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2006/09/30

『吉田式球体関節人形制作技法書』

ホビージャパン 2,667円(税別) ISBN4-89425-460-3 06.9刊

+内容+
1 基礎
2 造形
3 関節
4 組立
5 塗装
6 髪
7 靴

本書は月刊ホビージャパンに2004年10月より19回にわたって連載された「吉田良球体関節人形制作ノート」をベースに、より理解し易くなるように写真ページを増やし補足項目を加えました。球体関節人形の制作にチャレンジする初心者の方にも技法を理解していただけるように解説してあります。

+関連・リンク+
ホビージャパン
DOLL SPACE PYGMALION

ハンス・ベルメールくらいしか知識がないのですが…
作れるんですね~!というかマニュアル本が出たことにビックリ。
結構マニアックな趣味のように思ってましたが、かなり人気あるようですね~。
読みたい度55%

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2006/09/29

『…イズムで読みとく美術』

…イズムで読みとく美術
スティーヴン・リトル著
新樹社 2,400円(税別) ISBN4-7875-8554-1 06.9刊

+内容+
ルネサンス
バロックとロココ
19世紀美術
モダニズム
ポスト・モダニズム
資料集

この本は、ヴィジュアル・アートへの手ごろな入門書です。美術館や展覧会に行くのが好きで、アート全般に興味がある人、もう少し美術のことが知りたい人を対象にしています。西洋美術史を彩る数多くの芸術運動というと、とかく難しそうに思えますが、この本では芸術運動に「イズム」というキーワードを当てはめ、さっと読んで、ちょっとおしゃれな会話を演出できるように、コンパクトにまとめました。ひとつのイズムの説明には、たったの2ページ。イズムが生まれた時代や主な芸術家を紹介し、代表的な作品の写真入りで全体像がつかめるようにしてあります。
スティーヴン・リトル〔Stephen Little〕
オックスフォード大学で美術哲学を専攻後、ロンドン大学コートールド美術研究所(通称コートールド美術館)にてヨーロッパの現代美術史を研究する。現職は王立美術院のウェブページ編集者。

+関連・リンク+
新樹社

美術を体系だててみることができるのが面白そう。
ただ、そこからこぼれてしまう画家も結構いそうですが…。
読みたい度50%

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2006/09/28

『ぐっとくる題名』

ぐっとくる題名
ブルボン小林著
中央公論新社 720円(税別) ISBN4-12-150227-2 06.9刊

+内容+
第1章 ロジック篇
       助詞の使い方―「ゲゲゲの鬼太郎」「無能の人」「僕が泣く」
       韻とリズム―「ヤング島耕作」「勝訴ストリップ」「噂の刑事トミーとマツ」
       言葉と言葉の距離(二物衝撃)―「天才えりちゃん金魚を食べた」「部屋とYシャツと私」〈他〉
第2章 マインド篇
       先入観から逸脱する―「淋しいのはお前だけじゃな」「サーキットの娘」
       日本語+カタカナの題名―「少年ケニヤ」「三人ガリデブ」
       いいかけでやめてみる―「光ってみえるもの、あれは」「飼い犬が手を噛むので」〈他〉
第3章 現場篇
       実用書の題名が決まるまで
       小説・コラムの題名が決まるまで

名タイトルにはワケがある!文学、漫画、映画、音楽など、ジャンルを横断した55作品の題名を分析、その魅力を語り尽くす。タイトル付けに悩むすべての人におくる、実用派エッセイ集。
ブルボン小林(ぶるぼんこばやし)
コラムニスト。2000年に「めるまがWebつくろー」誌上の連載「ブルボン小林の末端通信」でデビュー。本名の長嶋有では「猛スピードで母は」で126回芥川賞受賞。小説家としても活躍している。

+関連・リンク+
中央公論新社

かっこいいタイトルはずっと頭の中に残っていたりして。
逆にあざといものはすぐ分かるし。
難しいものです。
読みたい度55%

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2006/09/27

『完全版 銀河鉄道999 PERFECT BOOK』

宝島社 1,500円(税別) ISBN4-7966-5428-3 06.9刊

+内容+
LEIJI MATSUMOTO GALAXY EXPRESS 999―SPECIAL ILLUSTRATION COLLECTION
松本零士Leiji's infinite world special long interview and illustration gallery
               少年が「ここが俺のの終着駅」と信じるところへ着けばいい
劇場版『劇場版銀河鉄道999』『さよなら銀河鉄道999―アンドロメダ終着駅』
   ロマンとしての999
   劇場版キャラクター大図鑑
   精神科医・名越康文が見た劇場版『銀河鉄道999』という世界
   マンガ、TVシリーズ、劇場版における鉄郎、メーテルのキャラ変遷〈他〉
TVシリーズ
   ドラマとしての999
   キャラクター大図鑑―主要6キャラ徹底解説&ゲスト198キャラをジャンル別に紹介!!
   TVシリーズ『銀河鉄道999』カウントアップ99.9
   精神科医・名越康文が見たTVシリーズ『銀河鉄道999』という世界〈他〉

1977年の連載スタートから30年。その年月に色あせるどころか、魅力を増幅させ続ける『銀河鉄道999』という偉大な物語。その壮大なテーマを支えているのが、独特の美しい絵。“永遠の謎”メーテルを中心に、アンドロメダ&エターナル編を併せて一挙掲載。999ワールドを存分に楽しんでいただきたい。

