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2006/05/31

『劇作は愉し 名作戯曲に作劇を学ぶ』

劇作は愉し
斎藤 憐著
日本劇作家協会 2,800円(税別) ISBN4-89309-390-8 06.3刊

+内容+
第1章 劇作という仕事
       誰にむかって書くのか
       喜劇と悲劇〈他〉
第2章 作劇の実際
       人物をどう描くか
       プロット構築の勧め〈他〉
第3章 何を書くのか
       普通の人々のお芝居
       犯罪を描く〈他〉
第4章 戯曲の試み
       演劇の破壊と創造
       第二次世界大戦の衝撃〈他〉
第5章 いかに書くか
       現代の問題劇
       それぞれの文体

斎藤憐(さいとう・れん)
劇作家。1940年、朝鮮平壌生まれ。早稲田大学第二文学部中退。'66年、俳優座養成所を卒業。同年、劇団「自由劇場」結成に参加。'68年、「演劇センター68」結成に参加。'80年、『上海バンスキング』で第24回岸田國士戯曲賞受賞。'97年、『カナリア』で第22回菊田一夫演劇賞受賞。2005年、『春、忍び難きを』で第40回紀伊國屋演劇賞、'06年、同作品で第9回鶴屋南北戯曲賞を受賞

+関連・リンク+
日本劇作家協会

舞台を観にいくようになってから、戯曲に関心が向いてきました。
というより、戯曲を読んでいるうちに舞台を観にいくようになったのか…
いずれにしろ、本を読んでいたりすると
この題材を舞台にしたら面白いだろうなと思うことがよくあります。
戯曲が書けたら楽しいかも。
読みたい度80%

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2006/05/30

『谷間の岩窟教会群が彩るカッパドキア』

カッパドキア
萩野矢 慶記写真・文
東方出版 2,800円(税別) ISBN4-88591-997-5 06.4刊

+内容+
カッパドキアの歴史
   カッパドキア台地の誕生
   カッパドキアの興亡〈他〉
ギョレメと岩窟教会群の中世芸術
   ギョレメとは「見ることのできない土地」の意
   カッパドキアの偉大なる聖バシル〈他〉
カッパドキア各地を彩る歴史と景観
   ネヴシェヒル―要塞の袂に発達した新しい町
   ウチヒサル―三つの岩山の要塞〈他〉
カッパドキアの地下都市
   地下都市の遙かなる光芒
   デリンクユ地下都市〈他〉
カッパドキアの名物
   カッパドキアのダブルノット織り絨毯
   カッパドキアの郷土料理〈他〉

+関連・リンク+
東方出版

いつだったかテレビ番組でカッパドキアが紹介されているのを見て
その不思議な雰囲気に興味を持ちました。
なかなか訪れる機会はないと思うけれど
一度実際に見てみたいと思ったり。
読みたい度65%

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2006/05/29

『世界中のお菓子あります ソニープラザと輸入菓子の40年』

新潮社 660円(税別) ISBN4-10-610166-1 06.5刊

+内容+
第1章 アメ横と大八車
       盛田昭夫のツルのひと声
       苦肉のティッシュ横向け作戦〈他〉
第2章 バレンタイン物語
       社会現象となったバレンタインデー
       “平台積み”が大成功〈他〉
第3章 一万円のポテトチップス
       クリスマス商戦は2月が勝負
       業界勢力図は見本市で読む〈他〉
第4章 お菓子のグローバリズム
       “クッキーのロールスロイス”秘話
       土壇場での逆転成約〈他〉
第5章 スーパーブランドの哲学
       「一品主義」の代表選手
       ダリがデザインしたかわいいキャンディ〈他〉

ハーシーズ、ペッツ、マカデミアナッツ、激辛ポテトチップス…。いま身近に手にすることのできる輸入菓子にも、日本の店頭に根付くまでには沢山の物語があった。輸入制限と為替の障害、数々のブームと一発商品、バレンタイン商戦、そしてお菓子に情熱を燃やす型破りな人々の熱意…。一貫してお菓子の輸入に携わり「お菓子博士」の異名も持つ著者が、豊富なエピソードと共に綴る「輸入菓子の戦後史」。
田島慎一(たじま・しんいち)
1972年にソニープラザ(現プラザスタイル)株式会社に入社。渋谷109店店長、銀座店店長、商品開発部部長を経て、2002年からコーポレートオフィサー(執行役員)。輸入菓子の業務に長く携わり、「お菓子博士」としても知られる。

+関連・リンク+
新潮社
プラザスタイル

ソニプラ(現・プラザスタイル)、時々覗いてみますが
ユニークなものが色々置いてあって楽しいですね。
輸入菓子も、お気に入りのものがあって、一時期よく買っていました。
目次に出てくる「ダリがデザインしたかわいいキャンディ」というのは
有名なアレのことですね(笑)
読みたい度70%

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2006/05/28

『弁慶のカーテンコール』

光文社 743円(税別) ISBN4-334-78424-0 06.5刊

+内容+
第1部 ギャルソンになった王様
       ギャルソンになった王様
       神に愛されしもの“アマデウス”
       シェイクスピア役者の花伝書〈他〉
第2部 役者幸四郎の仕事
       ラ・マンチャの風車
       『アマデウス』に寄せて
       シアターナインス
       歌舞伎のことは歌舞伎に聞け
第3部 随筆
       母の言葉
       元旦の夜に
       信じあえた「断絶以前親子」〈他〉

