« 2005年4月 | トップページ | 2005年6月 »

2005/05/31

『(シェイクスピアの)遊びの流儀』

講談社 1,600円(税別) ISBN4-06-269258-9 05.5刊

+内容+
序章 遊び心とは
第1章 遊びのすすめ
第2章 遊びは芝居である
第3章 遊びはことばから
第4章 遊びのいたずら
第5章 そこまで遊んでいいのかな

シェイクスピア式遊び心のノウハウ集。クスリとさせられる「遊び心」充填中!心とからだがほぐれる会話のツボ満載。
小田島雄志(おだしま・ゆうし)
英文学者、演劇評論家。東京大学名誉教授、文京学院大学客員教授、東京芸術劇場館長などを務める。

+関連・リンク+
講談社
シェイクスピアの森

わが敬愛する小田島雄志センセイの著書!
時々コメンテーターとしてテレビにも出演されてます。
駄洒落がお好きなようで、
産経新聞に連載されていた演劇コラムの
無理矢理な駄洒落を楽しく拝見していました。
舞台を観に行くと、よくお姿を見かけることがあります。
以前は失礼ながら話し掛けてサインをいただいたことも。
センセイの訳されたシェイクスピア全集は自分にとってのバイブルです!
読みたい度65%

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/05/30

『流線形列車の時代 世界鉄道外史』

流線形列車の時代
小島 英俊著
NTT出版 3,300円(税別) ISBN4-7571-4112-2 05.4刊

+内容+
デザインとしての流線形
流線形前史
幕開け前の舞台裏
流線形ディーゼル動車の華やかなデビュー
蒸気機関車の応戦
大量生産のディーゼル電気機関車の来襲
限られた電化区間の流線形
日本の流線形
幻の流線形
戦争と鉄道
戦後版流線形のデビュー
戦後アメリカの苦悩と流線形
高速鉄道の流線形
日本の戦後の流線形
流線形の情景
流線形の理論

+関連・リンク+
NTT出版

鉄道の、それも流線形に絞った内容というのがユニーク。
「流線形」というのは実際のラインもそうだけれど、
その言葉自体も美しいように感じます。
読みたい度45%

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/05/29

『人物で読む『源氏物語』第2巻 光源氏(1)』

人物で読む源氏物語 第2巻
西沢 正史 / 上原 作和
勉誠出版 3,800円(税別) ISBN4-585-01142-0 05.6刊

+内容+
あらすじで読む『光源氏』
光源氏物語1(抄録)
現代語で読む『光源氏』1
人物ファイル
後見・脇役事典
皇子たちの物語―テクストと史実
「論者」としての光源氏―光源氏論のための断章
差延化する光―『源氏物語』論
光源氏の耳伝―帚木三帖、性差と記憶
光源氏の“心の闇”〈他〉

+関連・リンク+
勉誠出版

『源氏物語』は高校のときに田辺聖子訳から入り、
谷崎潤一郎訳を読んでから完全にハマりました。
その後、円地文子訳、瀬戸内寂聴訳、与謝野晶子訳と…。
読み比べてみるとそれぞれ作家の個性が出ていて面白い。
ざっと読んだだけの橋本治の『窯変源氏物語』もちゃんと読みたいし、
大和和紀の漫画『あさきゆめみし』も気になります…
で、この勉誠出版のシリーズ、
光源氏に続いて藤壺の宮、紫の上、六条御息所、夕顔、桐壺帝・桐壺更衣、
空蝉・葵の上、末摘花…と続いていきます。
個人的には明石の君に登場願いたいんですが(笑)
読みたい度55%

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/05/28

『世界名言・格言辞典』

世界名言・格言辞典
島津 智 / Maloux Maurice
東京堂出版 2,800円(税別) ISBN4-490-10666-1 05.5刊

+内容+

愛(愛人)
愛(愛する)
愛(愛する・憎む)
愛(愛他精神)
愛(言い寄る)
愛と嫉妬
愛と貞節
愛と不貞
愛(恋と金)〈他〉

本書収録の膨大な古今東西の名言は、生老病死から男女関係、処世術、社会観・世界観など、あらゆる場面に及び、興味が尽きない。人生の達人たちの格闘の痕跡と諦観が、今日を生きる我われに、よりよく生きるヒントを与えてくれる。

+関連・リンク+
東京堂出版

ユニークな辞典等を出版している東京堂出版。
他にも何故かマジック関係の本が多かったり、面白い出版社です。
で、『世界名言・格言辞典』。
時々こういうのが欲しくなります。
ふとした時に名言や格言を引用したらカッコいいかも、とか思ったり。
しかし、実際に会話でそんなのがポンポン出てきたらコワイかな。
それにしても五十音順なのでこうなるだけ、とはいえ
冒頭から“愛”が溢れているというのも…(笑)
読みたい度60%

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/05/27

『アポロとソユーズ 米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実』

アポロとソユーズ
奥沢 駿 / 鈴木 律子訳 / デイヴィッド・スコット著 / アレクセイ・レオーノフ著
ソニー・マガジンズ 2,000円(税別) ISBN4-7897-2452-2 05.5刊

+内容+
少年時代~空軍入隊まで
宇宙への道
競争の始まり
初めて宇宙を泳いだ男
巨星墜つ
制御不能
悲劇と不運
デッドヒート
月面着陸
月に暮らす
新たなる挑戦、アポロ=ソユーズ計画
宇宙でひとつに

