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2005/12/31

『イギリスの近代化遺産』

イギリスの近代化遺産
田中 亮三文 / 増田 彰久写真
小学館 1,600円(税別) ISBN4-09-606055-0 06.1刊

+内容+
橋梁
駅舎
炭坑
製鉄所
風車
運河と閘門
港湾
灯台
ダム
下水
給水所
温室
市場
ガス・タンク
発電所
イギリスの近代化遺産への旅

近年日本でも、富岡製糸場など近代化遺産に対する関心が高まっています。その明治近代化のお手本とされたのが、産業革命の本家イギリスでした。本書はイギリス各地を取材して橋梁・駅舎・炭坑・工場・発電所などの代表作と、産業革命の歴史を紹介。さらに、近代化遺産を大切に保存してきた、文化財保護の先進国イギリスの精神に迫る一冊です。
田中亮三(たなか・りょうぞう)
ケンブリッジ大学にて英文学・言語学専攻。1987年、同大学建築・美術史学部でカントリーハウス史を研究。慶應義塾大学名誉教授。
増田彰久(ますだ・あきひさ)
日本写真家協会会員。早稲田大学講師。第33回日本写真協会賞年度賞、第9回伊奈信男賞などを受賞。

+関連・リンク+
小学館

イギリスの建築物に対する想い入れは相当なものだと思います。
昔の街並みがそのまま残され、時代物のロケがすぐにできそうな感じ。
一方でビックリするような現代的な建物も建てられていたり。
昔のものをどう生かしていくかということもよく考えられているのでしょう。
昔の火力発電所を美術館(テート・モダン)に改装したのは素晴らしい取り組み。
日本でも安藤忠雄氏が古い建物を生かして改修した国際子ども図書館がありますが、
未だに古い建物は全部壊して建て替えるというのが主流の様子。
色々難しい問題があるけれど、残せるものは残してもらいたいと思います。
読みたい度60%

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2005/12/30

『江戸美人の化粧術』

講談社 1,500円(税別) ISBN4-06-258349-6 05.12刊

+内容+
第1章 江戸の美人を考える
       三美人と七剣呑女
       目を見つめると
第2章 化粧行為の描かれ方
       「化粧絵」の向こう側
       一目でわかる既婚者判別法
第3章 化粧の法則
       江戸美人を洗ってみよう
       剃る、切る、結う
       白粉の秘密
第4章 江戸のマルチ広告―美艶仙女香
       「どこにでも面を出す仙女香」
       タイアップ広告と歌舞伎役者

浮世絵に描かれたよく似た顔の女性、どう区別する?そしてその女性の、未婚・既婚、子なし・子あり、さらには美人・不美人を一目で見分ける方法とは?美人はいかにして美人となり、化粧品はいかにして宣伝されヒットし流通していたのか?膨大な「化粧絵」の向こうに見える江戸女性の真実。
陶智子(すえ・ともこ)
富山短期大学助教授。富山県文化財保護審議会委員。富山県中世城館遺跡総合調査等検討委員会委員。専門は近世女性礼法、化粧文化史。

+関連・リンク+
講談社

テレビの時代劇などを観ると、違和感は無いものの
時々、よく考えると「お歯黒」をしてる人がいないなぁ…とか思います。
時代考証はしっかりしていても、現代人の生活からすると
風俗・習慣を再現するのが難しいのでしょうが、
そういうことで誤解していたり、知らなかったりすることが結構多そうな気が。
読みたい度70%

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2005/12/29

『情熱の美女ヴィヴィアン・リー』

近代映画社 2,000円(税別) ISBN4-7648-2059-5 05.12刊

+内容+
ポートレート集
Life Story
Filmography
   「風と共に去りぬ」
   「哀愁」
   「美女ありき」
   「シーザーとクレオパトラ」
   「アンナ・カレニナ」〈他〉

「風と共に去りぬ」のヒロイン、スカーレット・オハラそのもののように、愛する人のために情熱的に生きた名女優ヴィヴィアン・リー。その波瀾に満ちた生涯を美しいポートレートと貴重なプライベート写真でクローズアップすると共に、近くリバイバル公開される「風と共に去りぬ」をグラフ大特集。さらに「哀愁」はじめ代表作の紹介も充実しています。

+関連・リンク+
近代映画社

やはり、ヴィヴィアン・リーといえば『風と共に去りぬ』でしょう。
あの美しさは他に比べようが無いように思います。
あまりに素晴らしいので、彼女の他の出演映画って?
という感じになってしまっているのが残念。
『シーザーとクレオパトラ』は観たような記憶がありますが…
でも、クレオパトラといえばやはりエリザベス・テイラーになってしまうかな。
読みたい度55%

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2005/12/28

『辛いもの好きにはわけがある 美食の進化論』

辛いもの好きにはわけがある
ゲイリー・ポール・ナブハン著 / 栗木 さつき訳
ランダムハウス講談社 1,800円(税別) ISBN4-270-00108-9 05.11刊

+内容+
第1章 ヒトの体内に暗号化された歴史―友の死が教えてくれたこと
第2章 先祖伝来の食事をさがして
               ―ミトコンドリア・イブとジャワ原人はなにを食べていたのか
第3章 ソラマメとマラリアのふしぎな関係
                    ―サルデーニャ島の若者の春がつらいのはなぜ?
第4章 地中海式ダイエットは万人に効果あり?―クレタ島とオリーブ油と野菜と
第5章 なぜ辛いものが苦手な人がいるのか?
                      ―有味者と無味者、そしてスーパー有味者とは
第6章 移民がかかえる悩み―食事を変えるか、遺伝子を変えるか?
第7章 糖尿病との闘い―砂漠の住民たちの健康と誇りをとりもどすために
第8章 土地の健康は人の健康―ハワイの人々の努力から見えるもの