『ギャルソンになった王様』改題書。
歌舞伎の名門高麗屋に生まれながら、歌舞伎はもとより、シェイクスピア劇、ミュージカル、翻訳劇、現代劇、テレビドラマと、幅広いジャンルで活躍し続ける役者松本幸四郎。彼にとって「演じる」とは、どういうことなのか?彼の考える歌舞伎とは、そして家族への思いは…。役者人生の現代を語るエッセイ集。自筆の絵や書も初収録。
松本幸四郎(まつもと・こうしろう)
歌舞伎俳優。1942年東京都生まれ。早大中退。当たり役に『勧進帳』の弁慶、『寺子屋』の松王丸など。ミュージカル『ラ・マンチャの男』は'70年ブロードウェイで日本人として初めて単独主演。'90年ロンドン・ウエストエンドで『王様と私』を主演。'96年シェイクスピア四大悲劇完結上演。2002年ミュージカル『ラ・マンチャの男』1000回、'05年ミュージカル出演2000回を記録するなど歌舞伎、ミュージカルと幅広いジャンルで活躍。演劇企画集団「シアターナインス」、歌舞伎企画集団「梨苑座」を設立し、演出も手がける。'80年芸術院賞受賞、'05年紫綬褒章受章など数多く受賞。日本ペンクラブ会員。

+関連・リンク+
光文社

松本幸四郎の舞台、歌舞伎はもちろん『アマデウス』『ラ・マンチャの男』など
ストリートプレイやミュージカルも観ています。
すごい役者さんだとは思うのですが…
自分は彼の甲高い声がちょっと苦手だったりして(汗)
ごめんなさい。
あと、家族大集合みたいな舞台も、ちょっと多すぎるような…。
ただ、幸四郎、染五郎、松本紀保、松たか子の4人が勢揃いというのは
まだ観たことがありません。それは観てみたい気も~。
読みたい度55%

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2006/05/27

『盗賊の日本史』

盗賊の日本史
阿部 猛著
同成社 1,900円(税別) ISBN4-88621-356-1 06.5刊

+内容+
1 王朝盗賊物語―古代社会
     さまざまな盗人たち
     男と女〈他〉
2 盗みは死刑―中世社会
     『古今著聞集』から
     眼には眼を、歯には歯を〈他〉
3 十両以上は死罪―近世社会
     初期の盗賊たち
     十両盗めば死罪〈他〉
4 犯罪の近代化
     開化と盗賊
     説教強盗〈他〉
5 盗賊論
     貧しさのゆえに
     風土論

古代では袴垂や藤原保輔、近世なら石川五右衛門や鼠小僧次郎吉。歴史に登場する有名無名、無数の盗賊にまつわる史料を拾い集め、興味つきないエピソードを満載。
阿部猛(あべ・たけし)
北海道教育大学、東京学芸大学、帝京大学に勤務。現在、東京学芸大学名誉教授。

+関連・リンク+
同成社

盗賊の歴史って。むむむ…と思いましたが
古典文学作品の題材にも取り上げられているわけですし、
そういう括りで見るのも楽しそうです。
読みたい度55%

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2006/05/26

『私的ブランド論 ルイ・ヴィトンと出会って』

私的ブランド論
秦 郷次郎著
日本経済新聞社 762円(税別) ISBN4-532-19348-6 06.5刊

+内容+
プロローグ ルイ・ヴィトンとの出会い
1 信念を貫く―ブランド・ビジネス・モデル
2 伝統とストーリーを売る―ブランドを感じさせる店づくり
3 誠実さを支える力があってこそ―プライシング・ポリシー
4 クレディビリティーの構築―PR・広告の一貫性
5 サービスの神話化―多様な顧客サービス
6 買わない理由をなくす―製品開発は自分たちとの戦い
7 進化しつづけるブランド―創業分野以外への新規参入
8 ラグジュアリー・ブランドの本質―こだわりを生み出すメンタリティー
エピローグ 総合力の時代へ

ルイ・ヴィトンジャパンの創業社長が語るリアル・ブランドストーリー。
秦郷次郎(はた・きょうじろう)
1964年ピート・マーウィック・ミッチェルのニューヨーク事務所に入所。その後、東京事務所に転勤。76年より仏ルイ・ヴィトン社のコンサルティングを開始し、78年、ルイ・ヴィトンの日本とアジア・太平洋地域代表に、81年、ルイ・ヴィトンジャパン株式会社設立に際し、代表取締役社長に就任。2003年より、ルイ・ヴィトン、ロエベ、セリーヌ、フェンディ等を要するLVJグループ株式会社の代表取締役社長に就任。現在は、クリスチャン・ディオール株式会社の会長、ヴーヴ・クリコジャパン株式会社の相談役を兼任。国外では、ルイ・ヴィトンマルティエ(フランス本社)取締役、ルイ・ヴィトンハワイ取締役会長も務める。2001年、フランス共和国よりレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを叙勲。

+関連・リンク+
日本経済新聞社
LVMH

猫も杓子もヴィトン、ヴィトン。
自分はやはりイギリスのブランドが好きだということもあって、
全然興味ナシなのですが…。
というより、企業としてのポリシーはどんなものなのだろうと
そこが気になります。
読みたい度55%

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2006/05/25

『ロンドンのホテル ホテルの歴史と未来が見えてくる』

ロンドンのホテル
邸 景一ほか著
日経BP企画 2,000円(税別) ISBN4-86130-167-X 06.5刊

+内容+
第1章 名門ホテル
第2章 小さな豪華ホテル
第3章 歴史的建造物がホテルに
第4章 デザイン・ホテル
第5章 ロンドンの高級ホテル
第6章 旅の便利帳

+関連・リンク+
日経BP企画

ロンドンに旅したとき、
スコットランド・ヤード近くのホテルに泊まったのですが、とても良かったです。
外装にガーゴイルがいたりして。
雰囲気が素晴らしく、また行ってみたいと思わせる場所でした。
読みたい度70%