+関連・リンク+
宝島社
松本零士オフィシャルサイト
銀河鉄道999
車掌さんの銀河鉄道株式会社

テレビでよく見ていた記憶が。
メーテルは憧れの女性だったりして(笑)
一度しか見たことがないのに、最終回は今でも覚えています。
ちなみに映画は未見。鉄郎はやっぱりブサイクでないと、違和感あるんですよね…。
読みたい度75%

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2006/09/26

『寺山修司の俳句入門』

光文社 629円(税別) ISBN4-334-74128-2 06.9刊

+内容+
第1章 俳句とは何か
第2章 俳句の方法
第3章 序文、跋文
第4章 師、結社、句会の仕組み
第5章 俳句の細道
第6章 寺山俳句百句

目つむりていても吾を統ぶ五月の鷹―寺山修司の出発点は俳句である。高校時代より、後の広汎な表現活動の萌芽を感じさせる完成度の高い作品を作った。本書は、単行本初収録作品を含む寺山の俳句についての「文章」「発言」を網羅したはじめての画期的な試みである。寺山ファン、俳句愛好者のみならず、これから俳句をはじめようとしている方にも絶好のもの。
寺山修司(てらやま・しゅうじ)
1935年、青森県弘前市生まれ。14歳より句作をはじめる。早稲田大学在学中の'54年、「チェホフ祭」50首で第二回短歌研究新人賞を受賞。前衛短歌の代表的歌人となる。詩、小説、評論を発表する一方、演劇にも情熱を注ぎ、演劇実験室「天井桟敷」を主宰。また映画をも手がけ、あらゆるジャンルで時代を先取りする表現活動を行なった。'83年没。


+関連・リンク+
光文社
三沢市寺山修司記念館
鉛筆のドラキュラ

寺山の戯曲、エッセイは読みましたが、俳句に触れたことはなかったり。
寺山文学は俳句からなんですよね。
後のインパクトのある作品タイトルやセリフなど、
俳句の持つ力に拠っていると思われる部分が多々あるように感じられます。
読みたい度70%

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2006/09/25

『勝手に関西世界遺産』

勝手に関西世界遺産
石毛 直道ほか著
朝日新聞社 1,500円(税別) ISBN4-02-250228-2 06.9刊

+内容+
勝手に関西世界遺産とは
ダイダラザウルス(エキスポランド)(宮田珠己)
値切り(島崎今日子)
大阪空港の着陸直前地点(桂小米朝)
旧大阪市立博物館(木下直之)
姫路モノレール(井上章一)
石切神社参道(宮田珠己)
ボケとツッコミ(島崎今日子)
広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像(桂小米朝)
井伊神社(木下直之)〈他〉

京都、奈良、そして熊野。関西は世界遺産の宝庫。しかし、関西の「お宝」はそれだけではない。「くいだおれ人形」「たこ焼」「ボケとツッコミ」……。ユネスコ本家からは登録されそうにない、関西という風土の日常から生まれた、ご近所の愛すべきお宝の数々を、人気の学者、落語家、作家らが独自の視点から熱~く推薦する。名所旧跡に飽きたら、この一冊を持ってディープな関西をめぐる旅へ出かけよう。

+関連・リンク+
朝日新聞社

ナルホドと思うものから、なんじゃそれ?というものまで。
おもろい本です。
読みたい度60%

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2006/09/21

『きのこの迷宮 こんなところにあった、別世界』

きのこの迷宮
小林 路子著
光文社 686円(税別) ISBN4-334-78440-2 06.9刊

+内容+
第1章 きのこってなんだ!
第2章 初めてのきのこ採り
第3章 都会派きのこハンターの孤独
第4章 山できのこを採るのには…
第5章 やっぱりきのこ採りは最高!
第6章 “正しい”きのこ料理
第7章 きのこ中毒のコワーイ話
第8章 きのこを飼う
第9章 きのこグッズはいかが

なにがなんでも、きのこが好き!きのこにはまって、いまや「仙人」の愛称で呼ばれる世界的きのこ画家となった著者の明かす、抱腹絶倒の不思議な「きのこワールド」。きのこ採りの悲喜こもごも、常軌を逸するきのこ友だちのエピソード、コワーイきのこ中毒、家できのこを飼う話から、究極のフルコース料理、きのこグッズまでを一冊に網羅。『なにがなんでも!きのこが好き』加筆・修正・改題書。
小林路子(こばやし・みちこ)
画家。1986年まで自由美術協会会員。1986年にエッセイ集『キノコの不思議』(光文社)で初めてきのこの挿絵を描いて以来、きのこにとり憑かれ、以降きのこを中心にした創作活動を続けている。これまでに描いたきのこの絵は約800点。

+関連・リンク+
光文社

昔、山歩きをしていたりしてユニークなきのこを眼にする度に
興味深く観察していたような記憶が。
今はもっぱら食べるのが専門です。(全然違う「きのこ」になってますね 笑)
いろいろな角度から見ても、すごく不思議なモノですね。
読みたい度65%

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2006/09/20

『野田秀樹 赤鬼の挑戦』

野田秀樹赤鬼の挑戦
野田 秀樹 / 鴻 英良著
青土社 1,900円(税別) ISBN4-7917-6290-8 06.9刊

+内容+
1 『赤鬼』の記憶
     赤鬼の挑戦―ロンドンへの道 2003
     バンコクで、新たな文化交流が始まった 1998
     ソウルをみて、東京、日本の文化について考えた 2005
2 赤鬼がみた日本
     となりの部屋から覗いた「日本」―ロンドン体験とは何か
     復讐へと向かわないための知性―九・一一、『赤鬼』ロンドン公演、そして『オイル』
3 『赤鬼』の世界
     世界演劇と赤鬼プロジェクト
     戯曲 赤鬼(日本・ヴァージョン)

