2009/01/15

『現代語訳 江戸怪異草子』

浅井了意 著,富士正晴 訳
河出書房新社 660円(税別) ISBN978-4-309-40917-7 08.8刊

+内容+
伽婢子
狗張子

河出文庫
『怪談伽婢子・狗張子』改題
円朝で有名な「牡丹灯籠」も『雨月物語』の「浅茅が宿」も、日本の怪談は「伽婢子」なくして生まれなかった。江戸に爆発的怪談ブームを呼び、日本文学の流れを変えた浅井了意の代表作。続編「狗張子」併録。

+関連・リンク+
河出書房新社

そういえば大学の授業で伽婢子が取り上げられていた記憶が…
短編集のようなアンソロジー的な物語、かなり好きです。
昔は『今昔物語集』、最近は中国の『聊斎志異』など、
不思議な話がとても楽しい!
読みたい度80%

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2009/01/11

『僕たちの好きな金田一耕助』

別冊宝島編集部 編
宝島社 562円(税別) ISBN978-4-7966-6860-6 09.1刊

+内容+
本陣殺人事件
百日紅の下にて
獄門島
車井戸はなぜ軋る
黒蘭姫
蝙蝠と蛞蝓
暗闇の中の猫
黒猫亭事件
殺人鬼
悪魔が来りて笛を吹く〈他〉

宝島SUGOI文庫
「本陣殺人事件」で颯爽とデビューして以来、「病院坂の首縊りの家」まで、横溝正史の77作品に登場する探偵・金田一耕助。本書は横溝正史とその作品及び金田一耕助を愛する面々による、そのすべての作品のガイドである。タイトル、作品内部の年代、初出データ、事件現場、物語の概要、といった基本、メインの解説、さらに「この作品における金田一耕助」をチェック、登場人物の「名言」で締めくくられたファン待望の一冊。

+関連・リンク+
宝島社
金田一耕助博物館
金田一耕助アートウエーブ

ハイ、何も言うことはありません。
金田一本、いつかは全部揃えたいと思ってるのですが~。
読みたい度85%

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2008/07/13

『寺山修司劇場美術館』

PARCO出版 2,800円(税別) ISBN978-4-89194-778-1 08.5刊

+内容+
第1章 空には本―寺山修司の文学
第2章 あゝ、荒野―昭和零年、新宿、あしたのジョー、そしてニューヨーク
第3章 犬神家の人々―寺山修司幻想写真館
第4章 世界の涯てへ連れてって―演劇実験室・天井桟敷
第5章 さらば映画よ―青少年のための映画入門
第6章 毛皮のマリー―寺山修司と美輪明宏
第7章 仮面画報―寺山修司とアーティストたち
第8章 われに五月を―百年たったら、その意味わかる

文学から演劇、映画、スポーツ評論など幅広い活動で時代を駆け抜けた天才・寺山修司の全貌を俯瞰する、画期的ビジュアル本。

+関連・リンク+
PARCO出版

ヴィジュアルで見せる本では平凡社の『寺山修司』を持っていますが、
こちらの方がページ数が倍で、より多くを知ることができそう。
そういえば、最近寺山作品の舞台を観ていないなぁ~。
読みたい度60%

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2008/06/18

『旅の仲間 澁澤龍彦・堀内誠一往復書簡』

澁澤龍彦,堀内誠一 著、巖谷國士 編
晶文社 4,000円(税別) ISBN978-4-7949-6725-1 08.6刊

+内容+いまなお根強い人気をもつ作家・澁澤龍彦と、初期「アンアン」「ポパイ」他のADとして近年再び脚光を浴びているデザイナー(絵本作家)堀内誠一。これまであまり知られてこなかった両者の交友を、パリ⇔鎌倉間の往復書簡から明らかにするビジュアル・ブック。2007年に中京大学C・スクエアにて開催された展覧会「旅の仲間 澁澤龍彦と堀内誠一」の書籍化。全書簡をカラーで収録した上、編者・巖谷國士による詳細な注釈と解説を付す。

+関連・リンク+
晶文社
Dracomania

昨日に続いて、また澁澤関連本を。
ちょっとした澁澤祭り(?)です…。
澁澤龍彦は今年生誕80年。
昨年辺りから色々と展覧会も企画されていたりして。
幾つか行きましたが、様々な視点から澁澤の姿を見ることができ、
文学、絵画、演劇など、複数のジャンルを
リンクさせる役割を担った人だったんだなぁと実感。
エッセイの他、小説なども、
いつまでも煌きを放ち、古びない内容がとても魅力的です。
読みたい度60%