原題『WHY SOME LIKE IT HOT』Gary Paul Nabhan
食の歴史は、遺伝子の歴史。あなたの体に本当に必要な食べものは?ネイティブ・アメリカンにアルコール依存症や糖尿病が多いのはなぜ?話題の古代食ダイエットってどこの古代食?ギリシアの男性が悩まされるソラマメ・アレルギーとマラリアの意外な関係とは?世界各地をめぐったフィールドワークから見えてくる「進化美食学」の世界。
ゲイリー・ポール・ナブハン
民族生物学・栄養生態学を専門とし、ネイチャー、サイエンス・ニュースなど各誌に寄稿。スロー・フード運動の推進者でもあり、アリゾナの自宅では在来の農作物を栽培し、羊や七面鳥を育てている。

+関連・リンク+
ランダムハウス講談社

「食」を文化人類学的、科学的な部分から書いているのが面白そう。
知っていたからどうだという感じだけれど、
読むとちょっと賢くなった気もするかな…。
目次だけでも、かなり興味がそそられます。
読みたい度55%

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2005/12/27

『死にカタログ』

死にカタログ
寄藤 文平著
大和書房 1,500円(税別) ISBN4-479-39127-4 05.12刊

+内容+
死の入口
死のカタチ
死のタイミング
死の場所
死の理由
死のものがたり
死のしまい方

死んだらコオロギになる。そう信じる人々がいる。あばくのでもなく、かくすのでもなく。寄藤文平が描いた、等身大の死のカタチ。「死ぬってなに?」素朴な疑問を、絵で考えた、新しい「死の本」。
寄藤文平(よりふじ・ぶんぺい)
イラストレーター、アートディレクター。JT広告「大人たばこ養成講座」をはじめ、広告、装丁などで活躍。

+関連・リンク+
大和書房
Bunpei Ginza Ltd.

10月の終わりにTVで放送されたドキュメンタリー番組『情熱大陸』で
氏が取り上げられた時に、丁度企画が進められていた本になります。
ユーモラスでちょっとキュッチュなイラストが特徴的。
少し気の抜けたようにも見えるけれど
その裏側で、何をどう見せるのかということをとことん突き詰める、
そういう姿勢が強く印象に残る人物でした。
読みたい度65%

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2005/12/26

『ゲーテさんこんばんは』

集英社 533円(税別) ISBN4-08-747885-8 05.11刊

+内容+
教育パパ
大学生の実験
逃げる男
ヨハーン三兄弟
顧問官の仕事
イタリア逃亡
紀行記の作り方
ブロッケン山
石の蒐集
骨の研究〈他〉

あの大文豪はこんなにも面白い人だった!十代から恋愛遍歴を重ね、齢70を過ぎて17歳の少女にプロポーズした。二十代でベストセラー恋愛小説を書き、ワイマールの顧問官として職務に取り組んだ後、突然偽名を使ってイタリアへ逃亡した。詩をつくり、石を集め、山を登り、82歳で大作『ファウスト』を完成した。数多くのエピソードとともに、天才ゲーテの魅惑の世界を散策する画期的評伝。第五回桑原武夫学芸賞受賞。
池内紀(いけうち・おさむ)
ドイツ文学者。『ゲーテさんこんばんは』で第五回桑原武夫学芸賞を受賞。

+関連・リンク+
集英社

以前も書いたかもしれませんが…
これまで読んだ本中で一冊だけ挙げろ、と言われたら
迷わずゲーテの『ファウスト』を推します。
高校生の時に読んだのですが、
読み易いのは第一部のマルガレーテをめぐる話。
第二部は結構読みにくいものの、
人工生命を創る話、海を大規模に埋め立てる話など
約200年前に書かれたものとは思えないほどの科学的内容に吃驚。
ラストは人間のエゴの醜さやそれに伴う科学力の行き着くところが
悲劇であるというニュアンスの、文学的表現に圧倒されました。
歳を取ってから過去を振り返ったときに自分の人生をどう捉えるのか
という問題について考えるきっかけを与えられ、
この作品を読んで視野が広げられました。
ゲーテの他の作品は未読なのですが…(汗)
池内訳『ファウスト 第1部』『ファウスト 第2部』はとても読み易いみたいです。
ちなみに、関連本(?)としては手塚治虫の『ネオ・ファウスト』がお薦め。
読みたい度70%

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2005/12/25

『土鍋ひとつ!でおいしくできた! 楽ウマ90品』

青春出版社 1,200円(税別) ISBN4-413-06416-X 05.12刊

+内容+
プロローグ まずは土鍋使いの基本をチェック、土鍋ってこんなにエライ!
         鍋物だけじゃもったいない!もっと使える土鍋の魅力
         時間も手間もお金も節約!土鍋はズボラさんの味方です〈他〉
1 ほっこり煮物もヘルシー蒸し物も。毎日土鍋を使いたくなる早ウマ土鍋おかず34
         毎日の食事にフル活用!土鍋でおかずづくりのすすめ
         根菜の黒ゴマ煮〈他〉
2 ふっくら、ツヤツヤの炊き立てごはんは一度食べたらやみつきに!
                                     ほかほか土鍋ごはん20
         炊くのはもちろんおかゆやちまきも土鍋でできる!
         これで失敗なし!土鍋ごはん炊きの基本〈他〉
3 ケーキにまんじゅう、プリン、パン。目からウロコのびっくりおやつ土鍋deスイーツ16
         これが土鍋でできちゃうの!?スイーツづくり大作戦
         大きなプリン〈他〉
4 バリエーションを増やせばもっと楽しい鍋物ざんまい基本鍋、変わり鍋20
         水炊き
         寄せ鍋〈他〉