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2006/05/24

『タイムボカンシリーズ 超キャラ&超メカコレクション』

竹書房 2,000円(税別) ISBN4-8124-2660-X 06.5刊

+内容+
1 タイムボカン
2 ヤッターマン
3 ゼンダマン
4 オタスケマン
5 ヤットデタマン
6 逆転イッパツマン
7 イタダキマン
8 怪盗きらめきマン

全8作品のキャラクター&メカを総解説!ストーリー&エピソードも完全収録!秘蔵設定画を大公開!コラムも充実!名キャラクターによる名セリフトリビア!25年の永きに渡り人気を博したSFコメディアニメの金字塔!!タイムボカンシリーズ完全収録。

+関連・リンク+
竹書房
TATSUNOKO PRODUCTION好き好き! タイムボカン

タイムボカンシリーズで一番好きだったのは
やっぱり『ヤッターマン』!
その次が『タイムボカン』かな。
『逆転イッパツマン』以降は良くわかりません…。
って、アニメの話題はモロ年代が判ってしまう~。
読みたい度80%

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2006/05/23

『見て楽しむ江戸のテクノロジー』

数研出版 1,500円(税別) ISBN4-410-13886-3 06.5刊

+内容+
第1部 江戸の科学技術はこんなに楽しい!
       平和と豊かな自然が育んだ日本の「モノづくり」
第2部 見て楽しむ江戸のテクノロジー
       測量・和算の章
       物理学と化学の章
       万年時計の章
       魔鏡の章〈他〉
第3部 江戸テクノロジスト列伝
       平賀源内
       佐久間象山
       前野良沢
       伊能忠敬〈他〉

からくり人形、万年時計、エレキテル、望遠鏡、折り紙…知ってビックリ!日本の科学技術の原点がここにある。江戸時代の匠に学ぶ。今に伝わる「モノ」が語るテクノロジー。

+関連・リンク+
数研出版

実は凄かった江戸時代の技術。
やはり繊細さが感じられるものなのでしょうか。
知りたい、知りたい!
読みたい度75%

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2006/05/22

『鬼と悪魔の神話学』

鬼と悪魔の神話学
吉田 敦彦著
青土社 1,900円(税別) ISBN4-7917-6265-7 06.5刊

+内容+
第1部 鬼と神―日本
       鬼からも福を得る日本の多神教の知恵
       高千穂と阿蘇の伝説と祭りに見る鬼の正体
       高千穂の夜神楽の中の荒神と岩戸神楽
       竹切会式の大蛇と「ゆりもどし」
       大国主とナマハゲの鬼
第2部 神と悪魔―聖書とインド
       聖書に見る神と悪魔の戦い
       インド神話の中の神々と悪魔たちの戦い

西洋の悪魔は完全に滅ぼされるべき絶対的悪とされるが、日本の鬼は降参するや否や人間世界に取り込まれ、ときに福神として崇められる。この違いは何を意味するのか―。神話学の第一人者が、鬼と悪魔の系譜をたどり、西と東の文化原理を明らかにするユニークな考察。

+関連・リンク+
青土社

澁澤龍彦のエッセイを読むようになってから
更に悪魔関連の話が面白くなりました。
日本と西洋の違いに焦点を当てているというのも興味深い内容です。
読みたい度75%

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2006/05/21

『六本木ヒルズ×篠山紀信』

幻冬舎 3,714円(税別) ISBN4-344-01155-4 06.4刊

+内容+
篠山紀信が大型カメラで捉えた「時代の発火点」、六本木ヒルズとそこに集う人々のドキュメント。

+関連・リンク+
幻冬舎
Shinoyama.net

六本木ヒルズと篠山紀信の組み合わせがちょっと意外な感じも。
芸能人の写真が注目を集める篠山サン、実は他にも色々撮られています。
過去に発表されている三島由紀夫の家の写真集、歌舞伎座の写真集など、
アイドルではない写真も見ごたえ充分。
で、日本の先端を行く場所・六本木ヒルズを
どのような切り口で見せているのか、興味津々。
読みたい度60%

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2006/05/20

『病の神様 横尾忠則の超・病気克服術』

病の神様
横尾 忠則著
文藝春秋 1,619円(税別) ISBN4-16-368040-3 06.4刊

+内容+
「日替わり病気」病
天使のいる病院
日常と非日常、あるいは生と死
十年に一度の事故
不運の事故が、仕事の道を開いてくれた
休業宣言の先にある未来
無事帰還、喜ぶべきか
思いがけない手術
歩行訓練が招いた片足切断の危機
三島さんの死が起こした奇蹟〈他〉

病は芸術に通ず。恐れるに足らず、病気はぼくを守ってくれる。カラダの話45。
横尾忠則(よこお・ただのり)
グラフィックデザイナーからスタートし、1981年に画家に転向。パリ、ベニス、サンパウロ、バングラデシュ等、世界各地のビエンナーレに出品。毎日芸術賞受賞、ニューヨークADC賞受賞など、国際的に高い評価を受けている。ここ数年、美術館の個展が続いており、2006年3月よりパリのカルティエ現代美術財団で個展開催。

+関連・リンク+
文藝春秋
TADANORI YOKOO OFFICIAL SITE

結構楽しい横尾さんのエッセイ。
病気をテーマにしているというのも、
アーティストにしてはユニークな感じがします。
過去にシンポジウムで話を聞いたときに、
ヘンな人ぶりを遺憾なく(?)発揮していたのが印象に残っています。
読みたい度70%