東京、バンコク、ロンドン、そしてソウル。共同体に捨てられた異形の他者をめぐる鮮烈な作品、『赤鬼』を携え、単身で世界を駆け巡った野田秀樹、その10年の軌跡を辿る。
野田秀樹(のだ・ひでき)
演出家・劇作家・俳優。1976年東京大学法学部在学中に劇団夢の遊眠社を結成。1983年『野獣降臨』で岸田國士戯曲賞を受賞。1992年、劇団解散後に文化庁芸術家在外研修制度の留学生として英国に滞在後、1993年企画製作会社NODA・MAP設立。以降プロデュース公演形式で『キル』、『赤鬼』、『パンドラの鐘』、『農業少女』、『オイル』などを上演。『パンドラの鐘』(1999)は紀伊國屋演劇賞個人賞、読売演劇大賞最優秀作品賞、芸術選奨文部大臣賞(演劇部門)受賞。『オイル』(2003)は読売演劇大賞最優秀作品賞受賞。また、歌舞伎座で『野田版研辰の討たれ』(2001)、『野田版鼠小僧』(2003)の脚本・演出を手がけ、伝統芸能と現代演劇を融合させた作品として話題を集めた。2003年の『赤鬼』海外公演『RED DEMON』に続き、2006年『The Bee』を同じくロンドンにて、英国人キャスト・スタッフと組んで上演。
鴻英良(おおとり・ひでなが)
演劇批評家。ウォーカー・アート・センター、グローバル・コミティー企画委員(アメリカ)、国際演劇祭ラオコオン芸術監督(ドイツ)、京都造形芸術大学舞台芸術研究センター副所長を歴任。

+関連・リンク+
青土社
野田地図

『赤鬼』、ロンドン版とタイ版をテレビで、日本版を実際に観ました。
内容はともかく、それぞれに印象が変わり、興味深い作品。
個人的にはタイ版が最も美しくて素晴らしい舞台だと感じました。
読みたい度55%

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2006/09/18

『絶対はずせないデザインのお約束 デザイン・レイアウトのセオリー』

グラフィック社 2,400円(税別) ISBN4-7661-1735-2 06.9刊

+内容+
第1章 誌面構成のセオリー
第2章 写真のセオリー
第3章 図解・図説のセオリー
第4章 文字組みのセオリー

本書では、デザイナーに必携ともいえる、レイアウトの基本セオリーについて解説していきます。今まで明確な意図を持たずに何となくレイアウトしていたという方、しっかりと基礎を再確認しておきたいという方などのデザインに役立つでしょう。
佐々木剛士(ささき・たけし)
大学卒業後、ワークスコーポレーションに入社。月刊『DTPWORLD』編集部を経て現在フリーライター、編集者として活動。

+関連・リンク+
グラフィック社

自分は編集者であって、デザイナーではないのですが、
(それも、雑誌編集とは全然関わりがなかったりもしますが 汗)
パラパラと雑誌などを見ていたりすると、やはりレイアウトとか気になります。
究極のテキスト人間なのですが、生まれ変わったら
ヴィジュアル人間として勝負してみたいですね~(笑)
読みたい度%

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2006/09/17

『スタニスラーフスキイ・システムによる俳優教育』

白水社 6,800円(税別) ISBN4-560-02698-X 06.9刊

+内容+
第一学年
   勉強の内容
   演劇芸術についての対話
   有機的行動の要素
   エチュードの勉強
   試験
第二学年
   勉強の内容
   言語の相互行動
   具象化の要素
   「俳優の身支度」
   文学作品を使うエチュード
   試験
第三学年
   勉強の内容
   役づくりの仕事
   試験
第四学年
   勉強の内容
   舞台への移行
   役の衛生
   一貫した行動と超課題の点検および定着
   試験

新装復刊

+関連・リンク+
白水社

蜷川幸雄の舞台を観に行き、
パンフや書籍で蜷川さんの書かれた文章を読んでいたりすると
スタニスラフスキー理論という言葉がちょこちょこ出てきます。
舞台を観るという点でしか演劇とは全然関わりがないため、
そのあたりの基礎的なことが分かっていません。
かな~り気になるモノなのですが…
読みたい度55%

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2006/09/16

『シェイクスピアの驚異の成功物語』

シェイクスピアの驚異の成功物語
スティーヴン・グリーンブラット著
白水社 4,200円(税別) ISBN4-560-02748-X 06.9刊 +内容+ 原体験 夢よ、もう一度 大いなる恐怖 求愛、結婚、そして後悔 橋を渡って 郊外での生活 舞台を揺るがす者 男にして女 処刑台の笑い 死者との対話 三に魔法を 日常の勝利

原題『Will in the World:HOW SHAKESPEARE BECAME SHAKESPEARE』Stephen Greenblatt
偉大なる劇作家の人生と作品の関わりを想像力ゆたかに読み解いてゆく―。アメリカを代表する新歴史主義の領袖による、画期的な評伝。スティーヴン・グリーンブラット
1943年マサチューセッツ州ケンブリッジ生まれ。イェール大学と英国ケンブリッジ大学に学ぶ。新歴史主義の領袖として批評界をリードするシェイクスピア学者。

