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2006/11/09

『伊藤若冲 鳥獣花木図屏風』

伊藤若冲鳥獣花木図屏風
伊藤 若冲画 / 山下 裕二著
小学館 3,200円(税別) ISBN4-09-681882-8 06.11刊

+内容+
若冲の色遣いの不思議さがわかる究極の一冊。伊藤若冲の『鳥獣花木図屏風』(六曲一双)は、一度見たら忘れられない印象深い作品です。この作品は、離れて見れば右隻に29種の動物・霊獣が、左隻には46種の鳥が描かれていますが、その描き方に独特のものがあります。片隻だけで34000個以上、ほぼ1センチ角の枡目を作り、そこに色を配していくことでそれぞれのモチーフを描いていますが、一枡を単純に一色で塗り込めるのではなく、時に四角の枡目のなかにさらに小さい四角を作り、それぞれを濃淡で塗り分けることで、立体感や陰影をもたらし、曲線を描くという、前代未聞の驚くべき手法によって描かれています。若冲の作品のなかでもとりわけ有名なこの作品の、色彩マジックのような世界を1冊にまとめたビジュアルブックです。

+関連・リンク+
小学館
プライスコレクション「若冲と江戸絵画」展

伊藤若冲ブーム、かなり大きなうねりになっているように感じられます。
東京国立博物館で開催された『プライスコレクション「若冲と江戸絵画」展』に行きました。
続いて宮内庁三の丸尚蔵館で開催された『花鳥-愛でる心、彩る技〈若冲を中心に〉』にも。
『若冲と江戸絵画』展で、やはり異彩を放っていたのは『鳥獣花木図屏風』。
現代の眼から見てもモダンでインパクト大。
とても面白い画家です。
読みたい度80%

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