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2005/12/06

『三島由紀夫の二・二六事件』

文藝春秋 710円(税別) ISBN4-16-660475-9 05.11刊

+内容+
序章 昭和史への大いなる影
第1章 三島由紀夫の北一輝
第2章 二・二六事件と三島由紀夫
第3章 大本教の幻の影
第4章 北一輝と昭和天皇
第5章 二・二六事件における天皇
第6章 日米戦争と天皇、および北一輝
終章 畏るべき天皇

昭和史の分水嶺となった尊皇クーデターに少年・三島が視たものは何か。昭和天皇、北一輝の思念の錯綜をたどりつつ、ルサンチマンの視座から、三島世界を新たに読み換える。
松本健一(まつもと・けんいち)
作家、評論家、麗澤大学国際経済学部教授。『近代アジア精神史の試み』でアジア・太平洋賞、『日本の近代 第一巻 開国・維新』で吉田茂賞、『評伝 北一輝』全五巻で司馬遼太郎賞を受賞。

+関連・リンク+
文藝春秋
三島由紀夫 Cyber Museum

ということで、“三島関連書籍”の第二弾。
書こうと思うと長くなるので、ちょこっとだけにしますが、
やはり三島を語る上で重要な要素の一つとして挙げられるのは「天皇」ですね。
色々考え方はあると思うけれど、自分は三島にとっての天皇は
“触れることのできない至高の存在”のメタファーではないかと思っています。
金閣や、聖セバスチャンと同じような存在。
その中でも特に、自身の生(と死)を強く意識していた時代、
すなわち“戦時中”に還っていくことができるアイテムが
天皇だったのではないかと…
この辺、自分の苦手な政治的要素も絡んできて
かなりデリケートな問題なんですが…(汗)
三島は『英霊の声』で、人間天皇を批判しているけれども、
そういった部分からも、この本には興味ありです。
読みたい度100%

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