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2006/02/28

『天皇のものさし 正倉院撥鏤尺の謎』

天皇のものさし
由水 常雄著
麗澤大学出版会 2,000円(税別) ISBN4-89205-498-4 06.2刊

+内容+
『東大寺献物帳』の謎
撥鏤尺とは何か
十二枚の撥鏤尺プラスアルファ
唐代以降の尺度の変化
謎にみちた撥鏤尺の増減
撥鏤尺の長さの秘密
鎌倉時代に入った大量の象牙尺
撥鏤尺の消失
東京国立博物館にて
消失した撥鏤尺の拓本
突如出現した撥鏤尺
蜷川式胤という人物
蜷川家売立目録に正倉院尺が…
NHKTV『歴史ドキュメント』第一回
亡失した撥鏤尺の出現
新たな撥鏤尺の衝撃的出現

誰が正倉院の宝物を持ち出したのか?天平時代以来、熱いヴェールに閉ざされてきた「正倉院」、そして、知られざる美術品「撥鏤尺」(天皇のもとに厳重に管理されてきた「基準原器」)の歴史と謎に迫る、渾身のライフワーク。正倉院で何が行われていたのか。新たな発見に満ちた極上の歴史ミステリー。
由水常雄
1968年より1970年まで、チェコ(旧チェコスロバキア)政府招聘留学生としてプラハのカレル大学大学院に学ぶ。ガラス工芸史、東西美術交渉史専攻。いろいろな大学で教鞭をとった後、1981年、ガラス作家養成校・東京ガラス工芸研究所、能登島ガラス工房などを開設。

+関連・リンク+
麗澤大学出版会

実は、これまで撥鏤尺(ばちるのしゃく)の存在を知らなかったのですが…
「すご~く綺麗なものさし」とでも言うものでしょうか。
種類も幾つかあるようで、その文様が美しい。
東京では滅多に目にするチャンスも無いようですね。
ちょっと気になります。
読みたい度50%

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2006/02/25

『誰でもできる手づくりワイン 仕込み2時間2か月で飲みごろ』

農山漁村文化協会 1,286円(税別) ISBN4-540-06093-7 06.1刊

+内容+
第1章 ワインつくりの基礎知識
       ワイン発酵のメカニズム
       酵母の種類
       糖度とアルコール度数の関係〈他〉
第2章 ワインつくりの実際―市販の生食用ブドウでつくる
       赤ワインつくり
       白ワインつくり
第3章 ワイナリーを超えるヤマブドウワインつくり
       ヤマブドウワインつくり

本書では、ワインに対する考えや独自の醸造技術を詳細に記した。
永田十蔵
30歳の頃から西洋種のブドウや日本の野生ブドウを栽培し、ワインの研究を行なってきた。

+関連・リンク+
農山漁村文化協会

自家製ワインというのは考えたことも無かったけれど、
上手くできれば良いかも!
過去に山梨の地元の人が飲んでいるという
一升瓶に入ったワインを飲ませてもらったことがあるけれど、
売っているものに比べて断然美味かった記憶が。
読みたい度60%

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2006/02/24

『ムンクを追え! 『叫び』奪還に賭けたロンドン警視庁美術特捜班の100日』

ムンクを追え!
エドワード・ドルニック著 / 河野 純治訳
光文社 1,700円(税別) ISBN4-334-96187-8 06.1刊

+内容+
第1部 二人の男と一本のハシゴ
       侵入
       チョロい仕事〈他〉
第2部 フェルメールとギャング
       脚本家たち
       ゲティから来た男〈他〉
第3部 ゲティから来た男
       新聞を見ろ
       誘惑の技術〈他〉
第4部 囮捜査の技術
       ペテン師か道化師か
       引っかけ罠〈他〉
第5部 地下室にて
       見知らぬ男
       路上〈他〉

原題『THE RESCUE ARTIST:A TRUE STORY OF ART,THIEVES,AND THE HUNT FOR A MISSING MASTERPIECE』Edward Dolnick
ムンクの『叫び』が盗まれた!美術館に残されていた絵葉書には、こんなメッセージが…「手薄な警備に感謝する」レンブラントもフェルメールもピカソも盗まれた。巨額な犯罪市場と化した盗難絵画ネットワークの実像とは?わずか数人のロンドン警視庁特捜班が挑む華麗な美術の世界に秘められた闇社会の謎。知能犯と囮捜査官との息詰まる駆け引き。これはミステリーより面白い、渾身のトゥルー・ストーリーだ。
エドワード・ドルニック
ボストン・グローブ紙の元チーフ・サイエンス・ライター。アトランティック・マンスリー、ニューヨーク・タイムズ・マガジンほか、多数の新聞・雑誌に寄稿している。

