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2008/01/10

『モーティマー夫人の不機嫌な世界地誌 可笑しな可笑しな万国ガイド』

トッド・プリュザン 編
バジリコ 1,500円(税別) ISBN978-4-86238-045-6 07.7刊

+内容+
第1部 ヨーロッパのおかしな面々―『ヨーロッパの国々』(一八四九)より
第2部 アジアの酔っ払いたち―『かなたの国々第一部 アジア、オーストラリア編』(一八五二)より
第3部 世界でもっとも邪悪な場所―『かなたの国々第二部 アフリカ・アメリカ編』(一八五四)より

原題『THE CLUMSIEST PEOPLE IN EUROPE:Or Mrs.Mortimer's Bad‐Tempered Guide to The Victorian World』Todd Pruzan
そこまでいうか!唖然、呆然、慄然。清々しいほどの独断と偏見が炸裂!フランス―おしゃれだが、不潔。スペイン―怠け者なだけでなく、残酷。イタリア―無知で不道徳。ギリシャ―歌が好きだが、うまくない。トルコ―怠惰だから、賢いはずがない。中国―中国の宗教は全部邪悪。日本―邪悪な風習、ハラキリのある国。などなど、19世紀ヴィクトリア朝時代の児童文学作家、モーティマー夫人がイングランドをほとんど出ずに世界をガイド。あまりに悪びれない差別と偏見に目がくぎづけ!

+関連・リンク+
バジリコ

現代人が読むと凄く笑える内容ですが、
当時の読者の反応はどうだったんでしょうかねぇ?
久々に奇書発見です!
読みたい度80%

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2008/01/09

『筆跡鑑定ハンドブック』

魚住和晃 著
三省堂 1,600円(税別) ISBN978-4-385-41055-5 07.7刊

+内容+
第1章 筆跡が危ない
第2章 筆跡を生む脳のメカニズム
第3章 筆跡と書
第4章 筆順と筆跡
第5章 筆跡を目で鑑定する
第6章 筆跡をコンピュータで鑑定する

「筆跡鑑定」のすべてがわかる小事典。遺言状やサインで筆跡の真贋が問われるケースが増えている。「筆跡が危ない」と警鐘をならす著者が、脳や目の働きと関連づけながら、人の筆跡をどのように見分ければいいのか、筆跡の科学的な鑑定の方法はなにか、をわかりやすく解説。どんな方法を用いれば筆跡は正確に判定できるのか。素人でもできる、コンピュータを使った筆跡鑑定法を提唱。そもそも筆跡とはなにか、個人の筆跡にどんな歴史的背景があるのか。甲骨文、篆書、隷書、楷書、草書、ひらがな、カタカナの創生にいたる文字の歴史を100点以上の図版とともに解説。神戸連続児童殺傷事件の犯行声明文や一澤帆布事件の遺言状の鑑定で実績を積み重ねてきた「筆跡鑑定学」の第一人者の理論と実践。

+関連・リンク+
三省堂

筆跡は、人それぞれの違いが現れていて面白いですね。
そういえばクレジットカードの支払い時にサインをしますが、
ペンの調子が悪くてガタガタになったりした時、
筆跡とか問題になったりしないかな、と一瞬気になったり。
書道を始めてから、文字を書くことに注意を向けるようになり、
更に筆跡に注意しています。
「筆跡鑑定」のすべてを知りたい!(笑)
読みたい度60%