本書では、どこの家にもある昔ながらの調理器具である「土鍋」の可能性を大研究。毎日のおかずからスイーツづくりまで、多彩な土鍋活用アイデアを提案した。
濱田美里(はまだ・みさと)
料理研究家。大学在学中から世界各地の民族料理、日本各地の地元のおばあちゃん料理を訪ね歩き、独学で料理を学ぶ。食と心身の関係や国と民族のかたち、昔ながらの暮らし方に強い関心をもつ。自由な発想で生み出される楽しくつくれておいしいレシピが、雑誌、書籍、テレビなどで好評を得る。ケータリングや執筆活動など、幅広く活躍。

+関連・リンク+
青春出版社

みんなで集まって鍋大会!みたいな時くらいしか使わない土鍋。
もっと普段の食事のときにも活用できればよいなと思っていたりして。
確かに、煮物などには最適のような気がします。
おやつを作るというのはビックリだけど…
読みたい度45%

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2005/12/24

『ロリータ』

ロリータ
ウラジーミル・ナボコフ著 / 若島 正訳
新潮社 2,800円(税別) ISBN4-10-505605-0 05.11刊

+内容+
原題『LOLITA』Vladimir Nabokov
ヨーロッパの教養豊かに育ったハンバート・ハンバートは、幼い頃の最初の恋で心に傷を負っていた。理想のニンフェットを求めながらも、パリで結婚するが失敗。離婚を機にフランス語教師としてアメリカに渡った彼の下宿先には、一人の少女がいた。ロリータ。運命のいたずらから、ロリータと二人きりとなったハンバートは、彼女とともに車で全米を転々とすることになる―彼らを追跡する、謎の男が登場するまでは。少女愛というタブーに踏み込んだがためにスキャンダラスな問題作として広く知られる一方、本書が幾多の「謎」を重層的に含み込む、精緻極まるパズルのような名品であることは意外と知られていない。その緻密な「謎」ゆえに、今もなお世界中の読み巧者たちを引きつけてやまない文学の逸品、「言葉の魔術師」ナボコフの最高傑作が、発表50年を経て待望の新訳。
ウラジーミル・ナボコフ
1899‐1977。1899年4月23日、帝政ロシア時代のサンクト・ペテルブルグで貴族の家に生まれた。1919年、ロシア革命により家族でドイツに亡命。ケンブリッジ大学卒業後、ベルリン、パリと移り住み、主にロシア語で執筆活動を続ける。1940年、アメリカに移住。スタンフォード、コーネル、ハーバード大学などでロシア文学を教える傍ら、英語でも創作活動を始める。1955年に発表された『ロリータ』が大センセーションを巻き起こし、教職を辞す。スイスのモントルーに移住し、死ぬまでそこで暮らした。

+関連・リンク+
新潮社
日本ナボコフ協会事務局
ナボコフノート

マルキ・ド・サド、ザッヘル・マゾッホと読めば、
ナボコフの『ロリータ』も読んでおかないといけないでしょう(笑)
昔の訳と新訳の違いも気になるところです…
読みたい度95%

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2005/12/23

『やかんの本』

やかんの本
麻布やかん組合編著
ロコモーションパブリッシング 1,500円(税別) ISBN4-86212-027-X 05.11刊

+内容+
東京文化のド真ん中に遊ぶ大人たちが辿り着いた究極の愉しみは、生活人のソウル・アイテム「やかん」のコレクションだった!?スーパー・アートディレクター渡邊かをるとその仲間たちが世界各国から集めた珠玉のやかん60個を初公開。

+関連・リンク+
ロコモーションパブリッシング

食器ではなくやかんというところがユニーク。
確かにそのフォルムは見飽きない感じがするような…
読みたい度65%

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2005/12/22

『教養として知っておきたい「昭和」の名経営者』

三笠書房 629円(税別) ISBN4-8379-7528-3 05.12刊

+内容+
1章 技術立国・日本を築いた経営者たち
      経営の神様 利益こそ最高の善である―松下幸之助
      町工場をグローバル企業に押し上げた二人三脚―井深大・盛田昭夫〈他〉
2章 「巨大コンツェルン」を一代で築いた経営者たち
      人を集める天才、「経営の魔術師」の手腕―小林一三
      「人の通らない道」にこそ「宝の山」がある―堤康次郎〈他〉
3章 「商売の神様」とも敬われた経営者たち
      企業再建の名人 最強の組織を作った“メザシ”の土光―土光敏夫
      社員・将来・危険負担 「三愛主義」で事業を拡大―市村清〈他〉
4章 「経済大国の命運」を握った経営者たち
      証券業を一代にして近代化した男―野村徳七
      保険は人の生命、家族の幸福に関わる第一級の事業―弘世現〈他〉
5章 「エネルギーの王」として君臨した経営者たち
      電力の鬼「高度経済成長のインフラ」を築く―松永安左ヱ門
      歴史上初めて外国で「日の丸原油」の掘削権を手に!―山下太郎〈他〉