+関連・リンク+
光文社
Metropolitan Police Service

ムンクの『叫び』がオスロの美術館から盗まれた事件、
確か、ニュース等でも結構取り上げられていたような…
美術品の盗難は、普通の強奪事件とは違い、
なんとなく“絵”になるような気がします。
(実際はそんなこと無いのでしょうが~)
ちなみにうちの玄関には「ムンクの叫び人形」が置いてあります。
ビニールでできていて、空気を入れて膨らませるやつが…。
読みたい度75%

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2006/02/23

『江戸の英吉利熱 ロンドン橋とロンドン時計』

江戸の英吉利熱
タイモン・スクリーチ著 / 村山 和裕訳
講談社 1,700円(税別) ISBN4-06-258352-6 06.1刊

+内容+
はじめに 想像の交易
第1章 平戸商館にて
第2章 布、鎧、ポルノグラフィー―モノの交易をとりまく逸話
第3章 時計に憑かれた江戸っ子
第4章 江戸のロンドン
第5章 海を渡った美術品―屏風と遠眼鏡
第6章 絵の国イギリス
第7章 帝国主義イギリスの登場―憧憬から恐怖へ
結び 二重の歴史の物語

「この町はどういうわけかロンドンを思い出させる」鎖国期、江戸とロンドンはつながっていた―。将軍が愛したイギリス製時計、ロンドン橋を模写した旗本。イギリス発の科学技術に心奪われる文人。知られざる日英視覚交流を明らかにする「想像の交易」の物語。
タイモン・スクリーチ〔Timon Screech〕
ロンドン大学アジア・アフリカ研究学院(SOAS)教授。多摩美術大学客員教授。専門は日本美術史・江戸文化論。

+関連・リンク+
講談社

江戸とイギリスが繋がるというのが意外な感じ。
自分が興味を持っているものが両方取り上げられていて
一粒で二度美味しい本だったり(笑)
読みたい度75%

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2006/02/22

『帝都東京・隠された地下網の秘密』

新潮社 629円(税別) ISBN4-10-126351-5 06.2刊

+内容+
序 七つの謎
第1章 入れ換えられた線路
第2章 一等不採用
第3章 知られざる東京の地下
第4章 地下は新宿を向いていた
第5章 二〇〇ヤード
第6章 戦前、ここにも地下鉄が走っていた
第7章 帝都復興
第8章 東京の下にはもう一つの東京がある

我々は、果たして東京の真実の姿を知っているのか?眼に見えぬ地下網の実態は、「帝都」時代から厚いベールに包まれたままではないのか?限られた資料を細大漏らさず収集、そして取材、分析することによって、地図には記載されない地下鉄の存在が炙り出され、あるはずのない大地下網の存在が明らかになってゆく。我々に残された最後にして最大の謎に挑む、ノンフィクションの傑作。
秋庭俊(あきば・しゅん)
大学を卒業後、テレビ朝日に入社。社会部、外報部の記者を経て、海外特派員を務め、米軍のパナマ侵攻、ペルー左翼ゲリラ、カンボジアの国連PKO、湾岸戦争などを取材した。'96(平成8)年、同局を退社し、作家、ジャーナリストとして執筆活動に入る。

+関連・リンク+
新潮社

地下鉄丸の内線のミステリーとか、どこかで聞いたような気が。
“あるはずのない大地下網”などと書いてあると
なんだかドキドキしたりして(笑)
読みたい度75%

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2006/02/21

『三文オペラ』

三文オペラ
ブレヒト作 / 岩淵 達治訳
岩波書店 700円(税別) ISBN4-00-324391-9 06.1刊

+内容+
俗臭に満ちた登場人物たちが繰り広げる一大茶番劇。悪党が恩赦によって処刑寸前で唐突に救われるという皮肉たっぷりの結末は、いかにも「叙事的演劇」を唱えたブレヒト(1898‐1956)らしい。劇中に挿入された多数のソングは、クルト・ヴァイルによって作曲され、その魅力と相俟って最もポピュラーな作品となった。新訳。

原題『DIE DREIGROSCHENOPER』Bertolt Brecht

+関連・リンク+
岩波書店

『三文オペラ』は蜷川幸雄演出の舞台を観たことがあります。
ブレヒト作品、個人的には『セツアンの善人』が一番好きですが。
どの作品もなんとなく硬質なのに猥雑なイメージがあり、
気になる劇作家です。
読みたい度60%