原題『TWO SIDES OF THE MOON:Our Story of the Cold War Space Race』David Scott、Alexei Leonov
抜きつ抜かれつの開発レースに秘められたストーリー。米ソの当事者が、いま初めて語りつくす驚愕と感動のドキュメント。
デイヴィッド・スコット
1932年、テキサスに生まれる。父は軍のパイロットで裕福な家庭に育つ。ジェミニ8号で初のドッキングを成功させ、アポロ15号で4回目の月探査をおこなった。MITで宇宙航行学を修めたエリートパイロット。NASAのアポロ計画第三期生の中では、もっとも輝かしい実績の持ち主。
アレクセイ・レオーノフ
1934年、シベリアに生まれる。父がスターリンの粛正にあったため、貧しい少年時代を送る。ボスホート2号で人類最初の宇宙遊泳をおこない、ソユーズ=アポロ計画ではソ連側船長を務めた。身長が高すぎたため初期の宇宙船に乗れず、初飛行は親友ガガーリンのあとになったが、実績はソ連の宇宙飛行士中トップクラス。

+関連・リンク+
ソニー・マガジンズ
THE APOLLO PROGRAM
アポロ マニアックス
もういちど月へ

人類が宇宙に行ったのが、もう一昔前という感じ。
科学技術が進歩すれば人間はどんどん宇宙に進出するのだろうか、と思ってたけれど
実際は逆に、わざわざ宇宙に行かなくても
地球に居ながらにして調査研究が可能となるような技術が開発されている様子。
宇宙ステーション計画も進行中のようですが、派手な感じでもないし…
宇宙へのロマンというものが一番強く感じられたのは
米ソが苛烈な宇宙競争をしていた時代だったのかもしれません。
ちなみに、アーサー・C・クラークが書いた『2001年宇宙の旅』の続編、
『2010年』に登場する宇宙船レオーノフ号は
この本の著者アレクセイ・レオーノフ氏の名前から取られています。
読みたい度75%

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/05/26

『東京職人』

東京職人
Beretta P-05著
雷鳥社 2,800円(税別) ISBN4-8441-3429-9 05.4刊

+内容+
村山大島紬(田房染織有限会社・田代隆久)
東京染小紋(富田染工芸・佐藤勇三)
本場黄八丈(黄八丈ゆめ工房・山下誉/山下芙美子)
江戸木目込人形(株式会社柿沼人形・柿沼正志)
江戸木目込人形(塚田工房・塚田進)
東京銀器(東浦銀器製作所・石黒光南)
東京手描友禅(染の高孝・高橋孝之)
多摩織(有限会社沢井織物工場・沢井栄一郎)
東京くみひも(江戸流組紐家元・藤田克)
東京くみひも(横塚紐工芸・横塚石鳳)〈他〉

+関連・リンク+
雷鳥社

派手ではないけれど、味わいがあって美しい工芸品。
だんだんと少なくなっていく職人の技…
どうにか現代の生活に上手く取り入れて使いたい、と思ったり。
読みたい度65%

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/05/25

『妹島和世+西沢立衛/SANAA 金沢21世紀美術館』

妹島和世+西沢立衛/SANAA金沢21世紀美術館
ホンマ タカシ / 長谷川 祐子執筆 / 鷲田 めるろ執筆 / 三浦 勢津子訳 / 〔ウォルター・ニーダーマイヤー撮影〕 / 〔ルイザ・ランブリ撮影〕
金沢21世紀美術館,TOTO出版 2,400円(税別) ISBN4-88706-253-2 05.5刊

+内容+
ホンマタカシ、ウォルター・ニーダーマイヤー、ルイザ・ランブリ。気鋭の写真家たちのカメラが切り取った、金沢21世紀美術館の日常・非日常的世界(詳細図面付き)。

+関連・リンク+
TOTO出版
金沢21世紀美術館

今、人気になっている丸いカタチの美術館。
ベネチア・ビエンナーレ国際建築展で金獅子賞を受賞。
妹島和世、西沢立衛のトシの離れたお二人、
これまた人気の建築家ユニットが手掛けたのでした。
ハコモノ自体が本になるというのがユニークかな…。
読みたい度55%

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/05/24

『本と雑誌のデザインがわかる本』

ソシム 1,800円(税別) ISBN4-88337-438-6 05.5刊

+内容+
01 イントロダクション
      現役・若手デザイナーに聞くエディトリアルデザインの仕事
02 エディトリアルデザインの仕事、アートディレクターの役割
      岡本一宣(岡本一宣デザイン事務所)
      久住欣也(ヒサズミデザイン)
      尾原史和(スープ・デザイン)〈他〉
03 もっと学ぶためのヒント
      本作りの愉しみ・紙を選ぶコツ
      80年代の『アン・アン』から現在のエディトリアルデザインへ・雑誌のデザインを読む
      印刷のあれこれをもっと知りたい・印刷博物館へ行こう

+関連・リンク+
ソシム

第一線で活躍しているアートディレクターへのインタビューを中心に
その仕事内容をを紹介し、本質を解き明かしていくという流れという感じ。
それぞれの方の手掛けた雑誌紙面も見せ、凄くエキサイティングな内容。
紙を選ぶという部分から色々紹介していたりして、充実の本です。
読みたい度85%

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/05/23

『ひみつの植物』

ひみつの植物
藤田 雅矢
WAVE出版 1,400円(税別) ISBN4-87290-220-3 05.5刊

+内容+
1 贈りたいもの
2 変わりもの
3 色変わりの異端児
4 食べられます
5 偏愛的植物
6 文学のかをり
7 ザ・インパクト
8 野の花
9 花壇の自慢
10 エキゾチック

ピンクのたんぽぽ、虫を食べる草、杖になるキャベツ、脱皮する石ころそっくりの多肉植物、真っ赤なヒマワリ。子供が乗っても沈まないハスの葉。この地球上のどこかに、あっと驚くような植物が生えている。欲しい。育ててみたい。農学博士、ファンタジーノベル作家、本職は植物育種家!?こんな人が、愛とうんちくをこめて、珍品をご紹介します。

+関連・リンク+
WAVE出版
FUJITAMA World

ちょっと、ベストセラーとなった早川いくをの『へんないきもの』植物版
という感じもしなくも無いかなという印象ですが…
個人的には植物の方がグロテスク感が少なくて楽しい気がします。
読みたい度80%

