『江戸の出版』
中野 三敏監修
+内容+
江戸の出版 上・座談会―「板本」をめぐる諸問題
江戸の出版 下・座談会―板元・法制・技術・流通・享受
万葉集出版小史
深江屋太郎兵衛の出版活動
「日本小説年表」考 黒本・青本を中心に
浄瑠璃中字正本刊行の事情
歌舞伎の出版物を読む―江戸の上演システム・「東海道四谷怪談」のことなど
絵草紙屋追懐
東京鳳文館の歳月
近世における重板・類板の諸問題〈他〉
+膨大な近世文学の背景には、板本を中心とした出版文化の隆盛があった。出版流通の仕組みが整い、経済・社会とともに成長と変化を遂げてきた。「江戸の出版」の歴史と問題点を概観する。
中野三敏(なかの・みつとし)
福岡大学教授。九州大学名誉教授。
+関連・リンク+
ぺりかん社
*江戸時代の出版業界について、なかなか知る機会が無いので興味深い本です。
出版業界にいる人間として、日本独自のシステムなどが
現代に生かされているのだろうかと、そういう点が気になったりして。
この本の中では、個人的には歌舞伎関連の内容に目が留まります。
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