+関連・リンク+
白水社
日本シェイクスピア協会
シェイクスピアの森

シェイクスピア作品は小田島雄志先生の全訳ほか、複数の訳で多くを読んでいますが、
関連書籍はほとんど読んでいなかったり。
シェイクスピア自身の生涯についても一通り調べたくらいです。
評伝という形で通読したことがないので、この本はかなり気になりますね。
読みたい度65%

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2006/09/15

『ポケット図解 インド共和国がよーくわかる本』

秀和システム 1,200円(税別) ISBN4-7980-1429-X 06.9刊

+内容+
第1章 インドの地形と観光
第2章 飛躍するインド経済
第3章 インドの政治と社会問題
第4章 神々の国インド
第5章 カースト制度とインドの女性
第6章 インドの歴史と偉人
第7章 美味しいインド料理
第8章 深く美しきインド文化
第9章 インドから日本への風
第10章 インドの旅の楽しみ方

歴史、社会、文化、生活の実際が見える!インドの意外な素顔に迫る。
かいはたみち(かいはた・みち)
インディペンデント・ライター。ニュージーランド、インド、トルコ、フランス、モロッコなどを旅して記事を発表。帰国後は旅専門のコピーライター、雑誌の編集長を勤め、独立。著書にアメリカ大陸横断記『ジョーシュアの木の下で』などがある。自然や民族学をテーマに世界をまわり、文と写真にて記録を続けている。

+関連・リンク+
秀和システム
インド大使館
インド政府観光局
インド塾

いつか必ず行ってみたい国。
混沌としていながら、魅力のある国。
ヨガやアーユルヴェーダに興味があったり、
カーマ・スートラ』を読んでみたり(笑)
ガンジズ川のほとり・ベナレスや、ダージリン・ヒマラヤ鉄道などなど
各地を時間をかけて、じっくりと回ってみたいですね~。
読みたい度65%

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2006/09/14

『へんな毒すごい毒 こっそり打ち明ける毒学入門』

へんな毒すごい毒
田中 真知著 / 山崎 幹夫監修
技術評論社 1,580円(税別) ISBN4-7741-2858-9 06.10刊

+内容+
第1章 毒のサイエンス
第2章 動物毒の秘密
第3章 植物毒の秘密
第4章 鉱物毒・人工毒の秘密
第5章 麻薬とは何か
第6章 毒の事件簿

身近には、いろいろな種類の毒がある。フグやクラゲ、ハチ、カビ、キノコ、ジャガイモ、ヒガンバナ、鉱物、火山ガス、細菌…などなど。これらは、なぜ毒になるのだろうか。毒にはどんな種類があり、どのように作用するのだろうか。毒を科学的に理解することで危険を予防し、解毒法を知ることができる。さらに毒のエピソードや事件なども交えてストーリーが進む。では、毒の世界への扉を開こう…。
田中真知(たなか・まち)
作家・翻訳家・科学ライター。科学雑誌・医療雑誌のライターを経て、1990年より1997年までエジプトに在住。アフリカ・中東各地を多様な視点から取材・旅行して回る。フィールドワークを生かした仕事が得意。

+関連・リンク+
技術評論社

お気楽タイトルのわりに内容はしっかりしている感じ。
身の回りに潜んでいる毒、意外とありふれたところにあったりして、結構コワイかも。
読みたい度55%

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2006/09/13

『ダライ・ラマとパンチェン・ラマ』

ダライ・ラマとパンチェン・ラマ
イザベル・ヒルトン著
ランダムハウス講談社 950円(税別) ISBN4-270-10054-0 06.9刊

+内容+
探索の始まり
ダライ・ラマ政権の誕生
転生ラマ制度とは
パンチェン・ラマの登場
二大ラマの対立
パンチェン・ラマ九世、十四年間の彷徨
十世選出をめぐる思惑
国民党から共産党へ
ダライ・ラマ十四世の亡命
党の心臓をねらう「毒矢」
九年八か月の独房生活
パンチェン・ラマの妻
突然の死
転生者探しの開始
それぞれの思惑、微妙な綱引き
ヒマラヤを越える候補者リスト
最悪の結末
タシルンポ僧院、制圧される
二人の少年の運命
世界で最も幼い政治囚

原題『THE SEARCH FOR THE PANCHEN LAMA』Isabel Hilton
ことのはじまりはパンチェン・ラマ十世が50歳の若さで急死したことにあった。転生ラマをめぐり、中国とチベット亡命政府のかけひきの中、95年5月半ば、突如ダライ・ラマはパンチェン・ラマ十一世を発表。その生まれ変わりとされる6歳の少年は、両親、兄弟とともに中国公安に連れ去られ、消息を絶った。転生者探しの顛末は?中国とチベットの関係は?本書は英国人ジャーナリストの著者が、綿密な取材力で克明に描いたノンフィクション作品である。
イザベル・ヒルトン
英国・ロンドン在住。国際ジャーナリスト。テレビ・ラジオで中国情勢についてのコメンテーターとして知られる。Sunday Times,Independentなどの多数の新聞・雑誌などで執筆。