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/05/22

『井上ひさしコレクション ことばの巻』

岩波書店 3,200円(税別) ISBN4-00-026438-9 05.4刊

+内容+
ことば
  日本語こそ鍛錬を
  ら抜きは手抜きか
  ことば・ことば・ことば〈他〉

  本とわたし
  井上流読書術
  商品としての本〈他〉
演劇
  ああ幕があがる
  劇作の趣向
  芝居は決して消え去りはしない〈他〉

この巻では、著者の仕事の核であり続けたテーマ、「ことば・本・演劇」についての文章をまとめる。「ら抜き」問題を考え、ことば遊びの効能を説き、本の読み方十箇条を紹介。さらに、演劇に関わりつづけるのはなぜかを語る。てんぷくトリオのコント台本など、貴重な資料も収録。
井上ひさし(いのうえ・ひさし)
小説家・劇作家。日本ペンクラブ会長。著書に戯曲『道元の冒険』(新潮社、岸田戯曲賞・芸術選奨新人賞)、『シャンハイムーン』(集英社、谷崎潤一郎賞)など、小説『手鎖心中』(文芸春秋、直木賞)、『吉里吉里人』(新潮社、日本SF大賞・読売文学賞)、『腹鼓記』(新潮社、吉川英治文学賞)、『不忠臣蔵』(集英社、吉川英治文学賞)、『東京セブンローズ』(文芸春秋、菊池寛賞)など多数。

+関連・リンク+
岩波書店
遅筆堂文庫

読み始めると何故かグイグイと惹き込まれてしまう井上ひさしの小説。
時にちょっとエッチなんだけど、おおらかなエロという感じでしょうか。
マジメな部分とのバランスが面白いなと思います。
多くの作品がドラマ化されていて、それらもとても楽しい。
(エッチ部分がカットされてる場合がほとんどなのですが 笑)
氏の小説は結構読んでいるけれど、舞台は未見。
ものすごく面白いという話を良く耳にするので、
観に行きたいとは思っているのですが、何故か今まで縁が無かったりして。
読みたい度70%

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/05/21

『谷口吉生のミュージアム ニューヨーク近代美術館(MoMA)巡回建築展』

谷口吉生のミュージアム
谷口 吉生 / 横手 義洋 / Riley Terence / デルファイ研究所
中日新聞社,デルファイ研究所 8,096円(税別) ISBN4-924744-31-X 05.5刊

+内容+
資生堂アートハウス
土門拳記念館
東京都葛西臨海水族園
長野県信濃美術館東山魁夷館
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
豊田市美術館
東京国立博物館法隆寺宝物館
広島市環境局中工場中央通路ギャラリー
ニューヨーク近代美術館
香川県立東山魁夷せとうち美術館
2005年日本国際博覧会政府館基本計画案
京都国立博物館百年記念館

本書は、建築家・谷口吉生がこれまでに設計してきた日本の各地に存在するミュージアムから、そして初めて海外に建てられたニューヨーク近代美術館の増改築プロジェクトを含め、12の美しいミュージアム・デザインを紹介します。
テレンス・ライリー
ニューヨーク近代美術館チーフキュレーター

+関連・リンク+
中日新聞社
デルファイ研究所

谷口吉生の父は、やはり建築家の谷口吉郎。
谷口吉郎は藤村記念堂、東宮御所などの他、
彫刻家のイサム・ノグチと共同で慶應義塾大学萬来舎の設計を手掛けた人。
スゴイ父を持ち、本人は二世としてのプレッシャーを強く感じていたそうですが…
今や世界の谷口吉生ですから!
読みたい度65%

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/05/20

『寂しい人・曲亭馬琴』

鳥影社 1,500円(税別) ISBN4-88629-908-3 05.4刊

+内容+
1 寂しい人
2 宗伯
3 友人崋山
4 読本作者
5 太郎

『南総里見八犬伝』『椿説弓張月』などで知られる、江戸の大流行作家の生涯。当時の出版事情、病弱な息子とその孫への愛情、晩年の失明をおしての活動など、書簡をもとにその素顔を追う。

+関連・リンク+
鳥影社
白龍亭
よろめき亭

馬琴の『南総里見八犬伝』は好きな物語の一つです。
関連作品も色々出ているようですが、
面白かったのは山田風太郎の『八犬伝』。
馬琴が創作する八犬士の虚の世界と
北斎のやり取りが印象的な馬琴の暮らしを描いた実の世界が綯い交ぜになり
とてもユニークなストーリーになっています。
読みたい度70%

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/05/19

『英国人写真家の見た明治日本 この世の楽園・日本』

英国人写真家の見た明治日本
長岡 祥三 / Ponting Herbert George
講談社 1,100円(税別) ISBN4-06-159710-8 05.5刊

+内容+
第1章 東京湾
第2章 京都の寺
第3章 京都の名工
第4章 保津川の急流
第5章 阿蘇山と浅間山
第6章 精進湖と富士山麓
第7章 富士登山
第8章 日本の婦人について
第9章 鎌倉と江ノ島
第10章 江浦湾と宮島

原題『In Lotus‐Land Japan』Herbert George Ponting
スコット南極探検隊の映像記録を残したポンティングは、世界を旅し、日本を殊の外愛し、この世の楽園と讃えた。京都の名工との交流、日本の美術工芸品への高い評価。美しい日本の風景や日本女性への愛情こもる叙述。浅間山噴火や決死の富士下山行など迫力満点の描写。江戸の面影が今なお色濃く残る百年前の明治の様子が著者自らが写した貴重な写真とともにありありと甦る。『英国特派員の明治紀行』改題書。
ハーバート・G.ポンティング
1870年、イギリス生まれ。写真家。1910年、スコット南極探検隊に参加し、写真と映像による記録を残す。著書に“The Great White South”などがある。1935年没

