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2005/08/19

『弥勒 稲垣足穂コレクション8』

稲垣足穂コレクション 8
稲垣足穂著 / 萩原幸子編
筑摩書房 1,050円(税別) ISBN4-480-42033-9 05.8刊

+内容+

愚かなる母の記
地球
弥勒
底なしの寝床
木魚庵始末書
方南の人
横寺日記
白昼見
死の館にて

「目指す人間とは何であるか?それはこの自分自身である。固有の色合いがある、振動的な、即ち生きている、真鍮の砲弾や花火仕掛の海戦に心を惹かれている自己自身である」(「弥勒」)。昭和七年明石に帰省した足穂は、昭和十一年末に最後の上京をして牛込横寺町に住む。酒精に耽溺する身辺無一物の果てに辿りついた自己救済の夢を描く「弥勒」の他、三十代から四十代はじめまでの時期を扱った自伝的作品九篇。全巻完結。
稲垣足穂(いながき・たるほ)
(1900‐77年)。小説家。大阪の船場に生れる。幼い頃兵庫県の明石に転じ、神戸界隈で育つ。関西学院普通部卒業後、上京。佐藤春夫の知己を得て「チョコレット」「星を造る人」を発表。イナガキ・タルホの名前で出版した『一千一秒物語』により注目される。宇宙的郷愁と機械的ファンタジーにみちた独特の作風による作品を書きつづけた。1969年『少年愛の美学』で第一回日本文学大賞を受賞。

+関連・リンク+
筑摩書房
一千一秒物語

これまで河出書房新社の文庫で読んでいた足穂の作品。
入手できなかったものが筑摩書店から次々に出ています。
できれば一つのシリーズとして集めたいところだけれど…
やはりちくま文庫に乗り換えようかな。少々悩むところ。
読みたい度95%

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