+関連・リンク+
ランダムハウス講談社
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所

チベットと中国政府、相当こじれていることは知識として持っていましたが…
2000年にカルマパ17世がチベットからインドに亡命した事件が起きたとき、
仕事の絡みもあって、チベット問題にかなり興味を持ちました。
今年、ネパールに行く計画を立てたときにも、当初チベットかネパールか迷っていたり。
ゴタゴタの現場に行っても仕方がないかと思って、ネパール行きを選んだのですが、
ネパールのほうがもっとゴタゴタして(笑)結局旅行はキャンセルに(泣)
いずれにしてもいつかは訪れたい場所です。
読みたい度65%

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2006/09/12

『改訂版 つなぎ折鶴の世界 連鶴の古典『秘伝千羽鶴折形』』

つなぎ折鶴の世界
岡村 昌夫著
本の泉社 1,905円(税別) ISBN4-88023-978-X 06.8刊

+内容+
蓬莱
花見車
拾餌
稲妻
妹背山

八橋
昔男
楽々波
迦陵頻〈他〉

現代の「千羽鶴」は、糸でつないで、千の数にこだわって作りますが、もとは数が多いというだけの意味でした。糸でつなぐのではなくて、正方形の紙を切るときに一部を切り残しておいて複数の折鶴を作るという「つなぎ折り」で作られていました。200年以上も前に、そのつなぎ方の工夫に熱中した人がいました。桑名の長延寺住職、義道(号は魯縞庵)というお坊さんでした。そのあまりにも見事な作品群に感動して作られた本が、1797年に京都で出版された、世界最古の遊戯折紙の本『秘伝千羽鶴折形』です。
岡村昌夫(おかむら・まさお)
折紙研究家。都立高等学校教諭・国語辞典編集委員を経て、退職。日本折紙学会顧問、日本人形玩具学会運営委員。現在、折紙講演などで活躍。

+関連・リンク+
本の泉社

一時期自分も嵌ったことがありました。
そのときは「連鶴」と呼んでいましたが。
紙の切れ目の入れ方で様々なつなげ方ができたりして、
創作意欲を掻き立てられるものです。
最長いくつだか忘れましたが、
羽と羽をどんどんつなげて長~く作ったものは壮観でした。
読みたい度75%

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2006/09/11

『十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。 狐狸庵先生の心に届く手紙』

海竜社 1,500円(税別) ISBN4-7593-0949-7 06.8刊

+内容+
一寸したことであなたの人生が変る
筆不精をなおす一寸したこと
手紙を書くときに大切な一寸したこと
オリジナルな表現を身につける一寸した遊戯
真心を伝える書き出しの一寸したこと
返事を書く時に大切な一寸したこと
病人への手紙で大切な一寸したこと
相手の心をキャッチするラブ・レターの一寸したこと―男性篇
彼女に関心を抱かせる恋文の一寸したこと―男性篇
彼女を上手くデートに誘う一寸したこと―男性篇
恋愛を断る手紙で大切な一寸したこと―女性篇
知人・友人へのお悔やみ状で大切な一寸したこと
先輩や知人に出す手紙で大切な一寸したこと
手紙を書く時の文章について、大切な一寸したこと

46年目の遺稿。没後10年、奇跡的に発見された幻の原稿。天国からの贈りもの。
遠藤周作(えんどう・しゅうさく)
1923年3月27日東京生。慶應大学仏文科卒。学生時代から『三田文学』にエッセイや評論を発表。55年『白い人』で芥川賞獲得。66年『沈黙』により谷崎賞受賞。1995年には文化勲章受章。生涯をかけた壮絶な人間の生と死、信仰を見つめ続け、『海と毒薬』『沈黙』『深い河』などの純文学作品を世に問う。また、“狐狸庵仙人”を名乗り、女性たちに圧倒的支持を受けたユーモア小説やエッセイを発表し、そのユーモア精神で多くの人に愛された。1996年9月、惜しまれつつ急逝。

+関連・リンク+
海竜社

新聞に「幻の原稿発見」の記事が出ていたのを目にしました。
書き出しの部分をそのままタイトルにしているのが今回出版されたもの。
大昔、北杜夫のエッセイ「どくとるマンボウシリーズ」をずっと読んでいました。
リアルタイムではなかったけれど、狐狸庵先生とのバトルではやはりマンボウ派。
とはいえ、遠藤周作のエッセイはほとんど読んだことがなかったりして。
しかし、小説では暗鬱な感じの北杜夫の小説よりも遠藤周作の方が好きです。
代表作の『海と毒薬』『沈黙』のほか、『王妃マリー・アントワネット』など、
ちょっと意外な感じの題材も扱っていたり。(面白くてお薦めです!)
いずれ『深い河』を読んでみたいと思っています。
読みたい度40%

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2006/09/10

『大阪名物』

大阪名物
井上 理津子 / 団田 芳子著
創元社 1,500円(税別) ISBN4-422-25044-2 06.9刊

+内容+
浪花ことばせんべい―はやし製菓本舗(阿倍野区)
なにわの伝統飴野菜―飴の豊下(豊下製菓)(阿倍野区)
梅干しと大福―菊寿堂義信(中央区)
栗むし羊羹―廣井堂(西区)
お多福甘納豆―さとこの店(井上甘納豆製菓)(貝塚市)
五智果―桃林堂(八尾市)
芥子餅―本家小嶋(堺市)
肉桂餅―八百源来弘堂(堺市)
くるみ餅―かん袋(堺市)
ヒノデ水飴―ヒノデ阿免本舗久保商店(尼崎市)〈他〉