+関連・リンク+
講談社

明治時代に日本を訪れた外国人が日本社会を描いた作品は、結構好きです。
ビゴーの風刺画や『ベルツの日記』等々、
一つのジャンルとして成立しているような感じも受ける。
それらの記述が興味を惹くのは
自分達も外国人と同じように、
市井の人々の暮らしを驚きをもって見ているからなのかもしれない。
読みたい度65%

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/05/18

『少年愛の美学 稲垣足穂コレクション5』

稲垣足穂コレクション 5
稲垣 足穂著 / 萩原 幸子編
筑摩書房 1,050円(税別) ISBN4-480-42030-4 05.5刊

+内容+
少年愛の美学
A感覚とV感覚

洋の東西を問わず、歴史に現れたときからの少年愛のありようをたずね、その真髄を探り、ここに一つの美学体系としての構築、集大成を見る。「A感覚とV感覚」を併せて収録する。
稲垣足穂(いながき・たるほ)
1900‐77年。小説家。大阪の船場に生れる。幼い頃兵庫県の明石に転じ、神戸界隈で育つ。少年時代はヒコーキに熱中する。関西学院普通部卒業後、上京。佐藤春夫の知己を得て「チョコレット」「星を造る人」を発表。イナガキ・タルホの名前で出版した『一千一秒物語』により注目される。1969年『少年愛の美学』で第一回日本文学大賞を受賞。

+関連・リンク+
筑摩書房
一千一秒物語

このところ、ちくま文庫から続けて稲垣足穂の本が刊行されています。
『少年愛の美学』『A感覚とV感覚』は河出文庫で読みました。
書店で『少年愛の美学』を買うというのはカナリ抵抗があったんですが(笑)
内容に関して見ると、『少年愛の美学』よりも
『A感覚とV感覚』の方がスゴかったような…
ひたすらオシリを愛でる話。奇書ですな。
読みたい度85%

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/05/17

『澁澤龍彦初期小説集』

河出書房新社 750円(税別) ISBN4-309-40743-9 05.5刊

+内容+
エピクロスの肋骨
   撲滅の賦
   エピクロスの肋骨
   錬金術的コント
犬狼都市(キュノポリス)
   犬狼都市
   陽物神譚
   マドンナの真珠
   あとがき(文庫版)
人形塚 他
   サド侯爵の幻想
   哲学小説・エロティック革命―二十一世紀の架空日記
   人形塚

ガラスの金魚鉢に見つめられ、妄想を駆り立ててゆく男の心理を追う「撲滅の賦」、狼の子を宿す女の幻想を描いた「犬狼都市」のほか、両性具有の王と彫刻師が織りなす古代ギリシャ奇譚「陽物神譚」、彷徨する幽霊船上でのドラマ「マドンナの真珠」、著者唯一の推理小説ともいわれる「人形塚」など9編を収録。読む者を迷宮世界に引き込む魅惑の初期幻想小説集。
澁澤龍彦(しぶさわ・たつひこ)
1928年東京に生まれる。本名龍雄。東大仏文科卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介するかたわら、人間精神や文明の暗黒面に光をあてる多彩なエッセイを発表。晩年は小説に独自の世界を拓いて、広く読まれた。1987年没。

+関連・リンク+
河出書房新社
Dracomania

澁澤龍彦の小説は面白くない、という話をよく聞きます。
自分も、エッセイでは持ち味が十二分に生かされる澁澤の博識が、
小説では逆に知識が勝ちすぎてつまらなくなってしまうのか…と感じていました。
しかし、『高丘親王航海記』を何度か読んでいるうちに、じわじわと面白味が。
短編集としてまとまった形で読むことができるのが、ちょっと良いかも。
読みたい度100%

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/05/16

『エレガンスの継承者たち』

フォーシーズンズプレス 2,000円(税別) ISBN4-938996-22-7 05.4

+内容+
オーバドゥ/この圧倒的な美意識
ベルルッティ/芸術家が創る靴
ブシュロン/満ちあふれる官能美
カリタ/パリ最高のビューティーサロン
カルティエ/どうしたら美しく作れるか
ショーメ/歴史が紡いだ宝飾品
クリストフル/心に滲みる銀の輝き
クラランス:チボー・ヴァーブル/メイクを芸術にする男
クリニック・ラ・プレリー/世界最高のアンチエイジング
ホテル・ドゥ・クリヨン/歴史に泊まる贅沢〈他〉

世界に君臨する超一流ブランドはどうやって生まれ継承され続けてきたのでしょう。いつまでも私たちを魅了するのはなぜなのでしょうか。伊藤緋沙子の8年にわたる現地直接取材。その人やモノ、歴史や背景などをビビッドに描ききった永久保存版。
伊藤緋紗子(いとう・ひさこ)
仏語翻訳、通訳、講師の他、フランスの流行事情や女性のお洒落に通じ、女性誌での執筆や講演活動でも活躍。女性の社会的生活や恋愛、考え方、ライフスタイルなど、人生を取り巻く様々なテーマを、フランスと日本の両面から比較し、“女らしさ”について新しい提案をしている。

+関連・リンク+
フォーシーズンズプレス

ブシュロン、ショーメ、ヴァン クリーフ&アーペルと、
ジュエリーのスゴイところを取り上げているのが気になります。
メンズの方ではやはりベルルッティ!
“エレガンス”ということで、扱っているのが服飾や宝飾だけでなく
人物からカフェやホテルまで多岐にわたっているのがユニークです。
読みたい度75%