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2006/05/19

『陰陽師 安倍晴明と蘆屋道満』

陰陽師
繁田 信一著
中央公論新社 740円(税別) ISBN4-12-101844-3 06.4刊

+内容+
第1章 官人陰陽師と法師陰陽師
第2章 怪異を読む
第3章 禁忌を告げる
第4章 災厄を除く
第5章 生命を狙う
第6章 安倍晴明と蘆屋道満

古くから説話や伝説に彩られてきた陰陽師。近年では小説や映画にも登場し、呪術により凄まじい力を発揮する。世界を滅ぼしかねない超人として描かれることも少なくない。では実在の陰陽師たちはいかなる活動に従事していたのか。安倍晴明らが絶大な名声を博したのはなぜか。藤原道長ら同時代の王朝貴族が残した日記を手がかりに、知られざる実像に迫る。さらには、陰陽師を必要とした平安時代の人々の心性をも明らかにする。
繁田信一(しげた・しんいち)
神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、同大学外国語学部非常勤講師。専攻、歴史民俗学。

+関連・リンク+
中央公論新社

安倍晴明ブームも落ち着いてきたのでしょうか。
夢枕獏、岡野玲子の作品で蘆屋道満のイメージも
かなり不思議な感じになってしまったような気が。
本当はどうなんだい?というのが知りたいかも。
読みたい度65%

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2006/05/18

『科学者という仕事 独創性はどのように生まれるか』

科学者という仕事
酒井 邦嘉著
中央公論新社 780円(税別) ISBN4-12-101843-5 06.4刊

+内容+
第1章 科学研究のフィロソフィー―知るより分かる
第2章 模倣から創造へ―科学に王道なし
第3章 研究者のフィロソフィー―いかに「個」を磨くか
第4章 研究のセンス―不思議への挑戦
第5章 発表のセンス―伝える力
第6章 研究の倫理―フェアプレーとは
第7章 研究と教育のディレンマ―研究者を育む
第8章 科学者の社会貢献―進歩を支える人達

多くの研究者には、共通した考え方や真理に対する独特のこだわりがある。アインシュタイン、ニュートン、チョムスキー、朝永振一郎、キュリー夫人らが残してくれた、真理を鋭く突き、そして美しい言葉を手がかりに、独創性がどのように生まれるかを考えてみよう。科学者という仕事を通して科学研究の本質に触れることは、「人間の知」への理解を深めることにつながるだろう。第一線の研究者によるサイエンスへの招待。
酒井邦嘉(さかい・くによし)
東京大学大学院総合文化研究科助教授。第56回毎日出版文化賞、第19回塚原仲晃記念賞受賞。

+関連・リンク+
中央公論新社

なかなかに難しそうな内容かもしれませんが、
「知る」欲求を満たしてくれそうな気配も。
読みたい度60%

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2006/05/17

『決定版 三島由紀夫全集 別巻・映画「憂国」』

三島由紀夫全集 別巻
三島 由紀夫著
新潮社 5,800円(税別) ISBN4-10-642584-X 06.4刊

+内容+
初公開時のポスター
原作および関連作品の収録巻‐頁
寄稿「映画『憂国』の歩んだ道」(藤井浩明)
三島の手紙
シナリオ「憂国」(三島自筆)
ノート「憂国」(三島自筆)より
ノート「『憂国』支出帳」(三島自筆)より
スナップ・ショット
字幕の“巻物”(三島自筆)
ツール映画祭三島からマスコミへのメッセージ
ツール映画祭「憂国」報道のクリッピング
当時の新聞・雑誌報道より

原作・製作・脚色・監督・主演の全てを三島自身がつとめた戦慄すべき総合芸術。三十数年にわたって封印されてきた幻の作品がいま蘇る。

+関連・リンク+
新潮社
三島由紀夫 Cyber Museum

三島夫人が封印していた映画作品『憂国』。
夫人が亡くなって時間も経ったことから公開の運びとなったんでしょうか。
切腹シーンなどかなりグロいという話ですが、どんな感じなんだろう。
読みたい度85%

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2006/05/16

『ブログ進化論 なぜ人は日記を晒すのか』

ブログ進化論
岡部 敬史著
講談社 800円(税別) ISBN4-06-272373-5 06.4刊

+内容+
序章 なぜブログは流行ったのか?
      ブームになったのは日記なのか
      日記形式が取り除いた二つの障壁〈他〉
第1章 日記としてのブログ
      ブログで日記を書く醍醐味はコミュニケーションにある
      ドラマ化もされた人気ブログ『実録鬼嫁日記』は、なぜ面白い?〈他〉
第2章 メディアとしてのブログ
      ブログを通じて“フツーの人”が発信することで何が変わったか?
      眞鍋かをりと古田敦也はなぜ支持されるのか〈他〉
第3章 ビジネスとしてのブログ
      ネット上に蔓延した「ゴッゴル」が意味するものとは
      従来のサイトにはない小売店ブログの特性とは?〈他〉

岡部敬史(おかべ・たかし)
エディター&ライター/ブログ評論家。宝島社で、『別冊宝島』の編集者として、数々のヒット作を手がけ、2000年夏に退社。現在は、『このブログがすごい!』(宝島社)の編集をはじめ、ブログ関連の執筆、コメント活動を中心に展開。

+関連・リンク+
講談社

「なぜ人は日記を晒すのか」というのは自分もそう思います…。
このブログは日記というわけではありませんが、
サイトの方では日記を公開しています。
自分の場合、過去に何度か公開しない日記をつけていましたが
一度目は“毎日書く”というのが辛くなって中止、
二度目は“考えたことを書く”としていたら、あまりにも内向きになり、
落ち込んで、重~くなって中止。
なので、公開すれば楽に続けられるかな、ということで公開。
忙しくて一度中断すると、なかなか復帰できないのが問題です…。
読みたい度50%