大阪の底力は、家族だけの小商いや地場産業から生まれ、地元で長年支持される「もの」にこそ宿る―。全国流通の大量生産品でなく、そこでしか買えない手づくりの逸品を中心に、五〇〇を超える候補の中から試食と吟味を重ねて七三品に厳選。和・洋菓子から漬物、惣菜、調味料、酒、日用雑貨、手工芸品に至るまで、旅行や散歩の愉しみに、また、「手土産に買うべきものがない」と悩む多くの大阪人に贈る、これぞ名物案内の決定版。

+関連・リンク+
創元社

先日大阪に遊びに行ったときに、やはりお土産に悩みました。
うまいもんは多いけれど、日持ちのするお土産はなかなか見つからない…
もっと早うにこの本が出とったらよかったのに。
読みたい度70%

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2006/09/09

『シャンパンのすべて』

河出書房新社 3,500円(税別) ISBN4-309-28058-7 06.8刊

+内容+
第1部 シャンパンの歓び
第2部 シャンパンの挿話史
第3部 シャンパンハウス物語

原料であるぶどう、製法、地勢、歴史、料理とのマリアージュ、そして生産者たち…知られざるエピソードが満載のシャンパン・バイブル。
山本博(やまもと・ひろし)
弁護士。はやくからワインに関心をもち、世界のワイン生産地を訪れ、その世界に魅了される。シャンパンの同業団体CIVCの委嘱で、日本の不正表示阻止の法律事務を扱っている。

+関連・リンク+
河出書房新社
シャンパン党

アルコールの中で一番好きなのは何をおいてもシャンパンだったりします。
炭酸に弱いかも。しかもなぜか日本人には余り人気のない(?)甘めのドゥミ・セック。
銘柄も、色々飲みましたが、自分の好みはヴーヴ・クリコ。
オレンジの箱を見ると思わず反応してしまいます。
読みたい度65%

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2006/09/08

『おいしさの表現辞典』

おいしさの表現辞典
川端 晶子 / 淵上 匠子編
東京堂出版 2,800円(税別) ISBN4-490-10694-7 06.8刊

+内容+
序論 おいしさとは
1 穀類、いも、豆のおいしさ表現
2 野菜、きのこ、藻のおいしさ表現
3 果物、種実のおいしさ表現
4 魚介のおいしさ表現
5 肉、卵、乳のおいしさ表現
6 調味料(含砂糖、油)のおいしさ表現
7 菓子、嗜好飲料のおいしさ表現
8 料理全般(水を含む)のおいしさ表現

「甘い」「酸っぱい」「苦い」「うまい」などの基本的な表現から、「すっきり」「まろやか」「香ばしい」「キレのいい」「ふくよかなうまみ」など様々な感覚表現まで。心を豊かにし、元気を与える感動的なおいしさ表現の集大成。気の利いた言い方をしたいというときに役立つ味覚表現辞典。
川端晶子(かわばた・あきこ)
フランス国立農業研究所客員研究員、東京農業大学教授を経て、現在、東京農業大学名誉教授、食学研究所主宰。専門は調理科学、食哲学。
淵上匠子(ふちのうえ・しょうこ)
聖マリアンナ医科大学病院栄養部を経て、現在、学校法人誠心学園、東京都立技術専門校勤務。管理栄養士。専門は応用栄養学。

+関連・リンク+
東京堂出版

面白い括りの辞典。読むだけでも楽しそうな気が。
こういう辞典もアリなんですね~。他にも応用して色々作ることができそう。
某グルメリポーターが発する「宝石箱やぁ~!」みたいな言葉は入ってないのか?(笑)
読みたい度60%

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2006/09/07

『漢字伝来』

漢字伝来
大島 正二著
岩波書店 740円(税別) ISBN4-00-431031-8 06.8刊

+内容+
第1章 漢字が日本列島にやってきた
第2章 “漢字文化”の伝来
第3章 漢字・漢文学習の本格的な開始
第4章 漢字文化の確立
第5章 漢文の日本語化が始まる
第6章 漢字“日本語化”の完成
補章 日本漢字音と中国原音の関係を知るために

およそ二〇〇〇年前にやってきた中国生まれの漢字を、言語構造の異なる日本語の中にどのように取り入れたのだろうか。朝鮮の文化的影響を強く受けたその伝来の初めから、漢字文化が確立して、漢字に基づく片仮名・平仮名が誕生するまでの軌跡を興味ぶかいエピソードを交えてたどる。日本の漢字音と中国原音の対照表を付す。
大島正二(おおしま・しょうじ)
二松学舎大学客員教授、北海道大学名誉教授。専攻は言語学、中国語学。

+関連・リンク+
岩波書店

現在、中国は簡体字を、韓国はハングルを使っているけれど、
アジアを繋ぐ漢字の役割は重要だと思うことがあります。
また、海外で漢字を目にするとちょっと安心したりして。
普段使っている漢字のルーツを遡るというのも大変興味があります。
読みたい度70%

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2006/09/06

『呪いの都平安京 呪詛・呪術・陰陽師』

呪いの都平安京
繁田 信一著
吉川弘文館 2,300円(税別) ISBN4-642-07962-9 06.9刊

+内容+
序章 呪詛を語るもの
第1章 呪詛と陰陽師
       御堂関白藤原道長と呪詛
       政争の中の呪詛
       病気・もののけ・呪詛
第2章 平安貴族の呪術世界
       苦しむ悪霊
       呪文を唱える平安貴族
       王朝物語の中の“見えない暴力”
終章 蘆屋道満の実像