松下幸之助、本田宗一郎、井深大…昭和の時代を振り返ってみると、そこには「経営の神様」「発明の天才」とまで謳われた経営者が、綺羅星のごとく連なっていることに驚かされる。彼らの実績は単なる“歴史”ではない。その際立った「知恵」「才覚」「器量」を知ることは、現代のビジネスマンの「教養」となるばかりか、「生きた糧」ともなるはずだ。
松崎隆司(まつざき・たかし)
経済ジャーナリスト。経営論から人事、M&Aまで、扱うテーマは幅広い。

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三笠書房

現在の日本の繁栄を築く礎となった人達の話。
偉人伝とも違った感じで面白そうです。
読みたい度55%

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2005/12/21

『元禄歌舞伎の展開 甦る名優たち』

元禄歌舞伎の展開
近藤 瑞男著
雄山閣 3,800円(税別) ISBN4-639-01908-4 05.11刊

+内容+
第1部 元禄時代における歌舞伎の変質
       「廓場」考
       小野川宇源次の転機
       上方歌舞伎における元禄から享保へ―『傾城妻恋桜』考〈他〉
第2部 作劇法の諸問題
       人買い惣太の誕生―『双生隅田川』成立の一面
       二代目市川団十郎考―『矢の根』上演を中心に
       元禄歌舞伎の世話狂言―中村千弥の場合〈他〉
第3部 近松作品の研究
       『鑓の権三重帷子』の再検討―笹野権三考
       近松『女殺油地獄』の享受―明治期から鐘下辰男まで

「芸」の変遷を通して当時の舞台の演出、演技・芸風を大胆に考察し、近世歌舞伎の史的展開と転換期の様相を探る。
近藤瑞男(こんどう・たまお)
共立女子大学文芸学部教授。

+関連・リンク+
雄山閣

興味深い専門書。
そういえば歌舞伎がユネスコの無形文化遺産に登録されましたね。
ちょっと不思議な気もしますが…。
歌舞伎をよく観るようになると、やはり歴史も気になってきます。
読みたい度45%

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2005/12/20

『B型男と幸せになる方法 ミステリアスな男が突然かわいく見える!』

東洋経済新報社 1,200円(税別) ISBN4-492-04245-8 05.12刊

+内容+
第1章 よくわかるB型男の傾向と対策(彼氏の場合)
       部屋が汚いのは平気なくせに、本の並べ方にこだわる
       ダイエットが長続きしない〈他〉
第2章 よくわかるB型男の傾向と対策(夫の場合)
       運転べたなくせにマナーが悪い
       ナンバー1にならなければ気がすまないクリエイター症候群〈他〉
第3章 よくわかるB型男の傾向と対策(家族の場合)
       家族全員B型で会話も行動もバラバラ
       潔癖性でもないくせに、ゴミ捨てだけは律儀なんだから〈他〉
第4章 よくわかるB型男の傾向と対策(会社関係・友人・隣人の場合)
       お前のせいで辞めたくなったんだっ!
       ピンクのシャツにネッカチーフで自己陶酔〈他〉

あなたはB型男に振り回される女、それとも転がす女!?自己チュー、わがまま、気まぐれ…。いるいるこんな男たち!でもなぜだか、嫌いになれない、憎めない。こんな気持ちの私は変かしら!?気まぐれB型男を制すると、恋愛&人生がとってもハッピーになる。
田中ひろみ(たなか・ひろみ)
イラストレーター&ライター。B型男研究家。「うさぎちゃん」のキャラクターで各種の雑誌やPR誌、ポスターなどの挿絵で活躍。また、エッセイや突撃取材レポートなども手がける。読売・日本テレビ文化センター「江戸それホント?めぐり」講師、NHK学園「あなたもなれるイラストレーター」講師。

+関連・リンク+
東洋経済新報社

しばらく前、テレビで血液型別の性格検証番組が流行っていた頃に
B型の子どもが学校でいじめられるとか、
そういうのが問題になったことがありましたが…。
自分はB型ではないけれど、
それにしてもこんな本が出るB型のイメージって、なんだか気の毒です。
しかし、血液型性格判断って、結局どうなんだろう?!
読みたい度45%

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2005/12/19

『江戸の出版』

江戸の出版
中野 三敏監修
ぺりかん社 3,800円(税別) ISBN4-8315-1120-X 05.11刊

+内容+
江戸の出版 上・座談会―「板本」をめぐる諸問題
江戸の出版 下・座談会―板元・法制・技術・流通・享受
万葉集出版小史
深江屋太郎兵衛の出版活動
「日本小説年表」考 黒本・青本を中心に
浄瑠璃中字正本刊行の事情
歌舞伎の出版物を読む―江戸の上演システム・「東海道四谷怪談」のことなど
絵草紙屋追懐
東京鳳文館の歳月
近世における重板・類板の諸問題〈他〉

膨大な近世文学の背景には、板本を中心とした出版文化の隆盛があった。出版流通の仕組みが整い、経済・社会とともに成長と変化を遂げてきた。「江戸の出版」の歴史と問題点を概観する。
中野三敏(なかの・みつとし)
福岡大学教授。九州大学名誉教授。

+関連・リンク+
ぺりかん社

江戸時代の出版業界について、なかなか知る機会が無いので興味深い本です。
出版業界にいる人間として、日本独自のシステムなどが
現代に生かされているのだろうかと、そういう点が気になったりして。
この本の中では、個人的には歌舞伎関連の内容に目が留まります。
読みたい度65%