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/05/15

『こんなに面白い東京国立博物館』

こんなに面白い東京国立博物館
東京国立博物館 / 新潮社
新潮社 1,500円(税別) ISBN4-10-602124-2 05.4刊

+内容+
第1部 東京国立博物館―こんなに美しい建物とこんなに楽しい展示
     帝冠様式の代表例・本館
     明治時代の西洋館・表慶館
     東京の正倉院?・法隆寺宝物館
     世界的規模を誇る・東洋館
     平成館
     博物館ブラブラ散歩
第2部 こんなこともあった東京国立博物館の歴史
第3部 こんなに奥が深い東京国立博物館の内側
     彫刻
     書跡
     絵画
     武器・武具
     陶磁
     漆工
     金工
     染織
     歴史資料
     資料館
     収蔵庫・修復
東京国立博物館の秘蔵品

東京国立博物館と聞くと、威厳に満ち格式張った堂々たるイメージが浮かぶ。だが、本当にそうだろうか。約11万件にのぼるコレクションのなかには、91件の国宝と600件をこえる重要文化財が含まれている。文字通り“宝の山”である。これらのコレクションや、また展示館そのものが重要文化財である本館や表慶館などの建物の細部に眼を凝らすと、不思議な魅力が浮び上ってくる。ここは発見の場所、隠れたワンダーランドの入り口なのだ。大幅なリニューアルを終え、さらに驚きと楽しさに満ちた東京国立博物館の徹底ヴィジュアル・ガイド。

+関連・リンク+
新潮社
東京国立博物館

東京国立博物館には子どもの頃に行ったきりだと思う。
一応科学少年だった自分は、ワクワクしながら展示を見ていた記憶があります。
気付いたらどんどん拡張されているようで、科学好きならずとも
美術展の感覚で素晴らしいものが見られそうな感じ。
また、改めて行ってみたいと感じさせる本ですね。
読みたい度70%

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/05/14

『メタボリズムとメタボリストたち』

メタボリズムとメタボリストたち
粟津 潔 / 栄久庵 憲司 / 大高 正人 / 川添 登 / 菊竹 清訓 / 黒川 紀章 / 槙 文彦
美術出版社 2,800円(税別) ISBN4-568-60033-2 05.5刊

+内容+
川添登―メタボリストたちと学んだ時と今
大高正人―メタボリストたちと学んではじめた日本の街づくりと建築
菊竹清訓―メタボリズム一九六〇、更新建築二〇〇五
槇文彦―群造形と現在、その四十五年の軌跡
栄久庵憲司―道具世界とメタボリズム
粟津潔―メタボリストからの出発
黒川紀章―メタボリズムと共生の思想

大高正人(おおたか・まさと)
1962年大高建築設計事務所設立、現在にいたる。
川添登(かわぞえ・のぼる)
建築評論家。(株)CDI代表取締役所長。


+関連・リンク+
美術出版社

“メタボリズム”という言葉を耳にすると、どうしても“古い”と思ってしまう。
核になる考えを取り上げれば、本当はそんなことは無いのかもしれないけれど。
この本に取り上げられている人物を見ると、
自分のような素人でも知っている建築界の重鎮と呼べるような人の名前がズラリ。
時代に寄り添った思想、時代を超えた思想、そんな部分を把握してみたい。
読みたい度60%

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/05/13

『ケプラー予想 四百年の難問が解けるまで』

ケプラー予想
青木 薫 / ジョージ・G.スピーロ〔著〕
新潮社 2,400円(税別) ISBN4-10-545401-3 05.4刊

+内容+
砲弾とメロン―最初の問いかけ
十二球のパズル―ケプラー予想の誕生
消火栓とサッカー選手―二次元の場合は?
トゥエの二つの試みとフェイエシュ=トートの功績―二次元での解決
何人いっしょにキスできる?―ニュートン=グレゴリーの三次元接吻数問題
ボールをネットにくるんでみたら―三次元接吻数問題の解決
潰れた箱―ガウスによる三次元格子充填の解決
正真正銘の難問―ヒルベルトの問題提起
遅々たる歩み―上界を引き下げる
シアン事件―偽の解決
真打ち登場―ヘールズによるケプラー予想の証明
コンピューターとアルゴリズム―ヘールズの手法
それはほんとうに証明なのか―コンピュータと数学
蜂の巣再訪―離散幾何学の未解決問題
これはエピローグではない

原題『KEPLER'S CONJECTURE』George G. Szpiro
1590年代末、新世界への冒険の船旅に乗り出そうとしていたひとりの英国貴族の問いから、ある疑問が生まれた―船倉にもっとも効率よく丸い砲弾を積み込む方法とはどんなものだろう?1611年になって、大科学者ヨハネス・ケプラーがその問いに答を出したかに見えた。いわゆる「ケプラー予想」である。だが、それを数学的に証明するためには、以後400年近い歳月が必要となったのだ…。「フェルマーの最終定理」に並ぶ超難問として知られ、1998年に若き天才数学者トマス・ヘールズが最終証明を果たしたことで数学界に衝撃を呼んだ「ケプラー予想」をめぐる、4世紀にわたる数々の有名数学者達の苦闘と、彼らのユニークな横顔を描く、興奮の数学ノンフィクション。
ジョージ・G.スピーロ
1950年生まれ。スイス連邦工科大学にて数学と物理学を学んだのち、スタンフォード大学でMBAを取得。エルサレムのヘブライ大学で数理経済学と財政学の博士号を得た。いったんはビジネスの世界に入るが、その後チューリヒ大学などで教鞭を執り、30本以上の論文を執筆。科学ジャーナリストとしてスイス系日刊紙のイスラエル駐在員を務める。エルサレム在住。

+関連・リンク+
新潮社

大変申し訳ないのですが、数学(数字)はとても苦手なのです。
もともとはバリバリの理系だったのですが、
数学が出来ないがために文系に変更したという過去が…。
しかし、数学は決して無味乾燥なものではないと思っています。
こういう本の内容をチラッと見てみるだけでもロマンを感じます。
読みたい度65%