貴族たちの陰湿な望みをかなえるために、都に暗躍する法師陰陽師。呪詛と呪術に生きた彼らは、どのような人々だったのか。歴史の闇に隠された呪いあう貴族の生々しい怨念を読み解き、平安京の裏の姿を明らかにする。
繁田信一(しげた・しんいち)
現在、神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、同大学外国語学部非常勤講師。

+関連・リンク+
吉川弘文館

呪詛とか陰陽師とか、面白そうな言葉があちこちに(笑)
悪者のように扱われる蘆屋道満、ホントのところはどうだったのだろう?
読みたい度55%

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2006/09/05

『日本夫婦げんか考』

日本夫婦げんか考
永井 路子著
中央公論新社 667円(税別) ISBN4-12-204724-2 06.8刊

+内容+
われらが祖先はかく戦えり―伊邪那岐命・伊邪那美命
やきもちニッポン事始め―磐之媛皇后と仁徳天皇
天平の王者は奥様本位―聖武天皇と光明皇后
優雅な王妃の投石―藤原安子と村上天皇
王朝美人は強かった―『蜻蛉日記』の作者と藤原兼家
うかれ女 離婚始末記―和泉式部と橘道貞
浮気のいましめ―茨田重方とその妻
過保護パパの代理戦争―高倉帝と徳子・平清盛の場合
徒労を重ねた正義派夫人―北条政子と源頼朝
妻の根性夫を走らす―日野富子と足利義政
不信のなかの裏切り夫婦―織田信長と濃姫
戦国“女性外交官”の怨念―徳姫と信康
歴史に残る痴話げんか―豊臣秀吉と禰々
夫に与えた強烈パンチ―前田利家とおまつ
奇妙なけんかの奇妙な結末―細川忠興と玉子(ガラシヤ)
貞女の頭脳プレー―山内一豊とその妻
忠臣蔵にみる偽装離婚―大石良雄と妻りく

イザナキ・イザナミの壮大無比なけんかに始まり、山内一豊とその妻など、古代から江戸にいたる歴史上の夫婦げんか十七例をとりあげ、ユーモアと諷刺をこめて男女の機微を軽妙な筆で綴る、喜劇夫婦の日本史。虚実入り乱れる夫婦史伝を、詳細な史料をもとに読み直す。
永井路子(ながい・みちこ)
大正14年、東京に生まれる。後、茨城県古河市に移る。県立古河高女から、東京女子大学国語専攻部卒業。小学館へ入社し、雑誌『マドモアゼル』の副編集長などをつとめた。『炎環』で昭和39年度下期直木賞を受賞。『氷輪』で昭和57年度第二十一回女流文学賞受賞。昭和59年には、難解な史料をもとに、複雑な中世社会のすがたを歴史小説に導入して新風をもたらしたとして、第三十二回菊池寛賞受賞。また、『雲と風と』ほか一連の歴史小説で昭和63年度第二十二回吉川英治文学賞受賞。

+関連・リンク+
中央公論新社

日本史を夫婦げんかから捉えるという視点がユニーク。
過去に永井さんの小説『この世をば』は読みました。
歴史上の一人の人物を取り上げてじっくりと書き込んでいくほか、
こういう肩の凝らないような読み物も書かれるんですね~。
読みたい度55%

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2006/09/04

『江戸っ子と助六』

江戸っ子と助六
赤坂 治績著
新潮社 680円(税別) ISBN4-10-610178-5 06.8刊

+内容+
第1章 江戸っ子はどこにいる
第2章 『助六』には江戸が詰まっている
第3章 上方の心中物を、江戸の曽我物に
第4章 江戸っ子・助六の誕生
第5章 悪所で花咲く庶民の文化
第6章 江戸っ子の美意識が生んだ助六

将軍・大名から無宿人まで、多様な人間が集まった江戸。荒々しい気風の新興都市が成長していく中で、江戸で生まれ育ったことにこだわりを持つ人々が増え、「江戸っ子」の美意識が醸成されていった。意気地や張りが信条の江戸っ子に愛されたのが、歌舞伎の助六だ。黒羽二重に紫鉢巻に剥き身の隈取り、蛇の目傘を手に颯爽とした立ち姿と、粋なせりふ…。助六という芝居の面白さをひもときながら、江戸っ子像に迫る。
赤坂治績(あかさか・ちせき)
演劇評論家・江戸文化研究家。劇団前進座、「演劇界」編集部を経て独立。新聞・雑誌に執筆、テレビ・ラジオへの出演や、文化・教養講座の講師も務める。

+関連・リンク+
新潮社

海老蔵襲名披露のときの『助六』を観ました。
確かに、随所に遊び心がちりばめられ、洗練されていて求心力のある演目でしたね。
その舞台から、時代を遡って昔の人々の心のありようを探るという流れが面白そう。
読みたい度60%

