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2006/09/05

『日本夫婦げんか考』

日本夫婦げんか考
永井 路子著
中央公論新社 667円(税別) ISBN4-12-204724-2 06.8刊

+内容+
われらが祖先はかく戦えり―伊邪那岐命・伊邪那美命
やきもちニッポン事始め―磐之媛皇后と仁徳天皇
天平の王者は奥様本位―聖武天皇と光明皇后
優雅な王妃の投石―藤原安子と村上天皇
王朝美人は強かった―『蜻蛉日記』の作者と藤原兼家
うかれ女 離婚始末記―和泉式部と橘道貞
浮気のいましめ―茨田重方とその妻
過保護パパの代理戦争―高倉帝と徳子・平清盛の場合
徒労を重ねた正義派夫人―北条政子と源頼朝
妻の根性夫を走らす―日野富子と足利義政
不信のなかの裏切り夫婦―織田信長と濃姫
戦国“女性外交官”の怨念―徳姫と信康
歴史に残る痴話げんか―豊臣秀吉と禰々
夫に与えた強烈パンチ―前田利家とおまつ
奇妙なけんかの奇妙な結末―細川忠興と玉子(ガラシヤ)
貞女の頭脳プレー―山内一豊とその妻
忠臣蔵にみる偽装離婚―大石良雄と妻りく

イザナキ・イザナミの壮大無比なけんかに始まり、山内一豊とその妻など、古代から江戸にいたる歴史上の夫婦げんか十七例をとりあげ、ユーモアと諷刺をこめて男女の機微を軽妙な筆で綴る、喜劇夫婦の日本史。虚実入り乱れる夫婦史伝を、詳細な史料をもとに読み直す。
永井路子(ながい・みちこ)
大正14年、東京に生まれる。後、茨城県古河市に移る。県立古河高女から、東京女子大学国語専攻部卒業。小学館へ入社し、雑誌『マドモアゼル』の副編集長などをつとめた。『炎環』で昭和39年度下期直木賞を受賞。『氷輪』で昭和57年度第二十一回女流文学賞受賞。昭和59年には、難解な史料をもとに、複雑な中世社会のすがたを歴史小説に導入して新風をもたらしたとして、第三十二回菊池寛賞受賞。また、『雲と風と』ほか一連の歴史小説で昭和63年度第二十二回吉川英治文学賞受賞。

+関連・リンク+
中央公論新社

日本史を夫婦げんかから捉えるという視点がユニーク。
過去に永井さんの小説『この世をば』は読みました。
歴史上の一人の人物を取り上げてじっくりと書き込んでいくほか、
こういう肩の凝らないような読み物も書かれるんですね~。
読みたい度55%

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