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2005/12/18

『大英帝国の大事典作り』

講談社 1,700円(税別) ISBN4-06-258346-1 05.11刊

+内容+
序章 イギリス社会における「知」のインフラ―辞書・事典作りの伝統
第1章 『ブリタニカ百科事典』の歴史
       一八世紀という時代
       『サイクロピーディア』から『百科全書』へ
       『ブリタニカ』
第2章 『オックスフォード英語辞典』の歴史
       イギリスにおける辞書編纂の歴史
       グリム兄弟と『ドイツ語辞典』
       ジェイムズ・マリーと『OED』
       『OED』に対する、現在の視点からの評価・批判
第3章 『イギリス国民伝記辞典』の歴史
       イギリス人と伝記―ジョン・オーブリーからレズリー・スティーヴンへ
       レズリー・スティーヴンの生涯
       スティーヴンと『DNB』
第4章 三つの辞書・事典の現状と将来

『ブリタニカ百科事典』Encyclopaedia Britannica『オックスフォード英語辞典』Oxford English Dictionary『イギリス国民伝記辞典』Dictionary of National Biography…。一八世紀後半から一九世紀後半にかけて、イギリス人はこの三つの大辞書、大事典を編纂した。世界をリードする気概にあふれた当時のイギリス社会は、なぜ、このような大事業を敢行したのか。それらは、どのように利用され、効果を発揮したのか。近代の知のインフラを整備した人々と歴史を検証する。
本田毅彦(ほんだ・たけひこ)
帝京大学文学部史学科助教授。専攻はイギリス近現代史。

+関連・リンク+
講談社

ある意味、イギリスらしさを知るのに良い本だと思われます。
ネット社会到来で手軽に情報が得られるようになったけれど、
貴重な情報と、ゴミの情報の選別が重要になってきたように感じます。
ますますデータベースの必要性が高まるという点でも、
大事典作りについての内容は興味深いものがあります。
読みたい度60%

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2005/12/17

『ケネディを殺した副大統領 その血と金と権力』

ケネディを殺した副大統領
バー・マクレラン著 / 赤根 洋子訳
文藝春秋 3,400円(税別) ISBN4-16-367680-5 05.11刊

+内容+
直観
特権
ルーツ
オースティン
暗殺者マック・ウォレス
不正選挙
殺人
不正蓄財
駆け引き
就任式
葬儀
誘惑
ディテール
暗殺
逃亡
ボーナス
最終弁論
日没
闘い
再生

原題『BLOOD,MONEY & POWER:How L.B.J. Killed J.F.K.』Barr McClellan
ケネディ米大統領暗殺の黒幕はジョンソン副大統領―著者はジョンソン自身の元顧問弁護士!身内だったからこそ初めて書けた実行犯まで特定する驚愕のレポート。

+関連・リンク+
文藝春秋

ケネディ暗殺事件はテレビ番組などでも思い出したように度々取り上げられる材料。
時間が経つにつれて風化していく部分と、新たな発見がある部分と、
様々な展開を経て、結局真実は解明されるのでしょうか~。
読みたい度50%

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2005/12/16

『レンゾ・ピアノ・ビルディング・ワークショップ全作品集 Volume1』

レンゾ・ピアノ・ビルディング・ワークショップ Volume1
レンゾ・ピアノ作 / ピーター・ブキャナン著
ファイドン 6,680円(税別) ISBN4-902593-29-7 05.11刊

+内容+
ナチュラル・アーキテクチャー
ワークショップの理念
初期の影響
ピアノの作品
RPBW

多数の写真やドローイングとともに、RPBWの建築の全体像が明らかにされる。ピーター・ブキャナンの権威ある解説や細部まで行き届いた描写からは、RPBWによる建築の重要性のみならず個々の作品の関連性も浮かび上がってくる。本書ではRPBW設立以前の初期の作品についても解説されており、ピアノが長い道のりを経て現在のように進化する様をうかがうことができる。彼の精神と、他に例を見ない建築への適切なアプローチ、またその結果生まれた建築を紹介した1冊である。
ピーター・ブキャナン
建築家および都市プランナーとしてアフリカ、ヨーロッパ、および中東各地において活動し、その後10年間にわたって『The Architectural Review』の副編集長を務める。世界中の多くの雑誌に文章を発表するとともに、作品集、カタログ、および書籍に評論を寄稿し、国際的な講演活動を行なう。

+関連・リンク+
Phaidon Press
Renzo Piano Building Workshop Official Site

ポンピドゥー・センター、関西国際空港ターミナルビル、
銀座のメゾン・エルメスなどを手がけた超有名建築家。
とても気になる本だけれど、値段、大きさ、多巻ものである
ということを考えると、ちょっと手が出ないかな…。
読みたい度45%

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2005/12/15

『メンズ・ヨガ 男も始めるぜ編』

メンズ・ヨガ 男も始めるぜ編
ケン・ハラクマ監修
PHP研究所 1,200円(税別) ISBN4-569-64689-1 05.12刊

+内容+
出勤時
   目覚まし時計を止める時
   靴下をはきながら〈他〉
オフィス
   受付嬢にインパクトのある挨拶を
   エレベーターの停止階ボタンを押す〈他〉
出先で
   プレゼンの前に
   大事な取引先に深く詫びを入れる時〈他〉
アフター5
   名刺交換の際に
   接待の席で正座をしていたら足がしびれた〈他〉

出勤時、オフィス、出先で、アフター5、あらゆるシーンで、レッツ・ヨガ。
ケン・ハラクマ
インターナショナル・ヨガセンター・アシュタンガヨガジャパン・ミュージアム東京主宰。