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2008/01/08

『私を変えたこの一冊 作家24人の名作鑑賞』

集英社文庫編集部編
集英社 457円(税別) ISBN978-4-08-746171-8 07.6刊

+内容+
「地獄変」芥川龍之介―トレーニング(北方謙三)
「河童」芥川龍之介―哀しみの河童(夢枕獏)
「野菊の墓」伊藤左千夫―隠れ野菊はいまもいる(久世光彦)
「伊豆の踊子」川端康成―恋の垣根(橋本治)
「女たちへのいたみうた金子光晴詩集」金子光晴―男たちへのいたみうた(小池真理子)
「ふしぎの国のアリス」キャロル―ファンタジーの原点(阿刀田高)
「青い麦」コレット―恋の原型の小説(田辺聖子)
「堕落論」坂口安吾―覚醒する安吾(立松和平)
「清兵衛と瓢箪・小僧の神様」志賀直哉―ぼくの得意枝(原田宗典)
「汚れつちまつた悲しみに…中原中也詩集」中原中也―1971年の中原中也(秋元康)
「坊ちゃん」夏目漱石―正義と愛(ねじめ正一)
「三四郎」夏目漱石―十五歳の春(三田誠広)
「夢十夜・草枕」夏目漱石―小説における映像主義の発明とその挑戦(大林宣彦)
「吾輩は猫である」夏目漱石―牛の涎(谷川俊太郎)
「怪談」ラフカディオ・ハーン―『怪談』の静寂について(清水義範)
「たけくらべ」樋口一葉―大和ことばの柔らかさ(俵万智)
「偉大なギャツビー」フィッツジェラルド―偉大さと華麗さの間で(柳美里)
「車輪の下」ヘッセ―ハンス・ギーベンラートの哀しみ(畑山博)
「風立ちぬ」堀辰雄―生きようとする祈り(氷室冴子)
「銀河鉄道の夜」宮沢賢治―ひかりをさがして(武田鉄矢)
「高瀬舟」森鴎外―翻訳の不可能なる(林望)
「安南の王子」山川方夫―「血のつながり」の重さ(群ようこ)
「遠野物語」柳田国男―小さな、過激な本(中沢新一)
「怪盗ルパン 奇巌城」ルブラン―探偵小説への道案内人ルパン(大沢在昌)

集英社文庫
読書感想文のお手本に最高の読書エッセイ集。作家の人は青春時代どんな本を読んで作家になったのだろう。北方謙三、田辺聖子ら24人の人気作家は名作のどこに感動したのか。本を読み作家と出会う喜びがギッシリつまったゴージャスな鑑賞集!

+関連・リンク+
集英社

24人の中には自分の嫌いな作家がいたりしますが…(苦笑)
この作家がこんな作品を取り上げているんだ!という意外なものもありましたね。
読みたい度50%

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2008/01/07

『ICON 伝説のバレエ・ダンサー、ニジンスキー妖像』

芳賀直子 監修
講談社 3,000円(税別) ISBN978-4-06-213955-7 07.7刊

+内容+
ニジンスキーかく踊りき
“神の贈り物”と自負した男の生涯―誕生、デビューから結婚、バレエ・リュス追放まで。
空を飛んだ伝説―両性具有の華やぎを放ち、空高く跳び、静止したダンサー。
ニジンスキー出演・振付作品リスト
復刻バレエ・リュスプログラム―1910年パリ・オペラ座他、伝説の名舞台のプログラムをここに再現!
インタビュー 舞神礼讃
描かれたニジンスキー
バレエ・リュスがもたらした革命
ドキュメント 晩年のニジンスキー
その後の美しきダンサーたち

本邦初のニジンスキーの完璧な肖像写真群と、バルビエやモンテネグロら20世紀初頭のアーティストが描いた華やかな舞台画の数々。伝説のダンサーの魅力のすべて。

+関連・リンク+
講談社

過去、バレエダンサーの首藤康之&市村正親主演で
ニジンスキーの生涯を描いた舞台を観たことがあります。
その時に、ちょっとだけニジンスキーの舞台を再現していたのが印象的でした。
最近になって首藤康之がニジンスキー作品を踊った舞台を見ましたが、
やはり独特の振付がインパクトありました。
ニジンスキーの時代にはもっと衝撃的だったんでしょうね~。
読みたい度65%

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2008/01/06

『コーラ白書 世界のコーラ編』

中本晋輔、中橋一朗 著
社会評論社 1,800円(税別) ISBN978-4-7845-0979-9 07.11刊

+内容+
コカ・コーラ
ペプシ
コーラの定義
ペプシ・チャレンジとカンザス計画
中堅各社
コーラ白書を支えた名機達
オーストラリアプレミックスコーラ探訪
国内各社
海外各社
Costocoってどんなとこ?
巻末写真
コーラ用語集

注意!コーラは固有名詞ではありません。コーラの大英博物館!コカコーラ、ペプシは当然、世界中のコーラ500種以上を一挙に大陳列!!
+関連・リンク+
社会評論社

ひとくちにコーラといっても、色々あるんですね~。
普段は全然飲みませんが、時々無性に飲みたいと思うときがあったり。
ユニークな飲み物なのでした。
読みたい度55%

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2008/01/05

『まさかさかさま動物回文集』

石津ちひろ 文、長新太 絵
河出書房新社 1,000円(税別) ISBN978-4-309-26981-8 07.10刊

+内容+
きりんねていてねんりき――前から読んでも後から読んでもオ・ナ・ジ。ユーモアとエスプリに満ち満ちた回文に長さんの絵がおもいっきり楽しい。坂田おさむさん、中島らもさんが推薦する本。待望の復刊!