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/05/12

『そうだったのか手塚治虫 天才が見抜いていた日本人の本質』

そうだったのか手塚治虫
中野 晴行〔著〕
祥伝社 760円(税別) ISBN4-396-11009-X 05.5刊

+内容+
第1部 戦後復興期編
      『鉄腕アトム』と『メトロポリス(大都会)』―リセットされた日本人
      『地底国の怪人』と『ジャングル大帝』―幼い理想と現実のはざ間〈他〉
第2部 高度成長期編
      『フィルムは生きている』―オサムとムサシの見果てぬ夢
      『0マン』と『魔神ガロン』と『W3(ワンダースリー)』―われらを裁くのは誰か〈他〉
第3部 昭和元禄編
      『人間ども集まれ!』―傍観者でいることの罪
      『地球を呑む』と『人間昆虫記』―この世はフェイクの時代〈他〉
第4部 幻想大国編
      『きりひと讃歌』と『アポロの歌』―受難の日々と真実の自己
      『ブッダ』と『ブラック・ジャック』―求道者たちの苦悩〈他〉
エピローグ 手塚治虫の不在

手塚治虫のデビューは昭和二十一年一月。それは敗戦によってリセットされたこの国がゼロから再スタートを切った直後のことだった。以来四十余年、戦後日本の変化・発展と寄り添うように十万枚ものマンガを描きあげて逝った巨星。著者はその作品群を「アイデンティティの喪失」と「自分探し」という視点からあらためて分析する。そこには「作家」=「主人公」=「世相・社会」の相関関係が鮮やかに浮かびあがってきた。(この本の目的は「マンガ学」的に手塚マンガの研究をすることではない。あくまでも、手塚マンガをテキストとしながら、手塚を含めた戦後の日本人を考えることにある)。第一級の研究家による画期的論考の完成。
中野晴行(なかの・はるゆき)
フリー編集者兼ライター。企画・執筆分野はマンガ、落語、音楽、野球と多岐にわたる。

+関連・リンク+
祥伝社
悪役ランプ編集工房
手塚治虫@ワールド
TezukaOsamu@Book
手塚治虫アニメワールド
宝塚市立手塚治虫記念館
手塚治虫のすべて

取り上げた手塚治虫作品の組み合わせがユニーク。
「手塚治虫のマンガから日本を語る」という内容、
色々な意味で、改めて手塚治虫の凄さを感じます。
ちなみに自分の好きな作品は、やっぱり『鉄腕アトム』。
その他では『ネオ・ファウスト』『ドン・ドラキュラ』『ブッダ』かな。
そうそう、台湾に行った時に『原子小金剛』の第1巻を購入。
中国語は読めないんですが、何となく意味が分かるんですよね~!
読みたい度70%

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2005/05/11

『彼女を守る51の方法 都会で地震が起こった日』

彼女を守る51の方法
渡辺 実 / 彼女を守るプロジェクト著
マイクロマガジン社 1,280円(税別) ISBN4-89637-190-9 05.5刊

+内容+
第1章 Survive
      都市機能のマヒ
      2次災害〈他〉
第2章 Refuge
      外出先でも避難所に入れる
      避難所とは…〈他〉
第3章 Life
      被災地の生活
      食事〈他〉
第4章 防災ライフスタイル
      防災ライフスタイル
      備蓄のススメ〈他〉

大切なあなたの恋人を救うための防災ノウハウ。
渡辺実(わたなべ・みのる)
株式会社まちづくり計画研究所代表取締役所長。専門分野、都市計画、地域計画、都市防災計画、地域防災計画、災害情報、災害ボランティア等。

+関連・リンク+
マイクロマガジン社
まちづくり計画研究所

防災関連の本に“彼女を守る”という言葉が入るタイトルのセンスに吃驚。
読ませる工夫が感じられます。これまでに無い新しい感覚かも。
読みたい度75%

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2005/05/10

『「藪の中」の死体』

「藪の中」の死体
上野 正彦〔著〕
新潮社 1,300円(税別) ISBN4-10-475501-X 05.4刊

+内容+
序章 現代ミステリーと法医学―森村誠一『精神分析殺人事件』の刺殺事件と、横溝正史『犬神家の一族』の連続殺人に触発される
第1章 あの迷宮入り小説に真犯人がいた―芥川龍之介『藪の中』の刺殺事件を解剖する
第2章 探偵小説の原点とマスコミ報道―ポー『マリー・ロジェエの怪事件』の水死体を探る
第3章 文豪が書いた「性」と「死」―谷崎潤一郎『鍵』の性交死を研究する
第4章 日本史にみる毒の系譜―松本清張『日本の黒い霧』の毒殺死体に学ぶ
第5章 昭和史最大の謎の死体―矢田喜美雄『謀殺下山事件』の轢死事件に挑む
終章 世界最古の法医学書と死者の人権―宋慈『洗冤録』の焼死体を看破する

文豪・谷崎の『鍵』は、性交死のモデルケースだった?探偵小説の祖・ポーが描いていたマスコミ報道と推理の相克!昭和史最大の謎・下山事件は、やはり他殺だった?…etc。数多の死体を検死してきた元東京都監察医務院長が、小説と歴史の読み方までをガラリと変える。
上野正彦(うえの・まさひこ)
東京都監察医務院院長を務め、退官後に出版した初の著書「死体は語る」(時事通信社)が、60万部を超える大ベストセラーとなり、以後、法医学評論家として執筆、TV出演など、多彩に活動している。

+関連・リンク+
新潮社

法医学の立場から多くの著作を出されている上野正彦氏。
文学と法医学をぶつけるというユニークな視点が興味を惹く。
氏の著書、読みたいと思いながらも未だ読んでいなかったり。
読みたい度75%