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2006/02/20

『横尾忠則 Y字路』

横尾忠則Y字路
横尾 忠則著 / グレッチェン・ミトワ訳

東方出版 5,000円(税別) ISBN4-88591-982-7 06.1刊

+内容+
暗夜光路 N市‐1
暗夜光路 N市‐2
暗夜光路 N市‐3
暗夜光路 N市‐4
暗夜光路 N市‐5
暗夜光路 赤い街
暗夜光路 眠れない街
暗夜光路 床と薔薇
暗夜光路 2001年9月11日
暗夜光路 T市のY字路〈他〉

横尾忠則(よこお・ただのり)
1958年第8回日宣美展(日本橋高島屋)で奨励賞受賞。1965年グラフィックデザイン展「ペルソナ」(銀座松屋)第11回毎日産業デザイン賞受賞。2001年紫綬褒章受章。2002年多摩美術大学大学院教授となる(‐04)。2004年紺綬褒章受章。2005年第15回ラハティ・ポスター・ビエンナーレでグランプリ受賞。

+関連・リンク+
東方出版
TADANORI YOKOO OFFICIAL SITE


Y字路の作品、見に行きました。
二手に分かれた道の向こう、奥の方に広がる闇がなんともいえず不気味だったり、
もの悲しい雰囲気を漂わせていたり、
また、どことなく懐かしい空気が感じられたり、
とても強い印象を与える絵でした。
その前が滝だったかな。
横尾さんの作品、画風としてはあまり好きではないのですが(失礼!)
なぜかとても惹かれます。
読みたい度55%

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2006/02/19

『イギリスの社会とデザイン モリスとモダニズムの政治学』

彩流社 4,700円(税別) ISBN4-7791-1129-3 05.12刊

+内容+
第1部 デザイン・コンプレックスの国イギリス
       「悪趣味」なイギリス―装飾美術博物館の「戦慄の間」
       「美術製品」の周縁―マンチェスターの芸術文化振興とデザイン学校〈他〉
第2部 アーツ・アンド・クラフツとモダニズムのはざまで
       ギルドと機械と手工芸―C.R.アシュビーの産業社会への挑戦
       「アーツ・アンド・クラフツ」から「デザイン・アンド・インダストリーズ」へ
         ―デザイン・アンド・インダストリーズ協会(DIA)と
                               モダン・デザインの理論と実践〈他〉
第3部 国家とデザイン
       「趣味の浄化装置」からの脱却―英国産業美術協会(BIIA)とデザイン政策
       モダニズムの演出技法―ライマン産業・商業美術学校と展示デザイン〈他〉
第4部 ウィリアム・モリスの遺産
       モリス以降のモリス商会
       レッド・ハウスの一世紀半

「ウィリアム・モリス」と「モダニズム」を軸に、「よき趣味」をめぐる「デザインの闘争史」を明らかにする。デザインと産業、国家権力の関係…「グッド・デザイン」はどのように決められるのか?「悪趣味」に悩むイギリス。近現代イギリスのデザイン・表象文化史。
菅靖子(すが・やすこ)
津田塾大学助教授。ロイヤル・ソサイエティ・オヴ・アーツのフェロー(FRSA)。専攻は近現代イギリス史、デザイン史。

+関連・リンク+
彩流社

ウィリアム・モリスに興味を持っていて、
過去に美術展も見に行きましたが
(最近開催されたのは残念ながら行けなかった…)
なかなか詳しく知る機会が無いのが残念。
アーツ・アンド・クラフツ運動についても調べてみたいと思ったりして。
読みたい度50%

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2006/02/17

『進化する劇場 舞台の裏側は面白い』

進化する劇場
中山 浩男著
新評論 2,500円(税別) ISBN4-7948-0688-4 06.1刊

+内容+
第1章 動く舞台の裏側を見てみよう
       動く舞台美術(装置)の裏話
       舞台機構の裏話
第2章 動く舞台美術
       動く舞台装置の今昔
       舞台機構の今昔
第3章 舞台装置を支える技術力
       舞台上の安全について
       舞台上で必要な力学〈他〉
第4章 現代の劇場と地域のかかわり
       劇場が社会に対してもてる力
       フィンランド・タンペレ市国際演劇祭の例〈他〉

