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2005/04/13

『ヴァニラとマニラ 稲垣足穂コレクション4』

稲垣足穂コレクション 4
稲垣 足穂著 / 萩原 幸子編
筑摩書房 950円(税別) ISBN4-480-42029-0 05.4刊

+内容+
ヴァニラとマニラ
緑の蔭―英国的断片
臀見鬼人―いさらいみのおにびと
山ン本五郎左衛門只今退散仕る
彼等「THEY」
レーディオの歌
フェヴァリット
星は北に拱く夜の記
新=犬つれづれ
かものはし論

自由の塔に幽閉されたサド侯爵の話に始まる「ヴァニラとマニラ」。究極のエロスあるいは極端な淫蕩のさまざまをめぐって考察され、星屑のようにオブジェがちりばめられる。さらに肛門感覚の魅力を探求する作品群に、異色怪異譚「山ン本五郎左衛門只今退散仕る」を併せて収録する。
稲垣足穂(いながき・たるほ)
1900‐77年。小説家。大阪の船場に生れる。幼い頃兵庫県の明石に転じ、神戸界隈で育つ。少年時代はヒコーキに熱中する。関西学院普通部卒業後、上京。佐藤春夫の知己を得て「チョコレット」「星を造る人」を発表。イナガキ・タルホの名前で出版した『一千一秒物語』により注目される。宇宙的郷愁と機械的ファンタジーにみちた独特の作風による作品を書きつづけた。1969年『少年愛の美学』で第一回日本文学大賞を受賞。

+関連・リンク+
筑摩書房
一千一秒物語

稲垣足穂を読み始めたのは澁澤龍彦の繋がりから。
飛行機の話が印象的で、過去、京都・大阪一人旅のお供に選び、
伊丹空港に向かう機内で読み始めたら、尻の話ばかりでゲンナリしたことも(笑)
凄く複雑怪奇な世界を構築している人だなという感じ。
また、『一千一秒物語』『チョコレット』などタイトルが上手いという気もします。
『ヴァニラとマニラ』も然り。
今は河出書房新社の文庫を集めているんですが、筑摩のこの本、絶対買います!
読みたい度100%

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