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/05/09

『巌窟王コンプリート』

巌窟王コンプリート
パルプライド編

メディアファクトリー 2,667円(税別) ISBN4-8401-1240-1 05.4刊

+内容+
キャラクター紹介
ストーリーダイジェスト
イラストレーションギャラリー
インタビュー
設定資料集
グッズ紹介

全エピソードをきっちり紹介!未公開部分を含む、キャラクター・美術・CG設定資料を満載。モンテ・クリスト伯、アルベール、フランツ…オフィシャルイラストをここに集結!監督・前田真宏、シリーズ構成・神山修一、そして各キャストが作品を振り返るインタビュー・コメント満載!『巌窟王』に関するすべてをここに独占公開。

+関連・リンク+
メディアファクトリー
巌窟王

アニメはほとんど観ないのだけれど、
かなり前に深夜、何となくテレビをつけていたら『岩窟王』が。
その斬新なヴィジュアルに驚かされたのでした。
もともと原作の『モンテ・クリスト伯』にも興味があったし、
すっかり惹き込まれてしまいました。
とはいえ深夜の放送、遅くまで起きていた時にちらりと観るという感じでした。
もう少し早い時間の放送を希望していたのですが…
で、前クールで放送終了。
自分は飛び飛びで観ていたため、この本でようやく作品の全貌が明らかに。
原作の『モンテ・クリスト伯』が読みたくなりました。
読みたい度80%

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/05/08

『キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』』

キリスト教は邪教です!
適菜 収訳 / Nietzsche Friedrich Wilhelm
講談社 800円(税別) ISBN4-06-272312-3 05.4刊

+内容+
第1章 「神様」ってそういうことだったのか
      「悪」とは何か?
      「進歩主義」は間違った思い込み〈他〉
第2章 キリスト教が世界をダメにする
       仏教の素晴らしいところ
       多様な文化を認めないキリスト教〈他〉
第3章 キリスト教はイエスの教えにあらず
       「それそのもの」を見ないこととは
       イエスを論理的に否定できぬ理由〈他〉
第4章 戦争を生み出す『新約聖書』
       教会は「道徳」で人を支配する
       オカルト本『新約聖書』の暴言集〈他〉
第5章 敵はキリスト教なり
       信仰とは自分自身を見失うこと
       「ウソ」の構造〈他〉

名著、現代に復活。世界を滅ぼす一神教の恐怖!世界を戦火に巻き込むキリスト教原理主義者=ブッシュ、アメリカの危険を百年前に喝破。
フリードリッヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ(Friedrich Wilhelm Nietzsche)
1844年、ドイツ・ザクセン州に生まれる(1900年没)。哲学者・古典文献学者。ルター派の裕福な牧師の子として生まれ,ドイツ屈指の名門校プフォルタ学院に特待生として入学。その後、ボン大学、ライプチヒ大学を経て、古典文献学の権威フリードリッヒ・リッチュルと出会う。実存主義の先駆者として、あるいは「生の哲学」の哲学者として、そのニヒリズムの到来を説いた哲学が20世紀の文学・哲学に与えた影響には多大なものがある。

+関連・リンク+
講談社

ドッキリするようなタイトル(笑)
ニーチェの書いたちゃんとした本なんですね…。
確かにキリスト教を外側から客観的に見ると、
どうなんだろうという部分があるのは確かかな。
それにしてもこの本の宣伝文句の
“アメリカの危険を百年前に喝破”というのは、ちょっとどうなんだろう…(苦笑)
読みたい度60%

| | コメント (2) | トラックバック (3)

2005/05/07

『建築プロジェクトレビュー 電通本社ビル』

電通本社ビル
大林組 / 早稲田大学建築マイスタースクール研究会企画・監修
建築資料研究社 2,800円(税別) ISBN4-87460-861-2 05.4刊

+内容+
1 プロジェクト全体の流れ
2 プランニング(事業計画)・プログラミング(施設計画)
3 デザイン(設計のコラボレーション)
4 エンジニアリングとコラボレーション(実施設計)
5 コンストラクション(施工)

+関連・リンク+
建築資料研究社
Jean Nouvel

新橋駅から汐留の方に向かうと、見えてくるのが
フランスの建築家、ジャン・ヌーヴェルが手掛けた電通本社ビル。
一見普通のビルのように見えるけれど、
角度によってはダイナミックな鋭角の部分が現れてきます。
何でも、日本刀をイメージしているとか…。
読みたい度55%

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2005/05/06

『クイズ植物入門 一粒のコメは何粒の実りになるか』

クイズ植物入門
田中 修 / 田中 修著
講談社 860円(税別) ISBN4-06-257474-8 05.4刊

+内容+
1 植物たちの不思議なパワー
2 発芽に秘められたしくみ
3 成長に込められた術
4 根っこと葉っぱの仕事
5 植物たちの防衛力
6 ツボミの誕生
7 花々の感性
8 植物たちの「性」
9 結実と成熟の謎
10 植物たちを利用する人間の知恵

木の背丈が3メートル伸びたら、下から1メートルのところにあった枝の位置は、何メートル高くなるか?アサガオの花は、なぜ規則正しく朝に開くのか?キクの花はどうして一年中売られているのか?―などという問題を楽しく考えているうちに、いつの間にか植物についての基礎が身につきます。
田中修(たなか・おさむ)
甲南大学理工学部教授。農学博士。主に、つぼみの形成や開花のしくみを研究している。

+関連・リンク+
講談社

改めて考えてみると、そういえば何故なんだろうと思うような内容が。
植物について学ぶのには入っていきやすい感じです。
読みたい度65%

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/05/05

『心を読み解くユング心理学 生きにくい時代を生きるあなたに』

心を読み解くユング心理学
船井 哲夫著 / 船井 哲夫著
ナツメ社 1,500円(税別) ISBN4-8163-3905-1 05.5刊

+内容+
第1章 分析心理学の扉を開いてみよう
第2章 ユングに光と影をもたらした両親と女性たち
第3章 ユング心理学が私たちに語るもの
第4章 ユング心理学でわかる心の中
第5章 現代の心の病をユング心理学で読み解く
第6章 ユングが抱えていた苦悩