一見華やかな劇場の舞台も、裏を覗けば、伝統的な技術やハイテク技術による舞台機構や舞台装置によって支えられているのが分かります。そしてその技術は、単に先端技術を追い求めるのではなく、舞台で行われるパフォーマンスに融合したものでなければなりません。このようなことを、中島みゆきさんの「夜会」の特殊な舞台や美術家の朝倉摂さんの舞台装置などを設計した経験から、技術的な裏づけを含めて説明しました。また最終章では、著者自身の活動を中心として、劇場と社会の関係について国内外の実例調査の結果をまとめました。中山浩男(なかやま・ひろお)
カヤバ工業(株)にて(株)カヤバ・レイステージを設立。その運営を経て、劇場コンサルタント「フォレスト・アソシエイツ」を自営し、劇場設計、演劇制作、舞台装置製作、ワークショップの主催、内外の劇場文化活動の現場調査などを行っている。現在、北海道文化財団文化活動アドバイザー、(社)劇場技術演出空間技術協会(JATET)理事、NPO法人「劇場コンカリーニョ」理事、などを務める。

+関連・リンク+
新評論

舞台に携わる事柄ではなく、舞台そのものを扱った書籍。
舞台を観に行く楽しみの一つに「装置」も入っていたりして、
普段はあまり取り上げられない点に触れられているのが興味アリ!
読みたい度80%

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2006/02/16

『日本の漢字』

日本の漢字
笹原 宏之著
岩波書店 740円(税別) ISBN4-00-430991-3 06.1刊

+内容+
第1章 漢字を受け入れる―日本の多様な文字体系
第2章 「圓」から「円」へ―俗字・国字の誕生
第3章 よく見る漢字
第4章 文字から見える社会
第5章 地名と漢字
第6章 一人だけの文字
第7章 日本人のための漢字とは

誰にも読めない「幽霊文字」、特定の職業で使われる文字、個人が造った漢字…。中国から取り入れた漢字を日本語として使いこなすための試行錯誤の中から生まれてきた、驚くほど多様な文字の世界を紹介する。意味、用法から字画に至るまで柔軟に変容をとげた「日本の漢字」の歴史から、日本語表記の豊かさを支えてきたものが見えてくる。
笹原宏之(ささはら・ひろゆき)
現在、早稲田大学社会科学総合学術院助教授。専攻は日本語学(文字・表記)。

+関連・リンク+
岩波書店

国字とそうでない字の区別がなかなか…
峠とか裃とかは分かりやすいですが。
普段気に留めないものについて知るのも楽しいですね。
読みたい度70%

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2006/02/15

『大審問官スターリン』

小学館 3,200円(税別) ISBN4-09-387527-8 06.2刊

+内容+
第1章 奇跡―大審問官の誕生
       事件ファイル1 レーニン死す
       事件ファイル2 フルンゼ「謀殺」〈他〉
第2章 暗雲―二発の銃声
       事件ファイル3 マヤコフスキー自殺
       事件ファイル4 キーロフ暗殺〈他〉
第3章 神秘―大テロルの時代
       事件ファイル5 ゴーリキー毒殺
       事件ファイル6 ブハーリン銃殺〈他〉
第4章 聖戦―ナチス・ドイツとの闘い
       事件ファイル7 トロツキー暗殺
       事件ファイル8 「カティンの森」虐殺〈他〉
第5章 権威―「われは国家なり」
       事件ファイル9 ソロモン・ミホエルス暗殺
       事件ファイル10 スターリン死す〈他〉

芸術とは、権力とは何か?神は存在するのか、しないのか?ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、パステルナーク、ゾーシチェンコ、エイゼンシテイン、ドヴジェンコら、世界的な芸術家、作家たちと歴代の秘密警察長官を巻き込み、スターリン支配下に現出した恐るべきテロルの実態をえぐる迫真のドキュメント。
亀山郁夫(かめやま・いくお)
ロシア文学者、東京外国語大学教授。ドストエフスキー、マヤコフスキーおよびソ連・スターリン体制下の政治と芸術の関係をめぐる著作多数。『磔のロシア』(2002年岩波書店刊)で、第29回大佛次郎賞を受賞。