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2006/05/15

『狂気の偽装 精神科医の臨床報告』

狂気の偽装
岩波 明著
新潮社 1,400円(税別) ISBN4-10-470102-5 06.4刊

+内容+
第1章 偽りのPTSD
第2章 トラウマ狂い
第3章 うつ病の黒い犬
第4章 恐るべき子供たち
第5章 オン・ザ・ボーダー
第6章 自傷系・自殺系
第7章 殺人者精神病
第8章 アルファ系衛星の氏族たち
第9章 物質関連障害
第10章 困った人々、故障した脳

現代に増殖を続ける自称「心の病」の患者たち。「うつ病」「アダルトチルドレン」「PTSD」「トラウマ」「摂食障害」…。果たしてそれは本当の病なのか?世に騙られる精神病の、偽りの仮面を剥ぐ。その真の姿を赤裸に描いた、精神医療最前線。
岩波明(いわなみ・あきら)
東京都立松沢病院を始め、多くの精神科病棟で診療にあたる。東京大学医学部精神医学教室助教授、藍野大学設立準備室を経て、2005年より埼玉医科大学精神医学教室助教授。

+関連・リンク+
新潮社

狂気の偽装というのは穏やかではないですが。
微妙な領域に踏み込んでいく内容、興味あったりして。
読みたい度70%

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2006/05/14

『魔女の薬草箱』

魔女の薬草箱
西村 佑子著
山と溪谷社 1,500円(税別) ISBN4-635-81008-9 06.4刊

+内容+
第1章 魔女と薬草
       空飛ぶ軟膏
       魔女の軟膏
第2章 魔女と魔除け
       魔除け草
       薬草を摘む曜日
第3章 魔法の薬草
       薬草の魔力
       媚薬
第4章 「賢い女」の薬草
       「賢い女」と魔女
       聖母マリアと薬草〈他〉

ドイツの森に入ると、「魔女」が摘んだと言われる薬草がそこかしこに生えている。そして、いましも、薬草篭を手にした「魔女」たちに会えそうな気がする。その篭にはたくさんの薬草が入っている。一瞬にして命を奪うほどの猛毒を含む薬草、かつて魔女が空を飛ぶときに身体に塗ったという「魔女の軟膏」の材料となった薬草。女たちは、長い伝統と知識を支えに、自分たちが摘んだ薬草で優れた薬を作ってきたのである。ここに紹介する薬草箱には、そうした「魔女」たちの作った薬が入っている。
西村佑子(にしむら・ゆうこ)
現在、青山学院、成蹊大学、東海大学でドイツ文化やドイツ語を担当。モアビートプロモーションの「ドイツセミナー」講師。毎年、講師として魔女街道ツアーに同行。これまでに「グリム童話の魔女たち」展(栃木県石橋町グリムの館)を2回、企画・監修。

+関連・リンク+
山と溪谷社

医学・科学的知識を持っていた女性、
「賢い女」とされる場合もあれば「魔女」にもなったり。
様々な薬草を調合してできる薬、面白そうです。
読みたい度80%

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2006/05/13

『なぜ、伊右衛門は売れたのか。』

すばる舎 1,200円(税別) ISBN4-88399-444-9 06.4刊

+内容+
第1章 お茶は工業製品じゃない。日本人の心―。
       同時並行でスタートした異例のプロジェクト
       京都、老舗茶補巡りを経ての決意〈他〉
第2章 若き挑戦者たちに芽生える、ものづくりの魂。
       すべてを知って、愛さなければ商品開発をする資格などない
                                      ―サントリーWay
       天才から学んだ商品開発のベクトル〈他〉
第3章 失敗から学んだ、とても大切なこと。
       次世代新製品の提案
       開発者だけが見る“オンリーワン商品”の夢〈他〉
第4章 本物の味を求めて、あらゆる壁を突き崩す。
       トップブランドの確立―。我々には何が欠けているのか?
       老舗の暖簾―。立ちはだかった大きな壁〈他〉
第5章 すべてが響き合ったとき、メガブランドが誕生した。
       隘路にはまりこんだネーミングの作業
       開発部門と生産部門―。もう一つの攻防〈他〉

失敗の連続から1,000億円ブランドの誕生へ!若き開発者たちを決定的に変えた、考え方と行動とは何か。
峰如之介(みね・なおのすけ)
作家。ビジネスジャーナリスト。ビジネス、技術開発、人事・人材教育、環境への幅広い取材活動をベースに『プレジデント』『週刊エコノミスト』などの経済誌や月刊『潮』、月刊『Voice』などの月刊総合誌を中心に執筆し、講演活動を展開。現場に密着した数多くのドキュメントを手がける。

+関連・リンク+
すばる舎
伊右衛門

伊右衛門が発売されたときには
『東海道四谷怪談』を連想し、ブランド的にはどうなのかなと思ったけれど、
やはり味が良くて、飲み比べても伊右衛門を選びます。
昨年京都に行ったときに福寿園でお茶を買いましたが、
伊右衛門と同じ名前の茶葉も売っていたのが印象に。
とか言いながら、別のを買いましたが…
読みたい度70%

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2006/05/12

『精進料理と日本人』

精進料理と日本人
鳥居本 幸代著
春秋社 2,300円(税別) ISBN4-393-75122-1 06.4刊

+内容+
序の巻 精進料理と日本料理
壱の巻 古代大宮人の食生活
弐の巻 仏教伝来による食文化の変貌
参の巻 茶禅一味とは―禅の精神が支えた中世の食文化
与の巻 料理法の進展と南蛮文化
五の巻 「和食」の誕生
六の巻 隠元と精進料理の発展
結の巻 精進料理と肉食文化