ユング心理学の基本から実践までをていねいにわかりやすく解説。
船井哲夫(ふない・てつお)
さいたま市聖みどり病院副院長。精神保健指定医。臨床心理士。

+関連・リンク+
ナツメ社
ユングネット
ユング心理学書籍リスト

過去、『精神分析入門』『夢判断』等フロイトの本を読んだ後、
ユングに入っていく予定だったのが、ついそのままに…。
フロイト心理学よりもユングの方が難しそうな気がするけれど
ユング心理学の方が色々使えそうにも思えます。
そろそろチャレンジしてみたいですね。
読みたい度75%

| | コメント (2) | トラックバック (3)

2005/05/04

『そんな言い方ないだろう』

そんな言い方ないだろう
梶原しげる著

新潮社 680円(税別) ISBN4-10-610116-5 05.4刊

+内容+
第1話 「ことばの生活習慣病」にご用心
第2話 ため口は許されるのか
第3話 言い間違いをどうする?
第4話 そんな呼び方ないだろう
第5話 言ってはいけない
第6話 敬語のチカラ
第7話 しゃべる筋肉
第8話 ABO型別「口のきき方」
第9話 気まずさからの脱出
おしまいの話 話したくないこと

妙に人をイライラさせたり、何とも言えない徒労感を与えたりする。そんな「ことばの生活習慣病」患者がこの世にはあふれています。いや、もしかするとあなたも感染しているかも…。言い間違い、読み間違い、「間違っちゃいないけど何だかムカつく」物言い等々、気になるしゃべりをすべてチェック。政治家、IT長者からバカ大学生まで一刀両断。さらに「ABO型別口のきき方」も本邦初公開。

+関連・リンク+
新潮社
梶原しげるだ!

テレビでよく見かけるフリーアナウンサーの梶原しげる氏、
認定カウンセラーと健康心理士の資格を持っておられるんですね。
言葉を使う現場の人が書いた本というのは面白そう。
読みたい度60%

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2005/05/03

『和紙とケータイ ハイテクによみがえる伝統の技』

和紙とケータイ
共同通信社
草思社 1,300円(税別) ISBN4-7942-1405-7 05.4刊

+内容+
1 ハイテクによみがえる伝統の技
    和紙―常識をこえて進化しつづける紙「紙漉きの歴史」
    金箔―ハイテク分野の軽薄短小を支える「箔打ちから電子回路へ」〈他〉
2 快適な住まいと環境づくり
    制震―木造建築のしなやかさを超高層ビルに生かす「五重塔の耐震性」
    宮大工―近代建築に生かされる伝統の技と心「宮大工の技」〈他〉
3 自然の力を引き出す知恵
    棚田―布マルチ栽培で無農薬農業の省力化を実現「棚田の美」
    江戸農書―農薬にたよらない発想「農民が書いた技術指導書」〈他〉
4 ゆたかな暮らしと健康のために
    健康食―日本食を彩る和の伝統食材「身土不二の思想」
    わらじ―シューズ開発の原点に「ウォーキングの効用」〈他〉
5 新たなフロンティアをめざして
    SUSHI―変幻自在にアレンジされる国際食「すしの起源」
    刺し子―新たに開花した仕事着の美「こぎん・菱刺し」〈他〉

紙すきの技術がケータイの軽量化に。ITに、ハイテクに、環境問題に、省力化に、豊かな暮らしに、医療機器に、新たな分野で大変身をとげる日本の伝統技術の実例50。

+関連・リンク+
草思社

伝統の技術とハイテクの融合という視点が興味深い。
現代の最先端技術にも、やはり過去の蓄積が生きているんですね。
目からうろこがボロボロ落ちる本かも。
読みたい度70%

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/05/02

『辻邦生全集(11) 小説(11) フーシェ革命暦1』

新潮社 7,000円(税別) ISBN4-10-646911-1 05.4刊

+内容+
革命とは何かをテーマに、16年にわたり書き継がれた大作の全貌。

+関連・リンク+
新潮社
辻邦生の作品案内

辻邦生は、派手さは無いけれど(?)好きな作家の一人。
『フーシェ革命暦』はフランス革命期からナポレオンの時代まで、
権力を保ちながら生きた政治家、ジョセフ・フーシェを主人公とした小説。
とんでもなくボリュームのある作品ながら、未完。
本当は文庫化して欲しいのですが…
読みたい度85%

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/05/01

『古寺歩きのツボ 仏像・建築・庭園を味わう』

古寺歩きのツボ
井沢 元彦〔著〕
角川書店 724円(税別) ISBN4-04-704193-9 05.4刊

+内容+
基礎篇 これだけは知っておきたい
      仏像の基礎知識
      仏像の美術史的アプローチ
      建築
      庭園
実践篇 入門コース さあ、でかけよう
      京都の古寺(金閣寺,千本釈迦堂,永観堂)
      奈良の古寺
      琵琶湖周辺の古寺
      九州などの古寺
実践篇 中級コース もうすこし足を延ばして
      東寺
      善水寺
      三徳山三仏寺

作家・井沢元彦が、「古寺歩きのツボ」をやさしく伝授!古寺を歩くことは、日本の歴史にふれ、日本を知ること。仏教をはじめ、古寺の三つのポイント―仏像、建築、庭園の基礎知識から探訪のマナーまで、歴史に通じた著者ならではの解説で、楽しく深い古寺歩きの知識が得られます。

+関連・リンク+
角川書店
井沢元彦の書斎

最近はなかなか行けないものの、京都の古寺を散策するのが好きです。
一番惹かれるのは庭園のたたずまい。
最近は建築にも興味を持ち始めたり。
なかなか興味は尽きない感じです。
この本、ガイドブックと違って
作家の井沢元彦の視点が中心になっているところが面白そう。
読みたい度75%

| | コメント (0) | トラックバック (3)

« 2005年4月 | トップページ | 2005年6月 »