+関連・リンク+
小学館

実はよく知らないソ連の歴史。
資本主義社会とは別の世界、その中に包み隠された部分に興味があります。
読みたい度70%

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2006/02/14

『種村季弘 ぼくたちの伯父さん』

河出書房新社 1,500円(税別) ISBN4-309-74006-5 06.1刊

+内容+
アルバム 「顔」の履歴書―種村季弘1933‐2004
エッセイ 澁澤龍彦―種村季弘について
編集者の思い出
総論対談 松山巖・坪内祐三 大隠は市に隠れる―種村さんが与えてくれたもの
タネラムネラ・ワールド 種村季弘を読み解く10の鍵
種村季弘・単行本未収録コレクション
温泉漫遊記 大空咲穂―種村さんゆかりの温泉をたずねて 相模灘三湯遠足記
種村季弘フェイヴァリット・アンソロジー
資料

+関連・リンク+
河出書房新社
種村季弘の世界
種村季弘のウェブ・ラビリントス

種村季弘氏は渋澤龍彦経由で知ったお名前。
マゾッホの訳の他に、丁度自分がフランス文学関連について読み始めた頃に
お亡くなりになってしまったのが残念です。
読みたい度65%

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2006/02/13

『絵図に見る東海道中膝栗毛』

絵図に見る東海道中膝栗毛
旅の文化研究所編
河出書房新社 2,200円(税別) ISBN4-309-24364-9 06.1刊

+内容+
弥次・喜多と行く東海道―旅する男たち
絵図で読む『東海道中膝栗毛』
   弥次・喜多
   三場面〈他〉
『膝栗毛』をめぐって
   十返舎一九と『膝栗毛』―旅と滑稽本
   『膝栗毛』と落語〈他〉
江戸の旅をめぐって
   街道と庶民の旅の発達
   女たちの旅〈他〉

挿絵全点収録。絵で読み解く弥次喜多道中。江戸の旅文化を探る。

+関連・リンク+
河出書房新社
「東海道中膝栗毛」の旅
十返舎一九の東海道中膝栗毛

『東海道中膝栗毛』、子ども向けの本しか読んだことはないのですが、
好きな物語のひとつです。
ちゃんとしたのを読みたいと思いつつ…
読めば江戸の風俗などに詳しくなりそうな気がします~。
読みたい度60%

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2006/02/12

『藤田嗣治「異邦人」の生涯』

講談社 695円(税別) ISBN4-06-275292-1 06.1刊

+内容+
第1章 修行時代
       名門の子
       東京美術学校〈他〉
第2章 パリの寵児
       狂乱の時代
       絶賛された裸婦像〈他〉
第3章 皇国の画家
       数奇な運命の絵画
       十七年ぶりの帰国〈他〉
第4章 さらば日本
       GHQからの使者
       不毛な論争〈他〉
第5章 「美の国」へ
       ニューヨーク
       寂寥のパリ〈他〉

ピカソ、モディリアニ、マチス…世界中の画家が集まる一九二〇年代のパリ。その中心には日本人・藤田嗣治の姿があった。作品は喝采を浴び、時代の寵児となるフジタ。だが、日本での評価は異なっていた。世界と日本の間で、歴史の荒波の中で苦悩する巨匠の真実。第34回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。
近藤史人(こんどう・ふみと)
NHKエデュケーショナル統括部長。制作した主な番組は、NHKスペシャル「革命に消えた絵画―追跡ムソルグスキー『展覧会の絵』」(放送文化基金奨励賞受賞)など。

+関連・リンク+
講談社

名前はポピュラーで、何かにつけて耳にするのだけれど
どんな人なのかよく分かっていなかったりして。
彼の作品もほとんど見た記憶が無いような…
来月から東京国立近代美術館で藤田嗣治展が開催されるので
楽しみにしています。
読みたい度85%

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2006/02/11

『日本人の心と建築の歴史』

鹿島出版会 2,000円(税別) ISBN4-306-04461-0 06.1刊

+内容+
第1章 起の巻
       日本の屋根はなぜ大きいか?―縄文人と竪穴住居
       日本の柱はなぜ太いか?―縄文社会と丸木舟〈他〉
第2章 承の巻
       五重塔はなぜ倒れないか?―聖徳太子と寺
       都市になぜ城壁がないか?―天皇と都〈他〉
第3章 転の巻
       寺の軒はなぜ深いか?―女と縁
       庭になぜ砂か?―禅僧と庭〈他〉
第4章 結の巻
       数寄屋建築はなぜ好かれるか?―利休と草庵
       都市のなかになぜ都市か?―家康と八百八町〈他〉
展望―「神なき百年」の建築と未来
       日本文化を否定する文化革命
       「古い建築や町並は消えた」〈他〉