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2008/06/17

『澁澤龍彦』

澁澤龍彦 著
筑摩書房 880円(税別) ISBN978-4-480-42518-8 08.6刊

+内容+
空飛ぶ大納言
高丘親王航海記より
   儒艮
   蘭房
狐媚記
護法
鏡と影について
玩具のための玩具
ミューゼアム・オブ・カタクリズム
胡桃の中の世界
海胆とペンタグラムマ
愛の植物学
サド侯爵
反社会性とは何か
狂帝ヘリオガバルスあるいはデカダンスの一考察
アンドロギュヌスについて
穴ノアル肉体ノコト

ちくま日本文学(018)
『ちくま日本文学全集』(1991~93年)を、いまの時代にあわせたセレクション、新しい装本で刊行。
「オブジェとしての肉体」という思想の「反社会性」

+関連・リンク+
筑摩書房
Dracomania

多分ほとんど読んでいるハズですが…
エッセイはタイトルまで覚えていなかったりするので、モレがあるかも。
他の文庫では読めないものが数点あったりすると、
買おうかどうか非常に迷います。
こういうアンソロジーのようなスタイル、結構悩ましい…。
読みたい度50%

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2008/06/02

『セクシィ古文!』

田中貴子,田中圭一 著
メディアファクトリー 900円(税別) ISBN978-4-8401-2314-3 08.5刊

+内容+
第1章 すごいアソコ!
第2章 同性愛もOK、OK!
第3章 ひとりエッチ大好き!
第4章 THE・変態!
第5章 普通のセックス?

ナレッジエンタ読本
『源氏物語』をはじめ、有名な古典からずば抜けてエッチな24場面を厳選。古文を見る目が180度変わる驚きの入門書!「日本で最初のセックスは後背位だった?」「光源氏はボーイズラブもOK!」「仏像とヤッた男がいる?」「包茎はきぬかつぎと呼ばれていた?」「日本最古の女性のひとりエッチはこれだ!」……気鋭の国文学の研究家が厳選したテキストを、当代随一の“笑える下ネタ漫画”作家がコミカライズ。日本の古文史に輝く「エロティックな古文」を読みとく。原文&漫画&解説を笑いながら読むうちに、今も昔も変わらないアホでエッチな、明るい日本人の姿が浮かび上がってくる!

+関連・リンク+
メディアファクトリー

古文もエロですか…
読みたい度45%

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2008/06/01

『萌える日本文学』

堀越英美 著
幻冬舎 1,500円(税別) ISBN978-4-344-01483-1 08.3刊

+内容+


メイド
ツンデレ
眼鏡っ娘・文学少女
百合
つるぺた・ろりぷに
泣き
鬱展開
人外・ケモノ
その他・萌え属性別
その他・萌えシチュ別

夏目漱石はツンデレ美女に、泉鏡花は姉に、太宰治はメガネっ娘に、堀辰雄は病弱美少女に、中勘助は幼女に、川端康成は不幸美少女に萌え萌え。日本近代文学が“萌え”の宝庫であることを完全解明!!

+関連・リンク+
幻冬舎

日本文学も萌えますか…
読みたい度45%

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2008/05/24

『バガヴァッド・ギーター』

鎧淳 著
講談社 1,000円(税別) ISBN978-4-06-159864-5 08.3刊

+内容+古代より愛誦されつづける「神の歌」 珠玉の聖典。「神の歌」を意味する『バガヴァッド・ギーター』は、叙事詩の傑作〈マハーバーラタ〉中の最も感動的挿話であり、インドの人びとが古来愛誦してきた珠玉の聖典である。「私利私欲を離れ、執着なく、なすべき行為を遂(は)たせ」と神への献身的愛を語り、今日なお、多くの人の心に深い感銘を与える。本書は懇切な訳注と詳細な事項索引を付す原典訳である。

講談社学術文庫

+関連・リンク+
講談社

昨年から読み始めて、いまだなかなか進まない、
上村勝彦訳『原典訳マハーバーラタ』(ちくま学芸文庫)。
話が面白いところと、そうでないところの落差が大きく、
(訳の問題ではなく、読んでいる自分にインドの神々の知識が少ないので…)
途中の章の「バガヴァッド・ギーター」を早く読みたいのに、
そこまで辿り着けないんですけど…(汗)
読みたい度55%