「精進料理のこころ」とは何か。日本人の精神文化に大きな影響を与えている精進料理の世界を、日本の食文化の流れの中で考察し、その核心と具体的なすがたを描き出す、魅力あふれる画期的な書。
鳥居本幸代(とりいもと・ゆきよ)
神戸女子短期大学助教授・姫路短期大学助教授・姫路工業大学環境人間学部助教授を経て、京都ノートルダム女子大学人間文化学部教授。

+関連・リンク+
春秋社

昔はあまり興味が無かった和食ですが、
それなりの値段のするレストランは雰囲気も良く、
色々行ってみたいと思ったり。
自分には量が少ないのが難点ですが…。
読みたい度65%

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2006/05/11

『こだわりのシガー』

こだわりのシガー
アンワー・バティ著 / 小林 愛心日本語版監修
ネコ・パブリッシング 2,667円(税別) ISBN4-7770-5136-6 06.4刊

+内容+
1 シガー・ストーリー
2 シガー・カタログ
3 シガーの購入と保管

原題『THE CIGAR COMPANION:The Connoisseur's Guide』
世界一の一流ハンドメイド・シガーを網羅する究極のガイドブックである。本書は老舗ブランドから最新ブランドまで収録し、各ブランドごとに、その歴史や吸い込み、味、アロマを詳しく解説している。「シガー・カタログ(Cigar Directory)」のページでは、ほぼ実物大のフルカラー写真で人気のシガーを紹介。ハバナ、ドミニカ、ホンジュラス産のすべてのシガーほか、マイナーながら興味深いブランドも数多く取り上げている。『こだわりのシガー』ではさらに、シガー作りの工程に踏み込み、タバコ葉の栽培から発酵、手巻き作業、包装、輸送に至る最終段階までを解説。加えて、キューバの有名なハバナのシガー工場の舞台裏に迫っている。シガー愛好家である著者が、専門家の立場から正しいシガーの遊びのコツをアドバイス。上級のシガー通にとって、ハンドメイド・シガーの微妙なニュアンスの違いを理解することは重要な楽しみの一部だが、本書はその要望にも応えた完全ガイドになっている。
アンワー・バティ
イギリスのBBCとチャンネル4で放送される、さまざまなテーマの番組を担当するテレビ・プロデューサー。また、イギリスの一流雑誌や新聞で文筆を振るうジャーナリスト兼ライターの一面も持つ。シガーについては豊富な専門知識を誇り、自身も熱烈なハンドメイド・シガーの愛好家である。キューバの国営タバコ専売公社であるキューバタバコの招きを受けて、キューバの有名シガー工場とプランテーションを訪問。シガー用タバコ栽培やシガー作り、キューバのシガー産業とその指導者たちについて直接学んだ。

+関連・リンク+
ネコ・パブリッシング
Cigar in Tokyo

過去に同じような本を取り上げましたが、こちらはより多くの知識が得られそう。
歩きタバコなどマナー的な問題や健康面などからタバコはダメですが、
シガーは趣味として良さそうな感じ。
読みたい度55%

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2006/05/10

『めざすは飛鳥の千年瓦』

めざすは飛鳥の千年瓦
山本 清一著 / 塩野 米松聞き書き
草思社 2,100円(税別) ISBN4-7942-1493-6 06.4刊

+内容+
第1章 奈良・生駒の屋根屋を継ぐ
第2章 伝統瓦葺きの修業
第3章 恩師・井上新太郎
第4章 瓦職人の会社を設立
第5章 満足のいく瓦を求めて瓦焼きに
第6章 東大寺大仏殿の昭和の大修理
第7章 日本の瓦考
第8章 唐招提寺金堂の鴟尾の復元
第9章 伝統技術の保存と継承

千年もつ瓦で、建物を千年長くもたせたい!法隆寺金堂、東大寺大仏殿、唐招提寺金堂、松本城、姫路城など、多くの国宝・重要文化財の屋根の保存修理にたずさわった奈良の第一級の瓦職人の情熱あふれる痛快な一代記。
山本清一(やまもと・きよかず)
尋常高等小学校卒業後、父親のもとで瓦を葺く職人に。その後、井上新太郎のもとで本瓦葺きの修業をし、二十六歳で独立。法隆寺、東大寺大仏殿の修理や再建の薬師寺、平城宮朱雀門の屋根の復元に従事。現在、唐招提寺金堂の鴟尾の復元、平城宮大極殿の再建に取り組む。平成6年、認定保存技術保持者。平成10年、労働大臣卓越技能者表彰。平成13年、黄綬褒章受章。日本伝統瓦技術保存会会長。

+関連・リンク+
草思社

文化財の修復作業など、地味な感じがしますが、かなり興味があります。
ほとんど職人技とも言うべき仕事。
自分もそういう職人の道に入りたかったと思うときもあったりして。
(とても厳しい道だと思いますが…)
読みたい度65%

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2006/05/09

『英国家具の愉しみ その歴史とマナハウスの家具を訪ねて』

東京書籍 1,400円(税別) ISBN4-487-80080-3 06.4刊

+内容+
第1部 英国家具入門
       家具前史
       オークの時代(1500~1660)
       ウォルナットの時代(1660~1720)〈他〉
第2部 英国家具を知るマナハウス15選
       サイアン・パーク
       ウーバン・アビー
       ケデルストン・ホール〈他〉
第3部 英国家具用語小辞典