日本人の心のあり様を、ロマンチックな内容で建築文化の歴史をたどる。そこにはエッセイスト賞受賞の著者が紐解く真実がある。心のささえとなる神社や寺院への想い、貴族から庶民の暮らし、興味はさらに建築空間へと誘う。日本人と建築にやどる精神を、歴史の神髄をとおして知る。

+関連・リンク+
鹿島出版会

なぜ?という疑問形式からの導入がよい感じ。
建築が人の心まで繋がっていくのは、考えもしなかった事柄ですが、
なるほどと思わせられます。
読みたい度50%

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2006/02/10

『大江戸曲者列伝 太平の巻』

新潮社 720円(税別) ISBN4-10-610152-1 06.1刊

+内容+
第1章 黎明
      大学教授の元祖―林羅山
      島原に死す―板倉重昌
      将軍機関説―酒井忠清〈他〉
第2章 爛漫
      世直し大明神―佐野政言
      老中直属情報網―松平定信
      スカトロ宴会―水上美濃守〈他〉
第3章 風雲
      いつも万葉気分―平賀元義
      江戸のリベラリスト―松崎慊堂
      入墨判官―遠山金四郎〈他〉

出世になりふり構わなかった学者、イヌを食えといった町奉行、文化のパトロンになった汚職官僚、江戸城内のイジメ、ぶらぶら遊び暮らす幕末のパラサイト、災害速報で売り出した男…など四十五人。太平の世にもリスクはある。当人たちが大まじめに生きる姿は、傍目にはコミカルで、かつ物悲しい。歴史の素顔はゴシップに宿る。江戸時代二百五十年を“陰の声”で綴った無類に面白い人物誌。
野口武彦(のぐち・たけひこ)
文芸評論家。神戸大学文学部教授を退官後、著述に専念する。日本文学・日本思想史専攻。

+関連・リンク+
新潮社

確か近世文学が専門のように聞いていた野口センセイ。
近代文学も手がけられており、三島由紀夫の研究でも知られています。
そちらの評論は読んだのですが…
それから考えると、この本、かなりぶっ飛んでるような気が~。
読みたい度75%

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2006/02/09

『使えるレファ本150選』

筑摩書房 780円(税別) ISBN4-480-06282-3 06.1刊

+内容+
先達の知恵袋
あれこれ比較する
仕組みを知る
ニュースに惑わされない
流行にも反応しておく
言葉を豊かに
歴史を振り返る
テレビに役立つ
文学に人生を見る
理系の知を身近に
見るだけでわかる
法治国家ゆえに
政治を引き寄せる
経済オンチと言わせない

メールやブログなど、今やだれもが「書く」時代だ。せっかく書いても、それが事実に反していたり、何の新味もなかったりしたら、説得力を失うばかりか、大恥をかきかねない。こういう時こそ、プロの使用にも耐えうるレファ本を活用したい―。本書は、ものを書いたり調べたりする時に役立つ辞書、事典、年鑑、白書、教科書といった参考図書(レファ本)を厳選紹介。理系の知から社会風俗まで、政治経済から文学歴史まで、あらゆるジャンルを網羅した、ネット時代の必需品である。
日垣隆(ひがき・たかし)
3度の瀕死体験と失業3回を経て1987年より取材・文筆活動に。「『買ってはいけない』はインチキ本だ」(『それは違う!』文春文庫)で文藝春秋読者賞、「辛口評論家の正体」(『偽善系』文春文庫)で編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞・作品賞、『そして殺人者は野に放たれる』(新潮社)で新潮ドキュメント賞を受賞。

+関連・リンク+
筑摩書房

職業柄、やはりこういう本は気になります。
ネットで手軽に色々調べがつく時代ですが
やはり信頼できるのは書籍の情報ですね。
(ネットのデータは発信者がいくらでも改変できるので…)
読みたい度55%

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2006/02/08

『「間取り」の世界地図暮らしの知恵としきたり』

青春出版社 730円(税別) ISBN4-413-04137-2 06.1刊

+内容+
1 日本の「間取り」とその変遷
     マンション、団地…集合住宅に見る、日本人の暮らしの変化
     江戸の武士住宅からつづく、日本住宅の古きよき伝統
     間取りから浮かび上がる、暮らしの知恵としきたり
2 「間取り」の世界地図
     比べてわかる、世界の家族観、生活観…のちがい
     日・米・英…大富豪の邸宅の間取り

東京・NY・パリ…のアパートの間取りの違い。続き間・縁側・通り庭…狭い日本ならではの工夫。比べてわかる住まいの人間関係学。
服部岑生(はっとり・みねき)
千葉大学大学院自然科学研究科教授。千葉大学副理事。日本と世界の建築デザイン研究の第一人者として、日本建築学会総務理事等を務める。