+関連・リンク+
PHP研究所

“ながらヨガ”みたいな感じがちょっとアヤシイ気もします。
体をぜんぜん動かしていないので、何か運動をやらなければと思っているけれど、
やるならジムとかではなく、本格的なヨガをやってみたい。
ただ、変な精神世界に行っちゃうと困りますが…。
読みたい度35%

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2005/12/14

『デザインの輪郭』

デザインの輪郭
深沢 直人著
TOTO出版 1,800円(税別) ISBN4-88706-260-5 05.12刊

+内容+
デザインの輪郭
選択圧
張り
考えない(without thought)
行為に溶けるデザイン
俳句
ふつう
そのものの周り(外側を見る)
手沢
最小限で生きる〈他〉

深澤直人(ふかさわ・なおと)
工業デザイナー。2003年Naoto Fukasawa.Designを設立、現在に至る。日本の大手メーカーのデザインコンサルティングを手がける他、イタリア、ドイツのメーカーとのプロジェクトも多数。過去のデザイン賞は、米国IDEA金賞、ドイツif賞金賞、英国D&AD金賞、毎日デザイン賞、織部賞などを含み50賞を超える。現在、武蔵野美術大学教授、多摩美術大学客員教授、東京大学大学院学際理数情報学特別講師

+関連・リンク+
TOTO出版
NAOTO FUKASAWA DESIGN

深澤氏は家電のデザイン他、auのinfobarのデザインなどで超有名な人。
多くのヒット商品を生み出す源泉のようなものが分かるかも!?
読みたい度75%

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2005/12/13

『なまり亭方言完全マスター本』

ワニブックス 933円(税別) ISBN4-8470-1631-9 05.12刊

+内容+
同時翻訳:共通語に直しなさい
   青森弁
   秋田弁
   茨城弁〈他〉
県民の主張
地域の紹介
   北海道・東北
   関東
   中部〈他〉
ご当地名物一覧表
マシューセレクト!全国お国言葉
   「おはよう」
   「ありがとう」
   「じゃーね」〈他〉

+関連・リンク+
ワニブックス
Matthew's Best Hit TV +

方言ブーム、結構続いているようですね。
『マシューズ・ベスト・ヒットTV』のこのコーナー、
深夜にやっていたときはチラッと見ていました。
自分には長年住んだ出身地というものがないので、
お国言葉が結構うらやましかったり。
読みたい度50%

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2005/12/12

『ロバと王女 フォト・ストーリー・ブック』

ロバと王女
シャルル・ペロー原作 / 井堀 登文
ブルース・インターアクションズ 2,200円(税別) ISBN4-86020-151-5 05.12刊

+内容+
幻の傑作がついに復活!自ら幸せをつかむ、プリンセスの恋物語。今秋Bunkamuraほか全国ロードショーの映画をノベライズ。スチールをふんだんに盛り込んだ、お宝必至の写真絵本です。

+関連・リンク+
ブルース・インターアクションズ
ロバと王女

日本では1971年に公開されたジャック・ドゥミ監督の映画『ロバと王女』。
Bunkamuraル・シネマでの公開は、あとわずかで終了してしまうようですが…
ものすごくポップでキャッチー。
カトリーヌ・ドヌーヴの美しさがタマラナイ!
読みたい度75%

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2005/12/11

『思い出の作家たち 谷崎・川端・三島・安部・司馬』

思い出の作家たち
ドナルド・キーン著 / 松宮 史朗訳
新潮社 1,500円(税別) ISBN4-10-331706-X 05.11刊

+内容+
谷崎潤一郎
川端康成
三島由紀夫
安部公房
司馬遼太郎

原題『FIVE MODERN JAPANESE NOVELISTS』Donald Keene
かくも壮大稀有なる「日本回帰」、谷崎潤一郎。果敢に前衛を目論んだ「伝統主義」、川端康成。仮面をわが肉体とした「美の極点」、三島由紀夫。日本語の可能性に飽くまでも沈潜した「無国籍者」、安部公房。日本人のための日本奪還の「英雄」、司馬遼太郎。現代日本文学の天空を鮮烈によぎった、またと出会えぬ作家たち。その軌跡を活写する五つの論考。敬愛と友情、そして感謝をこめて―。
ドナルド・キーン
1922年ニューヨーク生まれ。コロンビア大学名誉教授。日本文学や日本文化の研究、紹介における長年の多大な貢献に対し、勲二等旭日重光章、菊池寛賞、全米文芸評論家賞などを受賞。文化功労者にも選ばれた。著書に『日本文学の歴史』『足利義政』(中央公論新社)『明治天皇(上下巻)』(新潮社)など。

+関連・リンク+
新潮社

“三島由紀夫関連書籍”シリーズの番外編ということで…。
過去に、ドナルド・キーン氏の講演を聴いたことがあります。
内容は、主に三島由紀夫の思い出について。
内容は主に三島由紀夫の思い出について。
とても柔らかい温かみのある語り口で、
三島だけでなく、日本文学に対する愛情のようなものを感じました。
それにしても、文学者との付き合いの多い方で、
楽しいエピソードには事欠かない様子。
それも氏の真摯な姿勢からくるものなのでしょう。
読みたい度90%

