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2006/07/30

『女人蛇体 偏愛の江戸怪談史』

女人蛇体
堤 邦彦著
角川学芸出版 2,700円(税別) ISBN4-04-702133-4 06.6刊

+内容+
第1章 江戸怪談までの軌跡
       女人蛇体とは何か
       愛欲の蛇の発見―仏教唱導の変容
第2章 創られた女人蛇体―宗教・民俗から都市文芸へ
       蛇のいる近江の風景―竜宮・蛇身・性愛
       怪異小説のなかの蛇妖
第3章 婦霊恐怖の系譜と蛇の表象史
       近世・蛇帯考―女房の帯が蛇に見える夜
       執念の蛇はいかにして演じられたか
       鱗形文様の意味
第4章 怖い女と逃げる男の怪談美
       嫉妬の蛇と江戸の生活教訓
       自戒する蛇身―道成寺縁起のゆくえ
第5章 偏愛奇談の時代
       生首をいとおしむ女
       江戸怪談は恋の魔境をどう描いたか

恋ゆえに憎しみの淵に沈む女が蛇体に変身―。幻想文芸に花開く「女が蛇になる物語」はどのように生まれ、物語の世界へと変貌していったのだろうか。古代・中世の仏教説話にみえた女人が蛇に変身する表象は、やがて近世の小説・演劇のなかで様式化されながら、怪異な恋物語へと創り変えられていく。好色と怪異の絶妙なコラボレーション。その足跡を追い求め、江戸怪談が描き出した、一途な執念が生む“恋の魔境”へと読者を誘う。
堤邦彦(つつみ・くにひこ)
京都精華大学人文学部教授

+関連・リンク+
角川学芸出版

歌舞伎の題材にも結構多く取り上げられていたりする物語。
“女性が蛇になる”というイメージの鮮烈さに魅了されたりして…(汗)
興味深いテーマのひとつです。
読みたい度65%

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