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2006/09/03

『芸術とスキャンダルの間 戦後美術事件史』

講談社 760円(税別) ISBN4-06-149854-1 06.8刊

+内容+
第1部 贋作編
       天才詐欺師・滝川太郎―なぜ、見抜けなかったのか
       ルグロにだまされた国立西洋美術館―国際的手配師の暗躍
       謎の佐伯祐三現わる―なぜ突然、大量に出てきたのか
       永仁の壷という捏造―陶芸界最大のスキャンダル
       佐野乾山騒動―まっぷたつに分かれた真贋の行方
       北大路魯山人の怪―素人は手を出すなの教訓
       三越事件と古代ペルシア秘宝展―業績挽回策が裏目に
       贋作を擁護した奈良博―ガンダーラ仏をめぐる官民対立
       棟方志功には、なぜニセモノが多いのか―公になった四つの事件
第2部 盗難・裁判編
       名画盗難と三億円強奪事件―日仏をまたにかけた国際窃盗グループ
       ロートレックの「マルセル」盗まる―時効の壁にはばまれた解明
       昭和天皇コラージュ版画問題―右翼にひるんだ美術館
       模型千円札裁判―ニセ札か芸術か
       パロディに著作権の壁―白川・アマノ裁判のもたらしたもの

芸術の世界では、常に「聖」と「俗」が絡み合う。素晴らしい作品として認められていたものが、「俗」というスキャンダルに巻き込まれるときがある。「聖」なるものであるがゆえに、贋作、盗作、盗難という「俗」の対象になりやすいのである。たとえば、贋作事件を調べていると、なぜか、贋作者は「これは俺が贋作したものだ」という印をどこかに残す。これは贋作者のいたずらというより矜持であろう。バレることを承知して作っているのである(本文より)。事件になったがゆえに、世に現われた美術作品の記録。
大島一洋(おおしま・いちよう)
大和書房を経て、平凡出版(現・マガジンハウス)に中途入社。『週刊平凡』『平凡パンチ』『ダカーポ』『鳩よ!』などの雑誌および書籍編集にたずさわる。現在はフリー編集者&ライター。

+関連・リンク+
講談社

「スキャンダル」とか、そういうの好きだったりします(苦笑)
三越事件など、子どもの頃の出来事でよく分かってなかったけれど
そういえば、あった、あった、という感じ。
美術だけではなく、文学のジャンルでこういう企画があれば、もっと面白いかも。
読みたい度65%

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2006/09/02

『世界「鳥の卵」図鑑』

世界「鳥の卵」図鑑
マイケル・ウォルターズ著 / 山岸 哲監修
新樹社 3,200円(税別) ISBN4-7875-8553-3 06.9刊

+内容+
非スズメ類
スズメ類

原題『DK Handbook of Birds' Eggs』Michael Walters
全世界から500種以上の鳥の卵を2000点以上の写真・イラストと、わかりやすい解説で紹介。豊富なロンドン自然史博物館の卵標本が一冊にまとまっているのでさまざまな形・色・模様の卵を比較できます。目名、科名、学名のほか、卵の大きさ、一腹卵数、抱卵期間など豊富な情報が一目でわかるように配置され、また、基礎知識はもちろん、用語解説、さくいんも充実。繁殖や孵化についても説明されています。このネイチャーハンドブックは、知らなかった鳥の卵たちに出会える、感動の図鑑です。
マイケル・ウォルターズ
鳥類学者。ロンドン自然史博物館のロンドン本院で22年にわたり勤務したのち、ハートフォードシャー州トリングにある同博物館鳥類部門で研究調査に従事。15年をついやして世界最大の鳥卵標本収集に尽力し、現在は名誉研究員をつとめている。絶滅・絶滅危惧種の鳥類およびその卵について特に造詣が深く、ロンドン自然史博物館収蔵の、絶滅・絶滅危惧種に指定された鳥類の標本目録を完成。さまざまな科学誌へ論文を寄稿しているほか、著作も多数ある。

+関連・リンク+
新樹社

フィールドガイドに実用的かどうかは別として、とてもユニークな図鑑。
鳥の卵だけではなく、爬虫類や両生類、昆虫など、発想が広がります。
思いもかけない色彩や形など、デザイン分野にも応用ができそうですね。
読みたい度75%

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2006/09/01

『細菌の手帳』

細菌の手帳
田爪 正気 / 築地 真実著
研成社 1,500円(税別) ISBN4-87639-143-2 06.8刊

+内容+
1章 人間に役立つ細菌たち
2章 人の健康を支える細菌たち
3章 一風変わった細菌たち
4章 細菌ってなに?
5章 病院内感染で話題の細菌たち
6章 ペットや節足動物に棲みつく細菌たち
7章 人に棲みつく病原細菌たち
8章 食中毒等の胃腸障害を引き起こす細菌たち
9章 自然界に棲む病原細菌たち
10章 生物兵器となる細菌たち
11章 病原細菌から身を守る

温暖化が進んでいるいま、細菌のことをもっと知っておこう!細菌には、病気・死の原因となるもの、人の健康に役立つもの、無益無害のものなど多種多彩である。これら細菌について形・大きさ、棲息場所から増殖の条件、人への影響など、基本的なことをまず述べ、とくに病原細菌については感染過程や病状、予防法までを多くのイラストを駆使し平易に解説。
田爪正氣(たづめ・せいき)
東海大学健康科学部教授。専攻、微生物学、無菌生物学。
築地真実(つきじ・まみ)
神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部助教授。専攻、微生物学、免疫学。

+関連・リンク+
研成社

身の回りにあふれていながら、滅多に意識することが無い存在。
ただ、気持ちの問題で、一度気にし始めると色々引っかかる点が多くなってきたりして。
とはいえ、しばらく前に流行した抗菌グッズみたいに、
意味無く排除しようというのも考えものだと思います。
読みたい度65%

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