+関連・リンク+
青春出版社

ユニークな比較文化という印象も。
間取りからでも世界が見えてくるんですね~。
読みたい度50%

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2006/02/07

『JAL、ANA、NW、UA 4大マイレージ徹底比較!』

4大マイレージ徹底比較!
マイル活用研究会編
イースト・プレス 1,300円(税別) ISBN4-87257-575-X 06.1刊

+内容+
1 4大マイレージを使いこなそう
2 マイレージ攻略術
3 エリア別ガイド
4 飛行機に乗らないマイレージの貯めかた
5 4大マイレージ以外のマイレージ
6 マイレージQ&A

タダチケットがもらえる、買い物、食事ができる…本当に「使える」マイレージサービスはこれだ。

+関連・リンク+
イースト・プレス
マイレージの達人
気ままな旅のページ
陸マイラーのマイレージ道場

過去にANAのマイレージを貯めて時計を貰ったことがありました。
できれば旅行したかったのだけれど、時間が取れず…
仕事の関係もあって、マイレージ攻略は夢のまた夢か。
でも、今年のゴールデン・ウィーク辺りなら休めそうな感じ。
海外に行きたい!
読みたい度55%

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2006/02/06

『ロンドン特派員余録 イギリスの裏庭から』

千早書房 1,400円(税別) ISBN4-88492-419-3 06.2刊

+内容+
1 身近な王室、四つの国家
     連合王国
     故ダイアナさんのこと〈他〉
2 ミックスト・カルチャー都市ロンドン
     海賊の血脈
     お世辞を言うのは島国共通〈他〉
3 イギリスは暮らしにくいか?
     ぜいたくさえしなければ…
     医者は原則ただ〈他〉
4 イギリスは(それなりに)おいしい
     パブの愉しみ
     田舎のパブは村の中心〈他〉

「お世辞」に見る日本との共通性、大繁盛するセキュリティー会社、「眠る警官」?「スピンドクター」?特派員として暮らしたロンドンで見た、変わりゆくミックストカルチャー都市の相貌。時事通信「Jiji‐Web」好評連載コラム単行本化。
倉沢章夫(くらさわ・としお)
時事通信社記者。時事通信社発行の週刊情報誌「世界週報」や有料ウェブサイト「Jiji‐Web」、さらに雑誌「選択」などに定期的に寄稿。

+関連・リンク+
時事通信社

硬くて柔らかみたいな内容でしょうか。
イギリス本、何冊も書いている人(何人かいらっしゃいますね…)の本は
読みたいと思わないけれど、それ以外のものは、何となく注目していたり。
イギリス、行きたい…
読みたい度65%

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2006/02/05

『ジャパニーズ・フォトグラファーズ 14人の写真家たちの「いま」』

白水社 2,800円(税別) ISBN4-560-02705-6 05.12刊

+内容+
竹内敏信
小林紀晴
三好和義
佐内正史
蜷川実花
宮本隆司
藤代冥砂
海野和男
鬼海弘雄
長島有里枝
長倉洋海
平間至
淺井愼平
中平卓馬

写真家たちはいま何を考え、何をしようとしているのか?第一人者による本格的な写真家論集。カラー口絵に作品掲載・各写真家によるコメント収録。
飯沢耕太郎(いいざわ・こうたろう)
写真評論家。

+関連・リンク+
白水社
日本写真家協会

う~ん、蜷川実花と淺井愼平くらいしか分からない…
他にも作品を観たことがあるかもしれないけれど、
名前が出てきません。
もっと日本の写真家について知りたいものです。
読みたい度55%

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2006/02/04

『踊るマハーバーラタ 愚かで愛しい物語』

光文社 760円(税別) ISBN4-334-03340-7 06.1刊

+内容+
第1話 シャクンタラー物語
第2話 創造神もお手上げ
第3話 王妃ダマヤンティーの大冒険
第4話 性の化身
第5話 マハーバーラタは核兵器で終結した!
第6話 禿鷹とジャッカル
第7話 最上の贈物
第8話 ヒンズー教徒が一番怖がったナーガ(族)

