+
1 NODA・MAP フィジカル・シアターの疾走
    速度の演劇、ふたたび
    永遠と刹那―キル
    妄想と蜃気楼―TABOO
    “私”を異物として見る‐唐十郎、野田秀樹の近作をめぐって―赤鬼〈他〉
2 『パンドラの鐘』以降
    白い雲―パンドラの鐘
    跳梁する家母長―贋作・罪と罰/パンドラの鐘
    終わりを告げる空砲―カノン
    悪いのはヒトラーじゃない―農業少女〈他〉

+関連・リンク+
河出書房新社
NODA・MAP

野田秀樹の舞台を初めて生で観たのはNODA MAPの『キル』でした。
とにかく、その表現や言葉に圧倒されました。
その後あれこれ観ているけれど、
実をいうと彼の舞台は体質に合ってないような…
楽しいんだけれど、あまりにも難解で掴みどころが無かったりして。
文学作品から演劇に入っていった人間からすれば、
演劇人・野田秀樹の、物語よりも言葉自体や身体性に重点を置く舞台は
観ている自分が拒否されているような印象を受けることも。
とはいえ、その鋭い言語感覚は本当に凄いと感じています。
野田ワールドに対しての、ちょっとしたニガテ感を克服するため、
謎の部分が多い作品を読み解くためには良い本かなと。
読みたい度65%

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コメント

トラバありがとうございます。
へぇ、こんな本があるんですね。
僕も一時期、野田さんの舞台に、
拒否反応を起こした経験があるのですが、
まさに記事に書かれている「言語感覚の凄さ」に、
僕もまったくおなじ感想を抱きました。
難解なのに観たくなる舞台。この魅力の謎を解く鍵ですね。

投稿: 龍の目 | 2005/01/30 02:55

こちらこそコメント&トラバ、サンキューです!
極端に言えば、嫌いなのに好き、みたいな複雑な感情(笑)
難解だ~難解だ~と唱えていたら
野田ファンの友人に
「野田芝居は難しいことを考えず。相反するものの一致。良きマンネリ。」
だと言われました。

投稿: 黎@管理人 | 2005/01/31 00:41

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