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2008/06/22

『四谷怪談地誌』

塩見鮮一郎 著
河出書房新社 2,000円(税別) ISBN978-4-309-22484-8 08.6刊

+内容+
序章 わたしの四谷怪談
第1章 浅草観世音境内
第2章 宅悦住居と浅草裏田圃
第3章 雑司ヶ谷と隠亡堀
第4章 深川三角屋敷
第5章 夢と蛇山庵室

日本の怪談の最高峰、鶴屋南北の「四谷怪談」を、その下敷きになった実話を元に、ゆかりともなった江戸の各土地土地を訪ね、その場所の意味とともに、背景の忠臣蔵のネガともなった、苦しい浪士たちの実態を掘り下げる。

+関連・リンク+
河出書房新社

オバケ映画の四谷怪談は別にして…
鶴屋南北が書いた歌舞伎の『東海道四谷怪談』は傑作だと思います。
演じる役者によって物語の解釈は変わってきますが、
忠臣蔵との裏表の関係など、随所に工夫や仕掛けが凝らされ、見所も充分。
また、それぞれ登場人物の情や想いなども巧みに描き出されているように感じます。
元ネタは怪奇でもグロテスクでもないのでしょうが、
それらをバロック的な味付けで語り上げる凄さに圧倒。
で、ホントのところはどうなんだ?という興味を抱きつつ、
実話と作品とを比較するのも面白そう。
読みたい度55%

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