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2008/01/08

『私を変えたこの一冊 作家24人の名作鑑賞』

集英社文庫編集部編
集英社 457円(税別) ISBN978-4-08-746171-8 07.6刊

+内容+
「地獄変」芥川龍之介―トレーニング(北方謙三)
「河童」芥川龍之介―哀しみの河童(夢枕獏)
「野菊の墓」伊藤左千夫―隠れ野菊はいまもいる(久世光彦)
「伊豆の踊子」川端康成―恋の垣根(橋本治)
「女たちへのいたみうた金子光晴詩集」金子光晴―男たちへのいたみうた(小池真理子)
「ふしぎの国のアリス」キャロル―ファンタジーの原点(阿刀田高)
「青い麦」コレット―恋の原型の小説(田辺聖子)
「堕落論」坂口安吾―覚醒する安吾(立松和平)
「清兵衛と瓢箪・小僧の神様」志賀直哉―ぼくの得意枝(原田宗典)
「汚れつちまつた悲しみに…中原中也詩集」中原中也―1971年の中原中也(秋元康)
「坊ちゃん」夏目漱石―正義と愛(ねじめ正一)
「三四郎」夏目漱石―十五歳の春(三田誠広)
「夢十夜・草枕」夏目漱石―小説における映像主義の発明とその挑戦(大林宣彦)
「吾輩は猫である」夏目漱石―牛の涎(谷川俊太郎)
「怪談」ラフカディオ・ハーン―『怪談』の静寂について(清水義範)
「たけくらべ」樋口一葉―大和ことばの柔らかさ(俵万智)
「偉大なギャツビー」フィッツジェラルド―偉大さと華麗さの間で(柳美里)
「車輪の下」ヘッセ―ハンス・ギーベンラートの哀しみ(畑山博)
「風立ちぬ」堀辰雄―生きようとする祈り(氷室冴子)
「銀河鉄道の夜」宮沢賢治―ひかりをさがして(武田鉄矢)
「高瀬舟」森鴎外―翻訳の不可能なる(林望)
「安南の王子」山川方夫―「血のつながり」の重さ(群ようこ)
「遠野物語」柳田国男―小さな、過激な本(中沢新一)
「怪盗ルパン 奇巌城」ルブラン―探偵小説への道案内人ルパン(大沢在昌)

集英社文庫
読書感想文のお手本に最高の読書エッセイ集。作家の人は青春時代どんな本を読んで作家になったのだろう。北方謙三、田辺聖子ら24人の人気作家は名作のどこに感動したのか。本を読み作家と出会う喜びがギッシリつまったゴージャスな鑑賞集!

+関連・リンク+
集英社

24人の中には自分の嫌いな作家がいたりしますが…(苦笑)
この作家がこんな作品を取り上げているんだ!という意外なものもありましたね。
読みたい度50%

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2007/12/30

『ちょっと本気な千夜千冊虎の巻 読書術免許皆伝』

松岡正剛 著
求龍堂 1,600円(税別) ISBN978-4-7630-0721-6 07.6刊

+内容+
序 千夜千冊の誕生―なぜ千冊の本が全七巻になったのか
1 遠くからとどく声―少年少女のころの本がセピア色にいまよみがえる
2 猫と量子が見ている―カンブリア紀からホーキングまで、「読書する科学」をひもといていく
3 脳と心の編集学校―本は記憶と再生のための編集装置である
4 神の戦争・仏法の鬼―ドストエフスキーとフロイトが投げかけた謎
5 日本イデオロギーの森―この国の奥を見るために、七つの読書モデルをつかってみる
6 茶碗とピアノと山水屏風―古今東西のアーティストごとに本を読む
7 男と女の資本主義―貫一お宮からディートリッヒまで・フェミニズムからネット市場まで

この一冊で千冊を語り、この一冊で千冊を読む。全集「松岡正剛 千夜千冊」の攻略本としてのみならず、全集「松岡正剛 千夜千冊」の体験版として本書があることはもちろんのこと、暗号解読法、目次読書法、マーキング読書法、要約的解読法、図解解読法など、セイゴオ式読書術のノウハウも読者に公開。「なぜそんなに多くの本が読めるのか?」「いつ読んでいるのか?」「苦手な分野の本はどのようにして読むのか?」など、読者の素朴な疑問にも優しく回答。4万部の大ヒット『17歳のための世界と日本の見方』(春秋社)でファンになった読者が「次に読むべきセイゴオ本」としても大注目。また松岡正剛書下ろし<擬画><遊書>を多数掲載。

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求龍堂
松岡正剛の千冊千夜 遊蕩篇

2004年10月に「Les Livres」を始めてから3年2か月が経過しました。
過去にも書いたと思いますが、
松岡正剛氏の書評サイト『千夜千冊』を見て、
面白いコンセプトだなと感じたことが、
このブログを始めたきっかけでした。
“一日一冊、本を取り上げる。”
読書評を書き続けるのは自分には難しいけれど、
気になった本を紹介することならば続けられる、ということでとりあえずスタート。
そして、今回の一冊で、お蔭様でようやく一千冊に到達しました。
気の向くまま好きなジャンルの本ばかりを取り上げていたにもかかわらず、
継続して見て下さる方もいらっしゃったようで、本当にありがたいことです。
更新の間隔がかなり開いてしまった時期もありましたが、
ここまで続けることができましたのも
コメント、メッセージを寄せてくださった方々のお蔭です。
一応目標の一千冊にたどり着きましたが、
これからも気負わずに、できるだけ細く長く続けていきたいと思っています。
今後ともよろしくお願い致します。
読みたい度80%

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