アンティーク好きにはたまらない正統家具の逸品を堪能する入門ガイド。
高橋守(たかはし・まもる)
現在、神田外語大学異文化コミュニケーション研究所・研究員及び(株)ブリティッシュ・ヒルズ特別補佐役。貿易商社・米沢プラスチク在職中の欧米業務で渡航のつど、家具調度等の装飾文化に興味を持ち、特に、英国関連資料の収集と視察を経て、ブリティッシュ・ヒルズ在任中、施設管理の経験を踏まえ、英国の家具文化の資料編纂を始める。神田外語大学異文化コミュニケーション研究所に移り、学習院大学生涯学習センター・池袋東武百貨店カルチャースクール・玉川高島屋コミュニティクラブたまがわ等、英国文化の講座を受け持つ。

+関連・リンク+
東京書籍

過去にイギリスに行ったときに、一番興味を持ったのが、ロンドンの街並み。
残念ながら郊外の方にゆっくり行くことはできなかったのですが
ぜひとも古い邸宅を見学してみたいと思います。
読みたい度55%

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2006/05/08

『ファインマンの手紙』

ファインマンの手紙
リチャード・P.ファインマン著 / ミシェル・ファインマン編
ソフトバンククリエイティブ 2,800円(税別) ISBN4-7973-2915-7 06.4刊

+内容+
ファインマンはその生涯で、家族や友人、熱心なファンや学生、同僚の科学者たちに向けて、多くの手紙を書いた。それらの手紙には、良き家庭人、世界的な科学者、優れた大学教師であった、ファインマンの誠実さ、非凡な発想、反骨精神が息づいている。常にユーモアを忘れず、人間を愛し、科学を追究する喜びを語り続けた、ファインマンの姿を伝える感動のドキュメント。

原題『PERFECTLY REASONABLE DEVIATIONS from the BEATEN TRACK:The Letters of Richard P.Feynman』Richard P.Feynman、Michelle Feynman
リチャード・P.ファインマン
1918年ニューヨーク市近郊に生まれる。1942年プリンストン大学で博士号を取得。第二次世界大戦中に、原子爆弾の開発に重要な役割を果たす。コーネル大学教授を経て、1950年カリフォルニア工科大学教授に就任。1965年に量子電磁力学の研究によりノーベル物理学賞を受賞。物理学以外にも、絵画、ボンゴ、金庫破りなどに熱心に取り組む。1988年死去。
ミシェル・ファインマン
リチャード・ファインマンの養女。夫と二人の子どもと共に、カリフォルニア州アルタデナに在住。

+関連・リンク+
ソフトバンククリエイティブ

中学生の頃、肩の凝らないファインマンの著書(エッセイ)を読んでいました。
物理学者のイメージとはずいぶん違う破天荒な部分が楽しかったりして。
当時、科学少年で、将来は科学者になりたいと思っていたりしましたが
物理は全くダメでした…
読みたい度70%

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2006/05/07

『記憶するシュレッダー 私の愛した昭和の文士たち』

小学館 1,400円(税別) ISBN4-09-379738-2 06.5刊

+内容+
吉行淳之介さんを巡る“おんなたち”
寺山修司さんの赤ちゃん頌
文士が集った、有馬頼義さん自殺未遂の頃
道場で手合わせした剣士三島由紀夫さん
“江分利満氏”山口瞳さんの秘密
多情多恨の才女、有吉佐和子さん
開高健さん、その人の名は言えず
昇天を“既視”していた景山民夫さん
川端康成も認めた川上宗薫さんの性愛描写
池田満寿夫さん、四人の妻への疾走〈他〉

文壇華やかなりし昭和、輝きを放った巨星たちの素顔。三島由紀夫、吉行淳之介、開高健、寺山修司など25人。
水口義朗(みずぐち・よしろう)
1959年~98年まで中央公論社雑誌編集局にて『週刊公論』『婦人公論』『中央公論』『小説中央公論』誌に携わる。途中、86年~94年までTVワイドショーのキャスターを務める。99年の中央公論新社発足の際、『婦人公論』編集長・主幹を最後に退く。

+関連・リンク+
小学館

取り上げられている人物がやはり興味をそそります。
寺山、三島の他、池田満寿夫もユニークな話が沢山ありそう。
読みたい度80%

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2006/05/06

『フランス反骨変人列伝』

集英社 700円(税別) ISBN4-08-720337-9 06.4刊

+内容+
第1章 モンテスパン侯爵
       「公式寵姫」制度
       戦場に届いた噂〈他〉
第2章 ネー元帥の悲劇
       革命が栄光の道を開く
       新国王との出会い〈他〉
第3章 犯罪者詩人、ラスネール
       パリ重罪裁判所法廷
       詩人に生まれた少年〈他〉
第4章 六代目サンソン
       十五歳のときに家業を知る
       父との対話/死刑執行の前夜〈他〉

フランスの歴史を注意深くひもとくと、正史にはめったに登場しない魅力的な奇人・変人に出会うことが出来る。国王、国家、法制度等への反逆であったり、その逆に忠誠であったりと、その逸脱した人生は様々だが、彼らに共通しているのは、自分自身の生き方に徹した反骨の精神である。そして、世間に逆らって自分を貫いた人間たちには、どこかしら時代を超えた普遍性が感じられる。本書は、その中でも極めつきの、それでいて日本ではほとんど紹介されていない四人の人物、モンテスパン侯爵、ネー元帥、犯罪者詩人ラスネール、死刑執行人・六代目サンソンを取り上げる。
安達正勝(あだち・まさかつ)
フランス文学者。フランス政府給費留学生として渡仏、パリ大学等に遊学する。