新版

+関連・リンク+
河出書房新社

回文、結構好きです。
自分で作るほどではないけれど、長いものに感心したり。
そういえば中学生の頃にはクロスワードパズル作りに凝った時期があったか…
俳句などを含めた言葉遊びは、結構頭を使っているという喜びがありますね。
読みたい度55%

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2008/01/04

『苔とあるく』

WAVE出版 1,600円(税別) ISBN978-4-87290-320-1 07.10刊

+内容+
1 探索
2 観察
3 研究
4 採集
5 整理
6 啓蒙
7 実用
8 遠征

コケを愛する古本屋店主が書き下ろした、コケ初心者のためのビジュアルエッセイ。ルーペで観察したり、ちょっと採取して標本を作ったり。顕微鏡をのぞいて、名前を調べたり。身近にある、美しく興味深い存在のコケを存分に楽しむ方法を大紹介!

+関連・リンク+
WAVE出版

地味ですが、眼にすると何となく惹かれてしまう「苔」。
苔むした寺というのも味わいがあって大変趣が感じられます。
思わぬところに苔を見つけると、その滴るような緑にハッとさせられます。
読みたい度55%

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2008/01/03

『江戸の食卓 おいしすぎる雑学知識』

歴史の謎を探る会編
河出書房新社 514円(税別) ISBN978-4-309-49668-9 07.11刊

+内容+
1章 江戸の人々は、ふだんどんなものを食べていた?―庶民の食卓をのぞく
2章 グルメをうならせた江戸の贅沢料理とは―珍味あり、美食あり
3章 江戸っ子たちが愛した大江戸ファストフードって?―外食産業が大盛況
4章 あの人たちはこんなものを口にしていた―遊女から将軍まで
5章 レンジはなくても、江戸の料理はえれぇうまい!―知恵と工夫の江戸レシピ
6章 江戸の味を深めたこだわりの素材と調味料―世界に誇る和食の原点
7章 舌でも季節を楽しんだ江戸の粋な食し方―意外や意外の食習慣
8章 食べて元気になる江戸の健康食―医者いらずの美味しい薬

KAWADE夢文庫
庶民の定番メニューからそのレシピ、人気レストランの実態、将軍の食生活まで、江戸の「食」に関する極上の話を紹介。“おいしいネタ”を読んで、満足、満腹、江戸知識もたっぷり身につくこと請け合い!

+関連・リンク+
河出書房新社

歳をとったせいか、最近和食がウマイ!
巷ではミシュランガイドが話題になったりしてますが、
日本には昔から旨いものが沢山あったんですね~。
読みたい度60%

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2008/01/02

『夏木マリのABC』

夏木 マリ著
ベストセラーズ 1,300円(税別) ISBN978-4-584-13026-1 07.10刊

+内容+
私を魅了する空気・土地
私のお気に入り
私の刺激物
私のおすすめ
私を作る映画・音楽・書物
私の好きな男と女
私の支え
私の声と肉体

誰もが認めるカッコいい女!多くの女性に支持されているマリ姉さん流、Healthy&Happyになるための教則本が出来ました!A~Zまでの頭文字をキーワードとして、カッコいい女!が愛する音楽、映画、本、ファッション、食べ物、恋愛などなど…335項目の要素がぎっしり詰まっています。

+関連・リンク+
ベストセラーズ
夏木マリ オフィシャルウェブサイト
夏木マリ事務所

過去に、ドラマの撮影現場に出くわした時、
「外国の女優さんかしら?」という声の先を見ると、夏木マリでした。
米倉涼子と一緒でしたが、特別なオーラを発していたような記憶が。
また、クラブイベントでも、彼女の歌を聴きましたが、流石の貫禄。
若い人たちにも絶大な人気を誇っているようで、カッコ良いアーティストですね~。
読みたい度55%

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2008/01/01

『インドの神々』

斎藤昭俊 著
吉川弘文館 ISBN978-4-642-06337-1 2,400円(税別) 07.7刊

+内容+
第1章 ヒンドゥー教の神々
第2章 仏教の神々
第3章 ジャイナ教の神観
第4章 イスラームの神
第5章 ゾロアスター教の神
第6章 シク教の神
第7章 民俗神

復刊

+関連・リンク+
吉川弘文館

ヒンドゥー教の神々というと、馴染みが薄いように思いますが、
仏教を通じて日本に広まり、信仰されているんですよね。
帝釈天(インドラ)、毘沙門天(クベーラ)、
吉祥天(ラクシュミー)、弁財天(サラスヴァティー)など、
半年前から読んでいるちくま文庫の『完訳マハーバーラタ』のなかで、
沢山の神々が登場し、興味深く感じています。
読みたい度70%

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