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2005/12/08

『続・三島由紀夫が死んだ日』

三島由紀夫が死んだ日 続
中条 省平編・監修
実業之日本社 1,900円(税別) ISBN4-408-53482-X 05.11刊

+内容+
口絵1 オブジェとしての三島由紀夫(撮影・細江英公)
口絵2 天才のオーラに魅せられて(作・横尾忠則)
プロローグ 新資料から推理する自決に至る精神の軌跡(井上隆史)
辛すぎた四十五年の生涯(辻井喬)
誠実なる警告(細江英公)
最後の悲劇のために選ばれた日(蜷川幸雄)
存在感獲得への熟望(高橋睦郎)
時間に楔を打ち込んだ男(四方田犬彦)
おじさんはもうすぐ死ぬけれど…(神津カンナ)
「みやび」なアナーキスト(島田雅彦)
失われた日本の美を求めて(行定勲)
自決から遠く離れた人々に生きる三島(田中千世子)
三島由紀夫は歴史になったか(中条省平)

中条省平(ちゅうじょう・しょうへい)
フランス文学者・映画評論家。現在、学習院大学文学部フランス文学科教授。文学、映画、マンガ、ジャズ、ミステリーなどあらゆる分野に関する斬新な評論を発表し新聞・雑誌のコメンテーターとしても幅広く活躍。

+関連・リンク+
実業之日本社
三島由紀夫 Cyber Museum

三島由紀夫関連書籍祭り(?)の最後はこの本。
今年4月に刊行された『三島由紀夫が死んだ日』の続編で、
著名人が三島について書いたアンソロジーです。
個人的に注目しているのは三島の写真集を刊行した細江英公と、
『近代能楽集』の演出で話題になった蜷川幸雄。
三島と直接的、間接的にかかわりを持った人達が三島をどう捉えているのか、
ひとりひとりの三島感が気になります。
読みたい度95%

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2005/12/07

『回想 回転扉の三島由紀夫』

文藝春秋 710円(税別) ISBN4-16-660477-5 05.11刊

+内容+
第1章 八歳違いの「兄貴」
第2章 「切腹ごっこ」
第3章 『愛の処刑』
第4章 三島と演劇
第5章 桐の函に入った小説『憂国』
第6章 映画『憂国』
第7章 「幸福な一生」

十代で三島由紀夫を知り、歌舞伎、能、そして「切腹趣味」を共有し、やがては映画『憂国』を演出する。没後三十五年たっても色褪せぬ天才三島由紀夫への甘美なる鎮魂の書。
堂本正樹(どうもと・まさき)
劇作家、演出家。早くから演劇にかかわり、三島由紀夫らと「浪曼劇場」創立に参加。おもな著書に『能・狂言の芸』(観世寿夫賞)などがある。

+関連・リンク+
文藝春秋
三島由紀夫 Cyber Museum

三島関連書籍の第三弾は…
歌舞伎も含めて、三島の戯曲にはかなり関心を持っています。
全作品上演プロジェクトも立ち上がったという話も聞きますし、
マイナーなものも含め、読んだものを色々観ていきたいと思っています。
今一番観たいと思う作品は『朱雀家の滅亡』と『癪王のテラス』です。
読みたい度100%

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2005/12/06

『三島由紀夫の二・二六事件』

文藝春秋 710円(税別) ISBN4-16-660475-9 05.11刊

+内容+
序章 昭和史への大いなる影
第1章 三島由紀夫の北一輝
第2章 二・二六事件と三島由紀夫
第3章 大本教の幻の影
第4章 北一輝と昭和天皇
第5章 二・二六事件における天皇
第6章 日米戦争と天皇、および北一輝
終章 畏るべき天皇

昭和史の分水嶺となった尊皇クーデターに少年・三島が視たものは何か。昭和天皇、北一輝の思念の錯綜をたどりつつ、ルサンチマンの視座から、三島世界を新たに読み換える。
松本健一(まつもと・けんいち)
作家、評論家、麗澤大学国際経済学部教授。『近代アジア精神史の試み』でアジア・太平洋賞、『日本の近代 第一巻 開国・維新』で吉田茂賞、『評伝 北一輝』全五巻で司馬遼太郎賞を受賞。

+関連・リンク+
文藝春秋
三島由紀夫 Cyber Museum

ということで、“三島関連書籍”の第二弾。
書こうと思うと長くなるので、ちょこっとだけにしますが、
やはり三島を語る上で重要な要素の一つとして挙げられるのは「天皇」ですね。
色々考え方はあると思うけれど、自分は三島にとっての天皇は
“触れることのできない至高の存在”のメタファーではないかと思っています。
金閣や、聖セバスチャンと同じような存在。
その中でも特に、自身の生(と死)を強く意識していた時代、
すなわち“戦時中”に還っていくことができるアイテムが
天皇だったのではないかと…
この辺、自分の苦手な政治的要素も絡んできて
かなりデリケートな問題なんですが…(汗)
三島は『英霊の声』で、人間天皇を批判しているけれども、
そういった部分からも、この本には興味ありです。
読みたい度100%