『マハーバーラタ』は、サンスクリット原典で全十八巻、十万詩節、一千二百章、二十万行を超える世界最大の叙事詩である。これはギリシャの二代神話『イーリアス』『オデュッセイア』を合わせたものの約八倍、聖書の約三倍半の長さに相当する。現在の形が成立したのは紀元四〇〇年頃と推定される。物語は戦闘場面、宗教談義、フォークロア(民間伝承)的世界に分かれている。本書では、古代の男女の交わり、結婚観などが赤裸々に表現されているフォークロア的世界にスポットを当て、八話を厳選して紹介する。
山際素男(やまぎわ・もとお)
'98年、『マハーバーラタ』の翻訳で第34回日本翻訳出版文化賞を受賞。

+関連・リンク+
光文社

世界各国の神話、民話に興味があります。
過去に色々読んでいますが、アジアの方はどうもマイナーなようで、
なかなか読む機会が無かったり。
『マハーバーラタ』は『ラーマーヤナ』とセットで
タイトルのみ学校で習った記憶が…
凄く気になる物語です。
読みたい度75%

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2006/02/03

『お茶のあるくらし 日本茶・紅茶・中国茶の楽しみかた』

お茶のあるくらし
熊倉 功夫 / 古賀 健蔵 / 荒木 安正 / 団 和子著
ジュリアン 1,429円(税別) ISBN4-902584-16-6 05.12刊

+内容+
人とお茶とのかかわり
   植物としてのお茶
   お茶の歴史〈他〉
お茶の心と日本文化
   お茶の心と日本文化
   お茶の心と和歌〈他〉
紅茶の楽しみ方―英国紅茶文化入門編
   紅茶の歴史―英国紅茶文化の完成まで
   英国紅茶の楽しみ方〈他〉
家庭で美味しい中国茶を
   中国茶のいろいろ
   中国人のお茶の楽しみ方〈他〉

お茶の歴史、お茶の種類、世界でのお茶の飲み方などを、いろんなエピソードをまじえ、楽しく紹介します。

+関連・リンク+
ジュリアン
O-CHA NET
日本紅茶協会

*1冊で3種類のお茶を取り上げているところがグッドな感じ。
お茶本は結構出版されているので、差別化が難しいところ…
とはいえ、出るとなんとなく注目してしまいます。
読みたい度45%

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2006/02/02

『Love・love 鈴木えみ写真集』

集英社 1,619円(税別) ISBN4-08-780426-7 06.1刊

〔タイトルの〓字は“ハート”〕

+内容+
『セブンティーン』の大人気ファッション連載「えみちぃのおしゃれじゃなくちゃ楽しくない!」が1冊に!プーケットでの20歳の撮りおろし、蜷川実花撮影の写真も加えた豪華な内容。オフショットも満載。14歳から、20歳までのえみのすべてを独り占め。

+関連・リンク+
集英社
STARDUST OFFICIAL SITE
ジュエミリア

ホントにごめんなさい。完全に趣味です…(笑)
彼女、『漂流教室』のメガネキャラで注目。
DAKARAのCMも凄くヨカッタ!(照)
蜷川実花の写真もアリというのがポイント高し。
読みたい度50%

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2006/02/01

『招き猫は何を招いているのか 日本人と開運縁起物の世界』

光文社 571円(税別) ISBN4-334-78403-8 06.1刊

+内容+
第1部 日本人と福神信仰
       現世ご利益の信仰
       縁起かつぎの背景
       路傍の神々
       郷土玩具の謎と背景
第2部 ニッポン縁起物づくし
       招き猫
       開運だるま
       福助
       福狸
       絵馬〈他〉

「招き猫」「飾り熊手」「七福神」「絵馬」「だるま」「福助」…。日本人なら誰もが知っている開運縁起物の数々。生活にとけ込んだ「ご利益がいただける」縁起物の多さでは、日本は世界に例を見ない国である。ひっそりと、しかし確かな存在感を主張している開運縁起物たちの実像と背景に迫り、なぜ福を呼び込めるのか、その謎を解読する。
辻原康夫(つじはら・やすお)
ノンフィクションライター、文化史家。旅行雑誌記者、書籍編集などを経て、文筆家として独立。専門は世界・日本の地歴全般、国際関係論、比較文化論、民俗文化論、生活観光地理など。

+関連・リンク+
光文社

招き猫や福助など、好きなグッズです。
招き猫は挙げているのが右手か左手かによって
「千客万来」「金運招福」の違いがあるとか。
昔、「金運招福」のつもりで買った招き猫、
買うときにちゃんと確認していたはずだったけれど…
あるとき「千客万来」の方だったことに気づいた!
そういえば、ぜんぜん金はたまらないのに、
やたら自宅に友人が遊びに来ていたような…(笑)
読みたい度75%

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