+関連・リンク+
集英社

サンソンの話は過去に読みました。(『死刑執行人サンソン』)
興味深いエピソードが色々だったりして。
でも、そんな変人だったかな~?
読みたい度75%

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2006/05/05

『4コマ哲学教室』

4コマ哲学教室
南部 ヤスヒロ / 相原 コージ著
イースト・プレス 1,050円(税別) ISBN4-87257-651-9 06.4刊

+内容+
価値判断と事実判断(哲学的思考と科学的思考)
実存主義(サルトル)
たくましい生命力(ニーチェ)
問答法(ソクラテスとプラトン)
演繹法(デカルト)と帰納法(ベーコン)
死生観(ハイデガーとキルケゴール)
幸福論(絶対的幸せと相対的幸せ)
宗教(デューイ)
アイデンティティの確立
「愛」と「自由」
運命の時
定言命法(カント)
弁証法(ヘーゲル)的展開~構造主義(ロラン・バルトとレヴィ・ストロース)
ポストモダン(デリダとレヴィナス)~答えの見つからない旅は続く

一生役立つ哲学講座!某高等学校で実際に教鞭をとっている著者が、相原コージ氏の連作4コマ漫画を教材にして、気になる哲学を優しくレクチャー。
南部ヤスヒロ(なんぶ・やすひろ)
某高校で政経・倫理の教鞭を執るとともに、カウンセラー(JECA上級カウンセラー)として生徒の教育相談・進路指導に当たっている。
相原コージ(あいはら・こーじ)
『八月の濡れたパンツ』でデビュー。揺るぎない自虐ネタとともに、常に前人未踏の実験性を模索するまさにギャグの求道者。

+関連・リンク+
イースト・プレス

大学時代、知り合いに貰った『コージ苑』、結構好きでした。
かな~りお下劣な内容だったけど…。
哲学的内容よりも、やはり漫画に目が行ってしまうかも。
読みたい度75%

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2006/05/04

『建築家・前川國男の仕事』

建築家前川國男の仕事
前川 國男作 / 生誕100年・前川国男建築展実行委員会監修
美術出版社 3,800円(税別) ISBN4-568-60036-7 06.4刊

+内容+
ル・コルビュジエのアトリエで(1928‐30)
レーモンド事務所時代(1930‐35)
独立と戦前のコンペ作品(1935‐45)
木造モダニズムの追求(1938‐42)
戦後のスタートライン(1945‐50)
戦後第1期―テクニカル・アプローチの時代(1950‐61)
集合住宅というテーマ(1958)
戦後のコンペ応募案と万国博覧会での実験(1958‐70)
戦後第2期―近代建築への懐疑と都市への視線(1961‐70)
戦後第3期―方法論の洗練と合理主義からの離脱(1970‐86)
未完のプロジェクトに込められたもの

+関連・リンク+
美術出版社
前川建築設計事務所

昨年末から東京ステーションギャラリーで開催されていた
『前川國男建築展』は閉幕しましたが、とても興味深い展覧会でした。
その後、前川國男関連の書籍が結構刊行されてきているように思います。
読みたい度65%

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2006/05/02

『古本通 市場・探索・蔵書の魅力』

古本通
樽見 博著
平凡社 700円(税別) ISBN4-582-85318-8 06.4刊

+内容+
第1章 古書業界の仕組み
第2章 古書価決定のシステム
第3章 古本探しのツール
第4章 古本探索の楽しさ
第5章 蔵書百態
第6章 有利な蔵書処分法
第7章 古本のこれから

マスコミも伝えない古書業界の仕組み、古本探索の奥義と秘策。古今のユニークな蔵書家たちとアッと驚く蔵書のエピソード。果ては蔵書処分の方法まで、コレ一冊に古本とつきあう法が満載。古書業界誌のベテラン編集者が語る、奥深く尽きせぬ古本の魅力。
樽見博(たるみ・ひろし)
1979年日本古書通信社に入社。以後、月刊「日本古書通信」の編集、『全国古本屋地図』の編纂などに従事。2004年、私家版『古本ずき』を刊行。

+関連・リンク+
平凡社
日本古書通信

自分の場合、古書店で本を買うのは、一般の書店では手に入らないものがメイン。
欲しかった本を書棚で見つけたときの喜びは古書店ならではのことです。
暇つぶしに覗いてみたりというのも楽しいですね。
読みたい度65%

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2006/05/01

『“しくみ”で解く茶室』

風土社 1,886円(税別) ISBN4-938894-77-7 06.5刊

+内容+
第1章 空間の“しくみ”
       四畳半のすすめ
       広間の基準〈他〉
第2章 形態の“しくみ”
       躙口
       貴人口〈他〉
第3章 平面の“しくみ”
       畳の数え方
       客付き
       床間の位置
       炉の切り方
       茶室の平面形式
第4章 機能の“しくみ”
       茶室の使い方
       茶室(茶会)の概要〈他〉
;第5章 景色の“しくみ”
       カギ形構成(又隠)
       対面空間(又隠)〈他〉

茶室の第一印象は戸を開けた瞬間に決まる。それでは入室してみましょう。どんな景色が見えますか?目の前の景色はことごとく亭主が客を迎えるために用意したご馳走のひとつです。所作や道具ばかりでなく茶室もじっくり味わって頂きたい。
竹内亨(たけうち・とおる)
文化学院建築科、同研究科で建築設計とデザインの教育に30年間携わる。現在はモノ研究室/一級建築士事務所を主宰。

+関連・リンク+
風土社

茶道はちょこっと経験アリ(ほんの数回程度…)ですが、
茶室に足を踏み入れたことは無かったような…
茶道本の中でも、茶室についてかかれたものは少ないように思います。
色々と仕掛けが凝らされているようで、面白そう。
読みたい度60%

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