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2005/12/05

『KAWADE夢ムック文藝別冊 総特集 三島由紀夫』

河出書房新社 1,143円(税別) ISBN4-309-97697-2 05.11刊

+内容+
カラー口絵
   海と塔―三島由紀夫への旅
エッセイ
   出久根達三・太宰の支配
   田中千世子・映画『みやび 三島由紀夫』を作って
総論
   島内景二・琥珀の中の虫―「女なるもの」との戦い
   斎藤環・逆説の同心円
   井上隆史・三島由紀夫のイロニー
三島由紀夫という歴史的記録
   高澤秀次・戦後的な、余りに戦後的な―三島由紀夫の抵抗と挫折
   特別対談 松本健一・安彦良和 一九七〇・一一・二五とは何だったのか
三島由紀夫 単行本未収録コレクション
   虚栄について
   私の顔
   文学に於ける春のめざめ
   大阪の連込宿―「愛の渇き」の調査旅行の一夜
   わが「自主防衛」―体験からの出発〈他〉
『豊饒の海/春の雪』
   四方田犬彦・『春の雪』とノスタルジア
   原武史・『春の雪』『奔馬』に見る大正天皇と昭和天皇
   インタヴュー 行定勲・『春の雪』、三島の純粋と永遠を映画に
様々な三島由紀夫
   伊藤氏貴・〈告白〉の誘惑―仮面のイロニー
   松本徹・『金閣寺』の独創
   福嶋亮大・ゲームの達人―三島由紀夫と中上健次
三島由紀夫 対談コレクション
   宇野千代 女はよろめかず
   中村歌右衛門 歌舞伎の伝統美を語る
   澁澤龍彦 稲垣足穂の世界
   寺山修司 エロスは抵抗の拠点になり得るか
対談
   澁澤龍彦・出口裕弘 三島由紀夫:世紀末デカダンスの文学
資料

三島自決事件から35年、改めて戦後の転換点を照射している。対談に松本健一×安彦良和。作家論、三島の単行本未収録エッセイも多数。澁澤龍彦との対談など。映画『春の雪』の行定勲監督インタビューなど。

+関連・リンク+
河出書房新社
三島由紀夫 Cyber Museum

今年は三島由紀夫没後35年の節目の年でした。
作品が映画化されたり、ドキュメンタリー映画が公開されたり。
関連書籍も数多く出版されました。
先月の憂国忌からは、ずれてしまったけれど
“三島由紀夫関連書籍新刊特集”ということで、
第一弾は…『文藝別冊』シリーズでようやく出たという感じのこの一冊。
読みたい度100%

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2005/12/03

『皇室の饗宴とボンボニエール』

思文閣出版 2,300円(税別) ISBN4-7842-1270-1 05.11刊

+内容+
第1章 ボンボニエールの起源
       「ボンボニエール」という名称
       日本のボンボニエールの発祥〈他〉
第2章 ボンボニエールの意匠
       材料・材質
       形状〈他〉
第3章 日本の金銀の産出と金属工芸の歴史
       日本の金銀採掘の歴史
       日本の金工の歴史〈他〉
第4章 明治維新後の皇室とその周辺
       皇族について
       宮家について〈他〉
第5章 皇室の儀礼・儀式
       皇室のご慶事と饗宴について
       ご慶事解説

この本は、皇室で催されてきた饗宴とその折々の列席者に贈られてきたユニークな記念品である「ボンボニエール」と呼ばれているものについて、初歩的なアプローチを試みるものです。

+関連・リンク+
思文閣出版

職場でこの本を目にしていたあと、
紀宮さま(現・黒田清子さん)の結婚式のニュースで
引き出物のボンボニエールを見たので、おぉっ!と思いました。
容器のことを知らなければ、コンペイトウが引き出物って…とか考えてたりして。
やはり器のボンボニエールはスゴイ品物なのでしょうねぇ。
この本で紹介されているボンボニエールは兜や鳥かごなど様々な形をしていて面白い。
職人の技が光っているという感じ。まさに芸術品です。
読みたい度55%

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2005/12/02

『図解 孫にモテるための本』

図解孫にモテるための本
目からウロコの編集部 シルバーライフ研究班編
第三文明社 1,000円(税別) ISBN4-476-13012-7 05.12刊

+内容+
第1章 孫を攻略する!
       見栄えよく、かつ安全に、そして手や肩が凝らない「初孫の正しい抱き方」
       いきなり「おじいちゃん(おばあちゃん)がいちばん好き!」
                                     になる孫大喜びの遊び
       お金をかけなくても大丈夫!0~3歳児は「光モノ」でキマり!〈他〉
第2章 孫を知る!
       孫と楽しく遊ぶために―「自主トレ」のススメ
       まだ若いのに「おじいちゃん」とは呼ばれたくない!
       最近主流の「じーじ」「ばーば」は、ちょっと気恥ずかしい…かも?〈他〉
第3章 孫を守る!
       男女で大違い。悲喜こもごもの初孫による化学変化
       上手な、そして後を引かない基本3パターン
                            ―祖父母には祖父母の叱り方がある
       暴力を振るってきても、金をせびられても、あわてないために〈他〉

呼ばれ方は流行の「じーじ・ばーば」、それともオーソドックスな「おじいちゃん・おばあちゃん」か?初孫の抱き方から自慢の仕方、問題孫への対処法、そして隔世遺伝の真実まで。

+関連・リンク+
第三文明社

アヤシイ!アヤシすぎる!(笑)
なにも“図解”しなくても…
読みたい度20%

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2005/12/01

『江戸川乱歩全集 第3巻 陰獣』

光文社 1,048円(税別) ISBN4-334-73979-2 05.11刊

+内容+
踊る一寸法師
毒草
覆面の舞踏者
灰神楽
火星の運河
五階の窓
モノグラム
お勢登場
人でなしの恋
鏡地獄
空中紳士
陰獣
芋虫

+関連・リンク+
光文社
江戸川乱歩全集
旧江戸川乱歩邸
東京下町乱歩帳

光文社文庫の江戸川乱歩全集、刊行開始からずっと購入しています。
最近は少年探偵団ものに食傷気味でしたが…
読みたいのになかなか出なかった第3巻がようやく刊行に!
映画公開に合わせたということなのでしょうか??
何はともあれ、全集も残すところあとわずか。
長いようで短かった~。
読みたい度100%

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